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今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

2017 砂の美術館 その1(鳥取県鳥取市福部町)

2017年12月28日 | 博物館・美術館・記念館
砂の美術館
秋の車旅で、九州に行く途中に必ず立ち寄ると決めていた
5年前に最初に訪れたときから砂像に魅了され、今回が3回目になる



美術館入り口



第10期 砂で世界旅行・アメリカ編
砂像彫刻家の写真。総合プロデューサーは、日本の茶圓 勝彦



制作の様子をDVDで確認後会場に入る

アメリカの美術<ウィルレッド・スタイガー(オランダ)>
1940年代戦禍を避けるためヨーロッパからの移民が増え、刺激を受けた国内の画家たちが活躍
ニューヨークがパリに代わって芸術の中心地になった



アンディ・ウォーホルとジャクソン・ポロック



繊細で崩れやすい砂を巧みに操り作品に仕上げる



アメリカの文化~映画産業~<トーマス・クォート、ジル・ハリス(アメリカ)>
ハリウッドに映画撮影所が作られて以来映画の都として発展
俳優の魅力を最大限引き出す映画作りを行い多くのスターを輩出する



アメリカの大スターでも知らない俳優もいる



西部劇のジョン・ウエィンか…



奥のチャップリンはわかるが…



誰もが知っているマリリン・モンロー



2階から撮してみた。自然光の力で砂の色や影が時間の経過と共に変化していく



側にいる人と比べると像の大きさが理解できると思う
亀裂の入っている部分があるが、修復しながら展示をしている



アメリカンライフ<ダン・ベルチャー(アメリカ)>
第二次世界大戦後、世界の経済の中心になったアメリカは安定と繁栄の時代を迎え、「古き良きアメリカ」と語り継がれている






ファーストフードや自動車は各国に広がり世界中に影響を与えた



アメリカのスポーツ<ダニエル・ドイル(アイルランド)>
スポーツにおける成功は人種や身分に関係なく富と名声が得られる
このアメリカンドリームがスポーツ大国をつくりあげた






人気のアメリカンフットボール



ベースボールとボクシング。確かに今も熱狂している



ヘルメット内の表情もリアルに表現されている






撮影 平成29年9月29日
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多治見市モザイクタイルミュージアム(岐阜県多治見市笠原町)

2017年12月13日 | 博物館・美術館・記念館
多治見市モザイクタイルミュージアム
道の駅「瀬戸しなの」に宿泊。いつもはコーヒーに菓子パンを食べながら行き先を決める
この日は珍しく寝床の中でスマホに向かって「最寄りの観光地」で検索
若い女の子のブログを見てここに行こうと決めた

この建物の形、面白いというか、驚いてしまう。建築家 藤森照信氏の作品



入口の案内がなければどこから入っていいのかわからない
真っ直ぐ行くと近いのに、遠回りをさせられるため、不思議な建物をじっくり見たり考えたりする時間を与えてくれる



4階建ての大きな建物だが、小さな入口が一つ
内部の様子がわからない上に、ドアの取っ手もなく不安になる
頼もうと言ったらいいのか、開けゴマと言ったらいいのか…、恐る恐るドアに近づくと何と自動で開いた



入館料は300円。館内の撮影も一部を除いて問題なし
順路が決められていて階段で4階まで上がる



階段にも工夫があるらしい
天井が高い、照明と自然光の調和、展示品…が頭に浮かんだが…



2階階段の展示品。足にしか見えないが、色々考えたので「考える脚」に



3階・4階へと続く階段。他のブログによると手前を広く、奥を狭くしているそうだ



4階 展示室
床から天井まで白いタイルに覆われた空間になっている
建物の壁がこの部分のみ丸く、くり抜かれていて外気に接している



この日は快晴で問題ないが、雨や風の日、冬には雪なども入ってくる。この発想も凄い



4階では館長に話しかけられ熱のこもった説明を受けた(周囲に男は私一人だったためか)
プロのカメラマンも撮影に来ているそうだ。皇室の真子様も来館されたという

紐の部分に付着しているのは、もちろんモザイクタイル。見せ方もすばらしい



数多くの展示作品より、私の好きなものを少し



本当に魚が泳いでいるような感じがする









作品の展示の仕方も素晴らしい



安芸の宮島



松島



桜井の別れ






マリリン・モンロー









日本人の手にかかると、タイルも芸術品に変わる









建物の大きさを知ってもらうために人物を入れてみた
女性の姿が圧倒的に多い、というより男は私一人



部屋の中央に置かれている巨大な作品



竹をイメージしているようにも思えるが



雨露による壁の染みも年月の経過と共に作品になるよう設計されているという



3階・2階 展示室
3階の展示室は多治見のモザイクタイルの製造工程や歴史をたどるコレクション



多治見市はモザイクタイル生産量が日本一だということを館内で初めて知った






山内逸三
笠原のモザイクタイルの先駆者。若い女の子はこの横で記念撮影。いい男はモテる



係の男性の話では来場した若い女性のSNSの影響により、予想をはるかに上回る来場者に驚いているそうだ



HP開くと安全確保のため入場制限するという記載もある



階段を降り1階へ向かうが、新たな女性グループが4階を目指している



1階 ショップと体験工房
タイルを貼った車が展示されている






居心地が良く2時間も滞在。外へ出るとカメラを構えている男性がいたので声をかけた
作品を作成中で、建物にふさわしい女性を待っているようだ



撮影 平成29年9月26日
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日本浮世絵博物館 その2(長野県松本市島立小柴)

2017年11月07日 | 博物館・美術館・記念館
日本浮世絵博物館
約10万点(うち肉筆浮世絵が約千点)の収蔵品は質・量ともに日本でも有数の浮世絵博物館である
訪れた期間は、桜を描き込んだ歌麿、英泉、豊国、広重、芳年、年方、巴水、吉田博らの名所絵、美人絵、役者絵などを展示していた









来館者のなかには西洋の外国人の姿もあり、一枚一枚注視し、うなずきながらみている姿が印象的だった






私より熱心に写真を撮っている外国人も
浮世絵は特別なのかも知れない












この絵は上野の寛永寺を訪れたときに昔の風景という内容で写真が掲載されていた
上野寛永寺(清水観音堂)












撮影 平成28年5月19日
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日本浮世絵博物館 その1(長野県松本市島立小柴)

2017年11月06日 | 博物館・美術館・記念館
日本浮世絵博物館
絵を描く知人の影響で、車旅期間中の雨の日などは美術館や博物館に行くことが多くなった
その中でも浮世絵や墨絵などを好んでみる。この日は晴天であったが自然足が向いた



調べてみると、収蔵品は江戸時代松本の豪商であった酒井家5代200年にわたる「酒井コレクション」が中心となっている
撮影禁止の文字やマークが無かったため係の女性に確認するとフラッシュ撮影以外は可能とのこと



展示室内部はこのようになっている。絵を保護している額のガラスに室内の照明が反射している作品も多い



博物館には、師宣、政信、春信、春章、文調、清長、写楽、歌麿など多岐にわたる所蔵品が展示されている
私が撮った作品はコントラストと彩度を上げているため、実際の色彩とは異なっている












作品に室内の照明が写り混まないようにして撮っているため、実際の作品の構図と大きく異なっている
























すでにお気づきだと思うが、今回は全て女性を描いたもの
























撮影 平成29年5月19日
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サントリー白州蒸留所(山梨県北杜市白州町鳥原)

2017年10月30日 | 博物館・美術館・記念館
サントリー白州蒸留所
私の世代は所謂ウイスキー派で、特にサントリーにはお世話になった
朝ドラ「マッサン」の影響で低迷していたウイスキーが復活したのは嬉しい
各工場が販売している限定ウイスキーを購入する目的で訪れたのだが……



受付で工場見学の有無を確認された
見学したいと言うと1000円ですと…。ニッカは無料だと言いたかったが我慢した
博物館で待つようにと言われ向かった
50~60m程歩くのだが森に囲まれ気持ちがいい



ここが待機場所になる



周辺を撮ってみる






若い男性の案内人の指示でバスにて見学することを告げられる
大まかな製造工程から説明されるが、説明の仕方が実に上手い



工程を耳で聞き、目で見て、鼻で嗅ぎ、手で触り、試飲する
人間の五感に刺激を与えてくる点は見事だ



仕込



麦芽と水により「麦汁」をつくる



発酵



麦汁に酵母を加え「もろみ」をつくる。酒が苦手な人はこの発酵の匂いで酔うことができる



蒸溜
ガラスに反射して写っているのは私だ。ここだけガラス越しの見学になる



もろみをポットスチルにより「原酒」を生み出す



樽の材料



白州工場には350万樽が保管されていて、毎日5万樽の原酒が蒸発しているという



見学者通路には化粧してある樽を、それ以外の樽はすっぴんでシンプル
一つの樽を3~4回使い回すということも知った



この後、試飲会場へ。私は運転手として参加しているため眺めているだけ
隣の人の話しでは白州も高級酒だが原酒は香り、味とも別格とのこと
水割り、ハイボールの作り方の説明もあり参考になった

ウイスキー博物館
限定販売のウイスキーを数本購入しようと思っていたが、一人一本とのこと。酒飲みの友人の土産にした



閉門時間も近くなり駆け足で見学する






「マッサン」のドラマでも話題となったポスター



撮影 平成29年5月18日
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浜松市立博物館(静岡県浜松市中区蜆塚)

2017年06月26日 | 博物館・美術館・記念館
浜松市立博物館(はまはく)
昨夜からの雨が降り止まず、天気予報も終日雨。このような日は美術館か博物館で過ごすようにしている
ネットで調べてみると比較的近くに博物館があった
歴史系博物館で、原始から近代まで、浜松地域の歴史資料を紹介している

ナウマンゾウの復元
館内に入り最初に視界に入ってくるのが「ナウマンゾウ」



浜松市西区佐浜町で化石が発見された



浜名湖が形作られた10~35万年前、入り江付近にはワニが生息し、陸地にはゾウがいた



蜆塚屈葬人骨「蜆塚遺跡 第25号人骨」
蜆塚(しじみづか)遺跡から縄文人の墓地が見つかった
4000年前の人物の骨格や埋葬方法がわかった貴重な遺跡



貝塚の貝殻



土器



詳細は不明だが仏像が展示してあった



仏像を撮る機会が少ないので貴重な経験だ



普段は一眼レフで撮っているが、雨脚が強く博物館にはコンデジとスマホを持ち込んだ
スマホも驚くほど良く撮れる



テーマ展として「浜松の林業の道具」、屋外では史跡 蜆塚遺跡が公開されていたが、雨が激しく断念

撮影 平成29年5月13日
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国立西洋美術館前の彫刻(東京都台東区上野公園)

2017年03月08日 | 博物館・美術館・記念館
「東博」を後にして上野駅に向かう途中の彫刻を撮る
北海道へ帰る航空機の時間も迫ってきていたため、かなり焦って撮った

東京国立博物館東洋館
ヒッチコックや横溝正史と同じように私も画面に時々顔を出す



野口英世銅像
国立科学博物館前にある
昔、麻雀をやっていた頃、ツモ・ロン含めあがった時に一言発しなければいけないという決め事があった
「ロン、野口英世です」「なんでよ~」「手が悪かったけど頑張りました」



国立西洋美術館(世界遺産)
博物館の前に美術館にも入館しようかなと思っていたが人の数に圧倒されあきらめた
夕方になると並んでいる人も少なくなっている



「弓をひくヘラクレス」:ブールデル 
ブールデルの名を不朽のものとした作品
ギリシャ神話の英雄へラクレスが怪鳥ステュムファリデスを射るために渾身の力で弓をひき、まさに矢を放とうとする瞬間を捉えている



「地獄の門」:ロダン
4・5年前3泊4日で鎌倉と上野公園界隈を訪れたとき、ライトアップされたこの彫刻がとても美しく何枚も撮ったことがある
ところが記憶メディアの不具合からすべての写真が駄目になってしまった



「アダム」:ロダン



「エヴァ」:ロダン



「考える人(拡大作)」:ロダン



「カレーの市民」:ロダン
ファインダーを覗いて、この彫刻は凄いと感じた。次回は考える人になって撮ってみたい

  
 
撮影 平成28年11月9日
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東京国立博物館 その2(東京都台東区上野公園)

2017年03月07日 | 博物館・美術館・記念館
前回訪れたとき係の人から東洋館の存在を教えてもらった
だが、帰りの航空機の関係で駆け足で廻ったため、今回は余裕をもってと考えていた
ところが、その時開催されていた特別展に夢中になってしまい今回残された時間は15分

菩薩立像






如来三尊立像






光背背面には結縁者の名前と姿が彫られている



観音菩薩立像






十一面観音龕






如来三尊仏龕(重要文化財)






菩薩交脚像






如来坐像






パシェリエンプタハのミイラ






短時間であったため、前回印象に残ったものだけを撮ってしまった
それにしても「東博」奥が深い、あっという間の4時間であった
法隆寺宝物館も開館されていたがあきらめた

撮影 平成28年11月9日
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東京国立博物館 その1(東京都台東区上野公園)

2017年03月06日 | 博物館・美術館・記念館
最近では東京を訪れる機会があったとき必ず立ち寄る場所が「東博」である
常設展示だけでも十分満足できるのだが、特別展で「禅-心をかたちに」と「平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち」が開催されていた
*説明文は東博HPから

埴輪 挂甲武人(国宝)
挂甲と頬当・錣の付いた衝角付冑に身を固め,両腕には籠手をつける
鞆を巻いた左手には弓を執り,右手を大刀の柄にかけ,完全武装の東国武人の姿を表している



 


銅鐸(国宝)
銅鐸は弥生文化を特徴づける国産青銅器である
この銅鐸は様々な原始絵画が描かれた銅鐸として著名なものである
こうした絵画は,銅鐸が農耕祭祀と深い関わりを持った祭器であるという解釈の重要な拠り所ともなっている



ハート形土偶(重要文化財)



銅鐸(重要文化財)
20センチ前後の大きさの「かね」として誕生した銅鐸は,徐々に音を奏でることのない大型で装飾性のきわめて高い祭器へと変質した
それは「聞く銅鐸」から「見る銅鐸」への変貌というにふさわしい
この銅鐸は最も新しい型式に属し,高さ・重量ともに日本最大の銅鐸である



斜縁二神二獣鏡(重要文化財)



三角縁神獣鏡(重要文化財)



変形方格規矩文鏡(重要文化財)



画文帯同向式神獣鏡(重要文化財) 



三角縁同向式神獣鏡(重要文化財) 



神人車馬画像鏡(重要文化財)  



狩猟文鏡(重要文化財)



埴輪 腰かける巫女(重要文化財)
両肩に襷を掛け,意須比と呼ばれる右前合わせの衣に,幅広い帯を締める
髪は島田髷に結い,輪状の髪飾りをつける
二重の頸玉・足玉に,手玉・耳飾と盛装し,左腰には鈴鏡と香袋を帯にとめる



腰掛けは古墳に副葬される石製品や埴輪の椅子に似ており,この埴輪が神に仕える神聖な巫女を表現したものであることを窺わせる



須恵器 蓋坏、堤瓶残欠(重要文化財)






王者の武装(国宝)
1 金銅龍文帯金具 2 金製品残片 3 刀装具



横矧板革綴短甲(国宝)



竜文素環頭大刀(国宝)



鉄剣(国宝)



中国鏡と国産鏡(国宝)



金銅製沓(国宝)






埴輪 猿(重要文化財)



蔵王権現像(重要文化財)



押出蔵王権現像(重要文化財)



鴟尾






撮影 平成28年11月9日
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土門拳記念館<酒田市写真展示館>(山形県酒田市飯森山)

2016年06月25日 | 博物館・美術館・記念館
車旅で神社仏閣を巡ることが多いが、実は土門拳記念館に展示されている写真にかなり影響されている
この記念館の写真を見て感動した寺や仏像巡りをするためにこれまで全国を走り回ってきた
室生寺や永保寺、三仏寺投入堂などは特に記憶に残り、何度か訪れた

土門拳記念館
飯森山公園内に土門拳記念館がある



土門拳は、自分の全作品を郷里酒田市に贈り、酒田市はそれに応え、1983年土門拳記念館を完成させた



土門拳の全作品7万点を収蔵
「古寺巡礼」「室生寺」「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」「文楽」「風貌」などの作品を順次公開している



メインの展示室内の様子。この日は入館者もまばらでその少なさに驚いた
この感動を多くの人と共有したい。関係者ではないが、そう願っている



土門拳の愛した室生寺
私の一番好きな仏像が室生寺にある。「十一面観音立像」がそうだ
内陣で拝観したとき「探していたものを見つけた」と確信した。その顔をみるため4度訪れた



この永保寺の写真は何度見ても驚き、感動する
この写真に影響され誘われるように何度か訪れた



館内の売店でいつものように来館記念品を物色する
今回はデザインが変わったキーホルダーと雑誌を購入
記念館を撮るため車に戻りカメラを持参する

「拳湖」と彫られた石



記念館前にある、これが「拳湖」なのか



少し離れた所から記念館を撮ろうとしたときに「私のレンズと同じですね」と同世代の男性から声をかけられた
種類は忘れたが鳥を撮るため3時間ほど粘ってみたが駄目だったと話してくれた
同じ趣味を持つ人間は話が合うし実に面白い
話題が次々と湧き出てきてつい時間が経つのを忘れてしまった



撮影 平成28年5月16日
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東京国立博物館 その7(東京都台東区上野公園)

2015年11月23日 | 博物館・美術館・記念館
東京国立博物館 東洋館
「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示している

インド・ガンダーラの彫刻
2世紀~5世紀のガンダーラ(パキスタン北西部)とマトゥラー(インド北中部)の仏像を中心に紹介していく。
 
作品23
仏像の顔は東洋というより、鼻筋のとおった西洋人の顔立ちをしている



作品24



作品25



作品26



作品27



作品28



作品29



作品30



作品31



作品32



作品33



作品34



作品35



作品36



作品37



作品38



作品39



作品40



作品41「ミイラ」
ミイラを見るのは初めてで、とても興奮した。









撮影 平成27年10月14日

 
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東京国立博物館 その6(東京都台東区上野公園)

2015年11月22日 | 博物館・美術館・記念館
東京国立博物館 東洋館
「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示している

中国の仏像
インドから中国に仏教が伝わったのは紀元前後頃
南北朝時代に入ると、寺院の造営が行なわれるようになり、仏教は中国でも大いに隆盛した
東洋館では壁際に置かれ展示されている



作品11



作品12



作品13



作品14



作品15



作品16



作品17



作品18



作品19



作品20






作品21



作品22



撮影 平成27年10月14日
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東京国立博物館 その5(東京都台東区上野公園)

2015年11月21日 | 博物館・美術館・記念館
東京国立博物館 東洋館
「東洋美術をめぐる旅」をコンセプトに、中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術と工芸、考古遺物を展示している

本館の親切な係員から「東洋館」の存在を聞き、限られた時間ではあったが入ることにした
この日は午後6時に羽田空港から千歳空港へ帰る予定で、遅くても午後4時30分には博物館を出なくてはならない
残された時間は30分

中国の仏像
インドから中国に仏教が伝わったのは紀元前後頃
南北朝時代に入ると、寺院の造営が行なわれるようになり、仏教は中国でも大いに隆盛した

作品01
時間がなかったため、駆け足で目の前にある仏像を撮っていく。したがって、作品名や年代など記載することができない
最初の仏像は上品でとても美しく、記憶に残っている



好みの仏像は、掲載する写真も多くなる






作品02



他の作品にもみられるが、鼻が損傷している仏像が多い感じがする



作品03 如来三尊立像(重要文化財)
 


写真では分かり難いが、仏像に厚みがないため、横から見ると違和感がある



作品04
中国の仏像とは思われない顔立ちをしている



仏頭というと興福寺に展示されている、山田寺の仏頭を思い出す



作品05



作品06



作品07



作品08



作品09 


 
作品10
十一面観音立像には人を惹きつける不思議な魅力がある



木には木の質感がありすばらしいと思っているが、石を削ってこれだけ細密にできるこの当時の中国の技術は凄い



横からみると分かると思うが、この薄さを感じさせない作品



撮影 平成27年10月14日
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東京国立博物館 その4(東京都台東区上野公園)

2015年11月20日 | 博物館・美術館・記念館
東京国立博物館
日本と東洋の文化財(美術品、考古遺物など)の収集保管、展示公開、調査研究、普及などを目的として独立行政法人国立文化財機構が運営する博物館

金銅能作生塔(国宝)
鎌倉時代、13世紀。能作生珠を納める塔
能作生珠は如意宝珠のことで、これが仏舎利に通ずることから、この塔も舎利塔と同じ意味を持つ



松喰鶴長方鏡<線刻観音鏡像>(重要文化財)
平安~鎌倉時代、12~13世紀



男衾三郎絵巻(重要文化財)
鎌倉時代、13世紀。関東に住む武士の兄弟の物語



絵巻の一部である



山水図(重要文化財)
岳翁蔵丘筆、天隠龍澤賛。室町時代、15世紀



一重口水指 銘 柴庵(重要文化財)
安土桃山時代、16世紀。信楽水指の代表作で、千利休の所持と考えられている作品



黒漆太刀(重要文化財)
鎌倉時代13~14世紀。獅子王の太刀に付属する黒を基調とした拵。すべてを黒漆塗りとする



太刀 福岡一文字助真(国宝)
鎌倉時代。備前国(岡山県)福岡庄に住した一文字派の代表工の一人



緋威五十二間四方白星兜(重要文化財)
南北朝時代、14世紀
ガラスに反射して映っているのが私である



金小札紅糸中白威腹巻(重要美術品)
安土桃山時代、16世紀



ここから先は展示してある絵を撮ったものである
展示室が暗く色彩がぼんやりしていたため、彩度を変えてみた
実際目にする作品よりも明るく、色彩をはっきりさせている。多くは重要美術品である

東州斎写楽









歌川豊国












歌川 国芳









日本画についてはまったく知識はないが、見ているとつい夢中になってしまう



4回にわたったが博物館「本館」の展示物の一部である
仏像や彫刻に興味があると係員に話すと「東洋館」をすすめられた

撮影 平成27年10月14日
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東京国立博物館 その3(東京都台東区上野公園)

2015年11月19日 | 博物館・美術館・記念館
東京国立博物館
日本と東洋の文化財(美術品、考古遺物など)の収集保管、展示公開、調査研究、普及などを目的として独立行政法人国立文化財機構が運営する博物館

火焔型土器
伝新潟県長岡市馬高出土。縄文時代中期、前3000~前2000年
把手が燃え盛る焔のようにみえることからこの名がついた



埴輪 盛装の女子(重要文化財)
群馬県伊勢崎市豊城町横塚出土。古墳時代、6世紀
女子像を表した人物埴輪としては、まれな全身像



袈裟襷文銅鐸(重要文化財)
滋賀県野州市小篠原字大岩山出土。弥生時代後期、1~3世紀
近畿式銅鐸とも呼ばれるように近畿地方を中心に分布する



遮光器土偶(重要文化財)
宮城県大崎市田尻蕪栗字恵比須田出土。縄文時代晩期、前1000~前400年
大きな目が、雪原の照り返しから目を守るイヌイットの遮光器に似ているところから遮光器土偶と呼ばれる



壺(重要文化財)
愛知県名古屋市熱田区高蔵町出土。弥生時代後期、1~3世紀
大きく開く口縁部と下膨れの胴部をもつ壺



須恵器 脚付長頸壺(重要文化財)
三重県鳥羽市答志町 蟹穴古墳出土。古墳(飛鳥)時代、7世紀



薬師如来立像
和歌山県那智勝浦町那智山出土。飛鳥~奈良時代、7~8世紀
霊山として知られる那智山で、経典類埋納する経塚から出土した金銅仏。蓋付きの薬壺を持つことから薬師如来とわかる



銅造聖観音菩薩立像(模造)
薬師寺東院堂安置の「聖観世音菩薩(国宝)」を模造したもの
日本屈指の美しい観音像の一つといわている



薬師寺の聖観世音菩薩像は、私の好きな仏像の一つである
模造品で表面の色(肌の色)の違いはあるが、美しさに魅了されてしまう



金銅大盤<興福寺鎮壇具のうち>(国宝)
奈良市興福寺中金堂須弥壇下出土。奈良時代、8世紀
盤とは大きな皿状の容器。この盤は径が50cmを超す大型。五穀を盛っていたと推測される
 


金銅鉢(重要文化財)
奈良時代、8世紀。鉢は応量器とも称し、僧侶が常に携行すべき比丘(びく)六物の一つ
この鉢は仏への供養の食器として用いられたもの



愛染明王坐像(重要文化財)
鎌倉時代、13世紀。明治で廃絶した奈良・内山永久寺に伝わったとみられる像
展示室入り口中央に置かれ、入館者を出迎えてくれるが、その姿・形には圧倒される



全身の鮮やかな彩色から、光背や台座、装身具に至るまで、制作当初の姿をとどめている



仏像好きの私だが、密教特有の憤怒相を主とする明王像は好きになれない
とはいえ、3枚も掲載しているのだから、どこかに魅せられているのだろう



撮影 平成27年10月14日
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