昨日の合評会で下記の詩について話し合ったことを投稿します。作者は都合により欠席だったので出席者の批評だけになります。
言葉のために書く言葉なんてない
言葉は伝える事をはじめた
ふれ合うよりも明解に
より伝えたいものの思いをまとって
その思いを伝えるために
文字は言葉にかたちを与えた
言葉よりも確実に
心を通わせるために始まった
言葉と文字
日々翻弄させられる
バルザックはすべてはかたちである、そして生命でさえ、一個のかたちなのだと言った
透明なかたちの言葉とかたちある文字
命を持ったものは歩き始める
言葉のために書く言葉なんてない
●言葉の音と形について考えている、作者の怜悧さが感じられる作品。
●言葉を擬人化してるんですね。
●それを分かって読むと、理屈っぽい印象を受けます。
●捨てる行がないので、読んでいて息が詰まっちゃうのよ。中盤でもっとドタバタさせてほしいな。
●ダダイズム詩のような強く断定するタイトルと最終連の1行が同じになっていて予定調和的な構成。
●パラドックス・イロニイ・ブラックユーモアを含んでいて面白いタイトルなので、本体に読者サービスを盛り込んでほしかったです。
●言葉というテーマは、一見簡単そうだけど難しいですね。
言葉のために書く言葉なんてない
言葉は伝える事をはじめた
ふれ合うよりも明解に
より伝えたいものの思いをまとって
その思いを伝えるために
文字は言葉にかたちを与えた
言葉よりも確実に
心を通わせるために始まった
言葉と文字
日々翻弄させられる
バルザックはすべてはかたちである、そして生命でさえ、一個のかたちなのだと言った
透明なかたちの言葉とかたちある文字
命を持ったものは歩き始める
言葉のために書く言葉なんてない
●言葉の音と形について考えている、作者の怜悧さが感じられる作品。
●言葉を擬人化してるんですね。
●それを分かって読むと、理屈っぽい印象を受けます。
●捨てる行がないので、読んでいて息が詰まっちゃうのよ。中盤でもっとドタバタさせてほしいな。
●ダダイズム詩のような強く断定するタイトルと最終連の1行が同じになっていて予定調和的な構成。
●パラドックス・イロニイ・ブラックユーモアを含んでいて面白いタイトルなので、本体に読者サービスを盛り込んでほしかったです。
●言葉というテーマは、一見簡単そうだけど難しいですね。