神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

夫が財布を失くした?ことと懐中電灯

2015年04月12日 16時31分40秒 | 日記
冷たい雨の降り続いた一昨日の夕方、仕事で滋賀県に行っていた夫が帰宅して、食堂に入るやいなや、財布がないと言い出した。

え、それは大変!

夫の持ち帰った荷物を何度も何度も調べたがない。

夫は、帰途おなかがすいて、大津パーキングエリアでコロッケを買って食べたから、そこで落としたかもとサービスエリアに電話してみたが、今のところ上がっていませんと。

じゃ車の中をもう一度探してみたらと、夫はまた車に戻って探したが、やっぱりないという。

夕食どころじゃなくなって、私も暗くなった外に出て、車の中を探してみた。

暗くなっていたから、前部座席、後部座席の床を手探りで探したが、やっぱりなかった。

冷たい雨が降っていたので、私は風邪を引きそうになって、探すのを止めてしまった。

そのとき気になったのが、玄関の定位置に置いてあるはずの懐中電灯がなくなっていたこと。

私は、懐中電灯で探したかったのだ。

が、その時は、とにかく誰かに財布を拾われてカードとかを使用されたら一大事と、一旦家に入って夫は財布に入っていた数枚のカードのカード会社に連絡して使用されないようにストップしてもらった。

その後、警察に車の免許証の紛失も届けた。

警察は、免許証のことは出てきたときのことを考えて、2、3日様子を見てみましょうと言ったらしい。

そして翌日の昨日の朝、夫が明るくなった空の下、車の中を見てみると、何と財布は後部座席の足元の床に落ちていた。

まあ、なんということ!

二人とも別々に時間をかけて探したのに・・・。

  探せども見つからざりし夜の財布よくあさ見つくあつけらかんと  biko

見付かって喜ぶ前に、見つけられなかったことに対する悔しさが先立った。

それで夫に、「玄関の懐中電灯があれば探せていたのに、どこかにもっていったの?」と聞くと、「最近、その懐中電灯の電池が切れていることに気づいてどこかにもっていった」と応える。

重ねて「どこにもっていったの?」と聞く私に、なんと夫は「忘れた」

残念無念でたまらなかった私は、そのことで何度も夫を責めてしまった。

「財布が見付かってよかったぁ」で終わりにすればよかったのに・・・。

それでも、あったのに見つけることができなかったことは悔しさ以外の何者でもなかった。

皆様も財布を落とさないように、いえ、その前に、来る地震に備えて懐中電灯の置き場所の確認、さらに電池が切れてしまっていないかの確認をお奨めする次第です。

   ありしこと喜ぶよりもありしまま探しえざりし悔しみ先に  biko

(詞書)阪神大震災後数年は家族一人ずつ枕元に懐中電灯を置いて寝ていた時期もあった

   ひとりずつ懐中電灯枕辺に置きし数年ありしあの頃  biko

西隣さん

2015年04月12日 09時22分30秒 | 近所
                    (お隣の一部分を撮影させていただいた)

昨日出かける前に西隣さんに、遅くなったが、先日の帰省のときに買ってきたお土産をお渡しした。

なぜお渡しするのが遅くなったかというと、西隣さんは、私と同年代の方だが、まだお勤めをされていて、平日は早朝から夜まで留守にされているから。

大阪市内の会社の経理をされているとか。

「辞めさせてほしいと頼んでいるんだけど、辞めさせてもらえなくて、でも今は嘱託になりました」と、以前お聞きしていた。

昨日は、さらに「現在は嘱託だから、それほどでもないですが、以前はひと月百万いただいていました」とお聞きした。

世間知らずの私は驚いてしまった。

実は、私は、一人暮らしの彼女のことを少し気の毒に思っているふしもあった。

立派な家に住んでいられるが、親からの遺産でもあったのかと思ったりしていたが、自分の稼ぎで土地を買って家を建てられたのだった。

先月、築10年の点検で、外壁の塗り替えなどされたが、その費用に200万かかったと話されていた。が、そんな費用も軽々ですね。

昨日お土産をお渡ししたのは、その外壁工事で騒音を出してご迷惑かけましたと果物をくださったので、そのお返しだった。

それにしても、世の中には、男以上に稼いでいる女性もいるんですね。

  お隣の同ひ年なる人に聞き驚く月収百万ばなし  biko

ついでに、東京で一人暮らしされているお嬢さん(私の娘と同い年)のことにも話が及んで、「娘は東京でIT関係の仕事をしていますが、月収が70万くらいあるから結婚しようとしないのです」と言われる。

これに、また驚いてしまった。

私の次男は、大学のシステム学科の修士課程を出て、某会社のシステムエンジニアをしているが、月収面ではとても足元にも及ばない。

この頃は、女の時代と言われるけれど、身近な人からこういう話を聞くと、肯わざるを得ない。

  ITにをとこをんなの区別なくをとこ凌ぎて稼ぐをんなら  biko

昨日は、その話を聞いたあとで、大阪で次男の結婚式に出るための服など探したのだが、西隣さんなら、私がデパートで破格の高値と買うのを躊躇ったドレスなども軽々と買うだろうと思った。