訪問日 令和3年5月31日
高岡山 瑞龍寺
富山県に入ると必ず訪れるのが「伽藍瑞龍」と云われる、この寺である
総門(重要文化財)
正面幅三間の薬医門形式で正保年間
伽藍は、鎌倉時代広く我が国にもたらされた中国の寺院建築を模して建立されたもので、総門・山門・仏殿・法堂を一直線に配列
山門(国宝)
住職お勧めの撮影ポイント(全ての建物が見える場所)
現在の門は文政3年(1820年)の建立 高さは約18m
二重門で屋根は入母屋造、杮葺き
上層と下層の屋根の出があまり変わらないのは、積雪時に上層屋根から落下した雪が下層屋根に当たるのを防ぐため
瑞龍寺は曹洞宗寺院だが、山号「高岡山」は黄檗宗の隠元が揮毫している
仁王像
仏殿(国宝)
万治2年(1659年)の建立
当初、屋根は杮葺きであったが、現材は総重量約47トンの鉛瓦葺き
俗説では非常時に250万発の鉄砲の弾にするためともいうが、実際は冬季の積雪対策のためだという
堂内
本尊の釈迦如来と、普賢菩薩、文殊菩薩の釈迦三尊像
前田家の家臣、長連頼九郎左衛門より明暦4年(1658年)に寄進されたといわれる天蓋
達磨大和尚
元老和尚 大禅師
傳大士
大権修理菩薩
法堂(国宝)
明暦元年(1655年)の建立 総桧造りの入母屋造、銅板葺き
扁額には寺号の「瑞龍寺」
二代藩主前田利長の位牌を建物中央奥に安置
手前の3部屋の前面には広縁(板間)があり、その前面は左右に細長い土間廊下
こうした平面形式は曹洞宗建築の特色を示す
堂内装飾品
天井には狩野安信筆四季の百花草が描かれている
欄間
大茶堂(重要文化財)
防火建造物である土蔵造りの手法を用い、外壁を大壁とし、内部は土天井とするなど大変珍しい
賓頭盧尊者像
茶室
石廟(石川県指定文化財)
前田利長、前田利家、織田信長、同室正覚院、織田信忠を祀る5つの石廟が並ぶ
大伽藍を囲む約300mの回廊
禅堂(重要文化財)
「選佛場」の額
選仏場とは、修行僧の坐禅道場のこと
初めて訪れた時には堂内に入った記憶があるが、現在は立入禁止
年季の入った魚板
東司の守護神 烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)
浴室の守護神 跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)
大庫裏(重要文化財)
韋駄尊天
延命地蔵菩薩
鐘楼
拝観を終え見事に掃き清められた砂地の参道を歩き駐車場に戻る
撮影 令和3年5月31日
高岡山 瑞龍寺
富山県に入ると必ず訪れるのが「伽藍瑞龍」と云われる、この寺である
総門(重要文化財)
正面幅三間の薬医門形式で正保年間
伽藍は、鎌倉時代広く我が国にもたらされた中国の寺院建築を模して建立されたもので、総門・山門・仏殿・法堂を一直線に配列
山門(国宝)
住職お勧めの撮影ポイント(全ての建物が見える場所)
現在の門は文政3年(1820年)の建立 高さは約18m
二重門で屋根は入母屋造、杮葺き
上層と下層の屋根の出があまり変わらないのは、積雪時に上層屋根から落下した雪が下層屋根に当たるのを防ぐため
瑞龍寺は曹洞宗寺院だが、山号「高岡山」は黄檗宗の隠元が揮毫している
仁王像
仏殿(国宝)
万治2年(1659年)の建立
当初、屋根は杮葺きであったが、現材は総重量約47トンの鉛瓦葺き
俗説では非常時に250万発の鉄砲の弾にするためともいうが、実際は冬季の積雪対策のためだという
堂内
本尊の釈迦如来と、普賢菩薩、文殊菩薩の釈迦三尊像
前田家の家臣、長連頼九郎左衛門より明暦4年(1658年)に寄進されたといわれる天蓋
達磨大和尚
元老和尚 大禅師
傳大士
大権修理菩薩
法堂(国宝)
明暦元年(1655年)の建立 総桧造りの入母屋造、銅板葺き
扁額には寺号の「瑞龍寺」
二代藩主前田利長の位牌を建物中央奥に安置
手前の3部屋の前面には広縁(板間)があり、その前面は左右に細長い土間廊下
こうした平面形式は曹洞宗建築の特色を示す
堂内装飾品
天井には狩野安信筆四季の百花草が描かれている
欄間
大茶堂(重要文化財)
防火建造物である土蔵造りの手法を用い、外壁を大壁とし、内部は土天井とするなど大変珍しい
賓頭盧尊者像
茶室
石廟(石川県指定文化財)
前田利長、前田利家、織田信長、同室正覚院、織田信忠を祀る5つの石廟が並ぶ
大伽藍を囲む約300mの回廊
禅堂(重要文化財)
「選佛場」の額
選仏場とは、修行僧の坐禅道場のこと
初めて訪れた時には堂内に入った記憶があるが、現在は立入禁止
年季の入った魚板
東司の守護神 烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)
浴室の守護神 跋陀婆羅菩薩(ばったばらぼさつ)
大庫裏(重要文化財)
韋駄尊天
延命地蔵菩薩
鐘楼
拝観を終え見事に掃き清められた砂地の参道を歩き駐車場に戻る
撮影 令和3年5月31日
さすが 加賀表万石 立派な素晴らしいお寺に 存在も知らなかったので とても驚きでした。
総門・山門・仏殿・法堂と 一直線状にあり お堂と砂利と芝生の 調和の良く とても綺麗な素晴らしいお寺でした。
内部など 案内人さんの後に付いて見学したのですが 見逃しているのを 沢山の写真から拝見 とても勉強になりましたわ。
十数年前に寺社巡りなど全く興味のなかった時に、何処にも行くあてもなく五木寛之氏の百寺巡礼という番組の中で前田利長・利常の話しに感動したのを思い出し訪れたのが最初でした。
境内に入ると京都や奈良の有名寺院にも負けないくらいの立派な伽藍に驚いたことが思い出されます。この寺は住職を含め解説をしていただけるのも大きな魅力でもあります。
また、私のように写真を撮りたい者にとっては自由度が高く、一部を除いて撮ることができます。写真の枚数が増えているのも、そういった事からです。
写真が参考になったと知って嬉しく思います。
また、よろしくお願いします。