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今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

旦飯野神社(新潟県阿賀野市宮下968番地)

2025年03月21日 | 神社・仏閣
訪問日 令和6年9月23日

旦飯野神社(あさいいのじんじゃ)
日出ずるところ 始まりのときを意味する「旦(あさ)」
眼下に広がる豊かな越後平野を現す「飯野(いいの)」
この郷に稲作を初めて伝えたという

鳥居
秋分の日の振替休日ということもあり、近くの駐車場は満車で少し離れた場所に駐めた



道の駅で得た情報で訪れたが千年以上の歴史を持つ神社だという



手水鉢
石鉢は、阿賀野市村杉温泉のラジウムを多く含んだ石
水は旦飯野神社の清らかな地下水で流水を直接手に取るとのこと



「旦飯野神社」と書かれた鳥居を進む



神門
明治初期に建てられた神門



参拝者の多くが神門の彫刻を移動しながら眺めていた
彫刻は十一支



後に知ったが、十二支のうち何故か一つ彫られていない干支があり、それを探していたようだ



狛犬
神門の足元にある愛嬌のある「こま犬さん」



撫で狛犬のようで、多くの参拝者の手により輝いていた



石段
「長い石段」の先に社殿がある



石段の左右には苔が地面を覆っている



苔の美しさは未だ理解できないが、長い階段では呼吸を整えるために眺めている






拝殿
神様のおさがり
旦飯野神社では、おみくじや福飴、御朱印などを神様からの「おさがり(めぐみ)」として参拝者に無料で配っている
そのような事もあり、拝殿前は家族連れで賑わっていたので社殿周囲を散策することにした



雷神社
耳が不自由な方を助け、お守りする
耳を表す「おわん」が供えられている



三峰神社
粟嶋神社(婦人病、産後を守る神様)、三輪神社、香椎宮の合祀社



御神霊石
社殿の裏にある直径1.5メートルほどの大きな「御神霊石」



神様が宿る石として、触れると神様の御力が授かるとされている
邪気を祓い、災難を消除し、様々なご利益があるといわれている



人の手を一切加えていない天然のままの丸い形状は、妊婦のおなかにも似ている



とんがり石と丸石
左手をとんがり石に、右手を丸石に置くと、負の力をとんがり石が吸い込み、正の力を丸石がもたらすといわれている



本殿
創建は、御宇元年(391年)大山守皇子へ貢米を奉った際に「角鹿笥飯大神、飯津神を祭れば汝の里に百姓また種物が出来る」との御教によって、旦飯野神社と号し、奉祭したことによる
長野麿(神官の大祖)が、応神天皇(第15代天皇)の御弓、御衣、御石を祀ったとされる八幡宮
祭神:誉田別命(応神天皇=八幡大神)



村を開拓した長野麻呂という人物の子孫である鈴木氏が代々神職を務めているようで、その歴史は約1700年以上も遡る






大山祗神社
山を守る神様、山を支配する神様



伊夜彦神社と薬神社
伊夜彦神社(木々を守る神様)と薬神社(薬の神様)の合祀社



旦飯野神社御神田令和六年初穂



私も形の良い穂を選んで持ち帰ることにした






再び拝殿へ
ご祈祷が行われていたので静かにお参りをして移動した



もりのこみち
帰りは鎮守の森の中にある遊歩道をゆっくり歩く



稲荷神社
五穀豊穣と商売繁昌の神様



持ち帰った「初穂」とともに



神門に戻る



「神様のおさがり」を初めて経験した
多くの神社を巡ってきたが、これほど清々しい気持ちになったのは初めてだ






撮影 令和6年9月23日

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