ブログ日和。

映画と、『ER緊急救命室』『ザ・ホワイトハウス』などの海外ドラマと、世間に対してのツッコミを徒然に書いていきます。

「ピロデミー賞2004」発表

2004-12-24 22:56:59 | ピロデミー賞
恒例、と見せかけて第1回ピロデミー賞をこの聖夜に発表いたします。

【今年の十本】(観た順)
『飛ぶ教室』(独/監督トミー・ヴィガント)
ほんとうの教育とは何か、大切なのは友情とそっと教えてくれる。
『ふくろう』(日/新藤次郎)
女の怖さ、実感できます。90歳を超えた監督の鋭いブラックユーモア。
『ラブ・アクチュアリー』(英米/リチャード・カーティス)
恋っていいなあ、と感じさせるあったかい作品。人間関係もうまい。
『グッバイ、レーニン!』(独/ヴォルフガング・ベッカー)
体制が大きく変わるとき、渦中の市民はどうしていたのか。
『ビッグ・フィッシュ』(米/ティム・バートン)
人間が忘れてはならない心の余裕を美しい映像で伝える。
『茶の味』(日/石井克人)
ほのぼのとした日々にエキセントリックな人々。笑おう。
『ロスト・イン・トランスレーション』(米日/ソフィア・コッポラ)
外国人から見た日本。さらにその作品を日本人が観る。認識のズレの面白さ。
『コラテラル』(米/マイケル・マン)
ロサンゼルスの魅力的で危険な夜を丁寧に描いている。
『僕はラジオ』(米/マイク・トーリン)
アメリカに思い出してほしい、寛容な心がこの作品にはある。
『理由』(日/大林宣彦)
「事件」は「社会」を語る。観る人の興味をうまく引き込んで飽きさせない。
=次点=
『華氏911』(米/マイケル・ムーア)
ブッシュの再選を許したため、ランクインならず。

【最優秀女優賞】
大竹しのぶ  『ふくろう』
東北の方言を使い、恨みと悲しみを圧倒的な演技力で表現。
【最優秀男優賞】
ジェイミー・フォックス  『コラテラル』
追いつめられた人間が暴発するまでの変化を熱演。次作『レイ』にも期待。

【国内ドラマ賞】
新選組!第33回「友の死」
山南と、すべて理解していた明里の別れに涙。秀逸。
12月30日に再放送あり。観れ。
【海外ドラマ賞】
ザ・ホワイトハウス2
第22話(最終回)「決断の時」“TWO CATHEDRALS”
大統領とランディハム夫人の幽霊とのやり取りから、再出馬会見まで、これも泣きます。
早くDVDを出してくれー!

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