私は、ネット中毒患者である。
ネットに一日の大半の時間を奪われている。
奪われているともいえるが、魅了させられているともいえる。
それほどネットは魅力的なのだ。聴覚に障害のある私にとっては一入。
さきほど読んで来たネットの記事は、「東北大震災のあと、福島でメルトダウンが起きていた」というものだ。
この記事を大衆を混乱させる記事と決め付ける人は多いだろう。
が、私は、地震の起こった日か翌日に、アメリカのyahooを覗いてみて、日本より原発を大きく取り上げていると感じた。
アメリカのyahooのニュースに比して当の日本があまり問題にしていないのが不思議だった。
そのときの印象からすれば、さきほど読ませていただいた記事は頷ける。
この原発のニュースは大きな問題だが、それほど大きなニュースでなくても、テレビのニュースでは公にされていないことがネットからゲットできるときがある。
それが眉唾であるかどうかということはさておき、隠されたニュースを、ネットのお陰で知ることができたと思うことは多い。
これはニュースに限らない。
歴史なども、教科書で習ったのとはまったく違う事実を提示しているサイトがある。
中には作り話であるサイトもあるかもしれないが、全部が全部、作り話というわけではないだろう。
私の個人的な勘で、これは本当だろうと思える見解を述べたサイトもけっこう多いように感じる。
全てを嘘だと却下するには抵抗を覚えるサイトも多いということだ。
最近関心を持って読ませてもらっているのが、古事記、日本書紀以前の
ヲシテ文字と呼ばれる文字だ。
これは、ネットがなければ知りえなかった歴史の痕跡だ。
近世の明治維新のことなども、ネットから教科書に載らない話を聞かせてもらっている。
ネットには功罪があることは事実だが、罪に気をつけながら、功のほうはしっかりと利用させていただきたいと思う。
もしネットなければ永久に知りえざるニュース、歴史、そのほか biko