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自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

マーラー交響曲第4番

2005-02-17 | コンサート・音楽・宝塚
2月11日(金・祝)
高槻現代劇場大ホールでアンサンブル・フリー第5回演奏会

曲目は
J.S.バッハ◆プレリュードとフーガ「聖アン」
マーラー◆交響曲第4番
ほか

指揮は浅野亮介さん
ソプラノソロは佐伯仁美さん

アンサンブル・フリーは指揮者の浅野亮介さんがコンサートを企画し、それに賛同するメンバーが集まって構成されるオーケストラだ。
別名、浅野オケと言われているらしい。

浅野さんは現在、神戸大学大学院在学中。固定制のメンバーではないのに、今回も90名近くが集まっている。

マーラーの第4番は約60分の大曲。
第2楽章ではコンサートマスターの前に置かれた一音上げた、特殊なバイオリンが使われて、不吉な雰囲気のソロが奏でられる。
第3楽章の心地よい旋律でうとうと。
第4楽章ではソプラノソロが加わる。佐伯さんも神戸大学出身。フリーで活躍するママさん歌手だ。

企画に合わせて集まって、半年でこれだけの曲を仕上げられる。日本のアマチュア音楽家たちの裾野の広さは大したものだ。

さて若き指揮者、佐野亮介さん。「やりたい時に、やりたい曲をする」という姿勢を貫いているようだが、バッハでは白いセーターにマフラーをなびかせ、マーラーではどうみてもコットンの上下だった。メンバーは正装だから、多少、違和感あり。
でも、見事なまとめ「振り」でした。




●夕食はとんかつ、とんかつK~Y~K~で、
季節カツ定食。
切り口がきれいでしょっ。


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すっきり、流れてま~す

2005-02-16 | 日常・身の回り
集合住宅の我が家。

年に1度の排水管洗浄の日だ。

朝から、洗面所、お風呂場、防水パン、台所のシンクを

せっせと磨く。

日ごろからちゃんとやってれば

あせることないのに面目ないm(__)m!

毎年、作業してくださるのは、日本水理さん。

さぞかし、カビキラー臭いバスルームが

多かったことでしょう。




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小磯良平大賞展

2005-02-15 | 展覧会
2月13日(日)
神戸市立小磯記念美術館で小磯良平大賞展を観る。

小磯良平の絵は親しみやすく、分かりやすい(と、ご自身も言っている)。
小磯記念美術館は彼の絵を現在2424点収蔵している。

ここで、13日まで第7回小磯良平大賞展が開かれていた。1992年に創設された全国規模の公募展で、大賞賞金は1000万円。今回は1094点の応募作の中から52点が選ばれ、展示されている。
公募展に出品するということは個々の作家にとって、思い入れの深い作品であるだろうから、結果としておもしろいものが集まっている。
この公募展は平面であれば具象、抽象の区別なく、テーマは自由、画材の制限もないからなおさらだ。

大賞はリーフレットにも使われている「水哉(みずなるかな)」。
アクリルと油彩の「絵」なんだけれど、まるで水音が聞こえてくるようだ。
透明な水の質感をなんでこれほど表現できるのだろう。

優秀賞1点、佳作4点もおもしろい。佳作の1点などタイトルが「オトナ達へ(世界の中心で、蹴りたい背中)」ですよ。「絵」ならではのメッセージを読み取れる。


帰途、春節祭でにぎわう南京町に寄ってみる。
獅子舞に合わせて行ってみたけれど、人だかりでまるで広場が見えない。演技が終わってしばらく経ってから、やっと「お目にかかれた」。


外は寒い。でも、何か食べるのは、また次の機会にしよう。


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義理チョコですが……。

2005-02-14 | 食べもの・飲みもの
[いつも親戚の叔母さんみたいにいたわってくれる(?)RegentさんのBlogにTBです]

Doblogに残すということで、義理なのにかなり見栄をはったバレンタインチョコになりました。

楽器の型抜きのチョコはモンロワールのもの。
情報誌でこのチョコのデザインが気に入って買ってみました。シンプルなミルクチョコレートです。
固めなのですが、舌に残る味はとても上品です。

オレンジのパッケージはコスモポリタン日本のチョコレート専門店の草分けといったお店です。大正15年2月の創業です。
モロゾフと大っぴらに対抗しているわけではありませんが、モロゾフ(コスモポリタンの社主)一族はコスモポリタンの商号によってのみチョコレートとキャンディーをつくっているということをちらしにうたっています。モロゾフはうちからのれん分けしたのよ、といったアピールでしょうか。
もう、何の不足もないお味です。歴史の裏付けがあります。

値段もはっただけあって、一番豪華な味は左上のモロゾフです。昭和11年に初めて「バレンタインデーにファンシーチョコレートを」という広告を英字新聞に出したそうです。バレンタインチョコの元祖といったところですね。
今回買ったロブソワール=夜会服は大人向けのチョコです。コクのある味で、続けざまに食べるものではないな、といった重さがあります。




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エビでタイ~Because of You

2005-02-14 | コンサート・音楽・宝塚
さて、前日の不ぞろいのゾーリのてんまつ。

店主ご夫婦に、下町の大阪弁で新世界界隈にある大衆演芸場の役者さんたちの話を聞かせてもらってうれしかったからと、夫は花見屋のおかきを手土産に、また澤野工房に出かけた。

80歳過ぎ(と思われる)ご夫婦は週に2回だけ店に立つということで、今回相手をしてくれたのはJAZZの息子さんのほう。
ところがあいにくゾーリのかたわれは見つからず、近くの作業場まで自転車をとばしてくれたそうな。そんなこんなで、迷惑をかけたからとCDを持たせてくれた。

それがヨス・ヴァン・ビースト・トリオのBecause of Youというアルバム。
・What are you doing the rest of your life
・There's no greater love
・The shadow of your smile
・Because of you
・The days of wine and roses
・Yours in my heart alone
・In a sentimentsl mood
・Blue Bossa in de Amsterdams grachten
・Once I loved
・Michel with Wave
・Blues for Monty
というラインナップだった。優しい、美しいメロディを詰め込んだアルバムだった。

Michel with Waveなんて、ポール・マッカートニーとアントニオ・カルロス・ジョビンをくっつけたアレンジ。さがして買える代物じゃない。
なんか、大もうけした気分。
素直な弾き方のピアノトリオの演奏は午後のくつろぎにピッタリだ。



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不ぞろいのゾーリ

2005-02-13 | 日常・身の回り
どうした風の吹き回しか、今年になって、うちの父ちゃん(夫)が着物を着るようになった。会社から帰るとトレーナーやトックリセーターの上からはおったりしている。

まあ、年齢に不足はないというか大余りなんだけど、またいろいろ小物を含め荷物が増えてきた(ーー;)。
初詣でには下駄をカラコロ鳴らせて出かけてた。

ところが、3月に京都コンサートホールで開かれる、着物着用が参加条件の「きものクラシックコンサート」に行きたいからと、まだ招待されると決まってもいないのに草履を買ってきた。

そのゾーリを買ってきたお店というのが、大阪は新世界の澤野工房という履物屋さん。当主の高齢のおやじさん、奥さんの手をだいぶわずらわせて買ってきたみたいだ。

ちなみにこのお店、こちらもすでに年配の息子さんがJAZZのレーベルを持っていて、お店の一部がJAZZ専門のCD売り場になっている。
先日NHKのお昼の放送で、大西ユカリさんの行きつけのお店ということで紹介されていた。全国からJAZZ愛好家が来るんだけれど、ショーウィンドウの下駄、草履を見て、帰ってしまう人もいるらしい。

前置きが長くなったけど、買ってきたゾーリ、どう見ても大きさが違う。片ちんば(差別用語?)なのだ。鼻緒の材質も違う。
そりゃあ、靴と違って、はこうと思えばはける。でもそうするともう1セット不ぞろいが残ってしまうわけで……。

早速、取り替えに行った。新世界、嫌いじゃないからいいでしょ。




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ケッヘル番号の不思議

2005-02-12 | コンサート・音楽・宝塚
2月8日(火)
大阪音楽大学、ザ・カレッジ・オペラハウスで、モーツァルトの夕べ

曲目は
歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」より 抜粋、
セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、
ピアノ四重奏曲第1番

大阪音楽大学卒業生で関西を中心に活躍している音楽家と在校生にによる、モーツァルト作品の演奏会に出かけた。阪急宝塚線、庄内駅から少し歩くと大阪音大の施設が点在している。立派なオペラハウスもその一つだ。

コジ・ファン・トゥッテはアリアを演奏会形式で聴いたりすることがあって、やっと筋が少し分かってきた。
今回も演奏会形式、伴奏は阪本朋子さんのピアノのみ。3名の男子在校生の歌声がみごと。

アイネ・クライネ・ナハトムジークはおなじみの曲。弦楽五重奏で聴く。

プログラムの中に、ケッヘル番号のことが載っている。モーツァルト研究で知られる海老沢敏さんの著書からの引用だ。
ケッヘル番号÷25+10=作曲時のモーツァルトの年齢
なのだそうだ。

これに当てはめると、アイネ・クライネ・ナハトムジークはK.525だから、
525÷25+10=31、すなわち31歳の時の作品。
ピアノ四重奏曲はK.478だから、
478÷25+10=29.12ということで29歳の時の作品になる。

モーツァルトは35歳で亡くなるまで、600余の作曲をしているわけで、この計算式が合うのか「?」なのだがヘェ~度が高かったのは確かだ。
これって、常識のうちなんだろうか。




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兵庫国際絵画コンペティション

2005-02-11 | 展覧会
2月6日(日)
兵庫県立美術館で震災復興10周年記念国際公募展兵庫国際絵画コンペティションを観る。

予想以上におもしろい展覧会だった。
世界81カ国から応募のあった2979作家、7992点の中から選ばれた101点が展示されている。
もともと兵庫県立美術館自体が阪神淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして新築移転開館されたもの。今回のコンペも「再生(Renascence)」がテーマだ。


壁面に展示することができる作品なら何でもよいという募集要項だったとのことで、さまざまな素材、表現方法をとった作品を観ることができる。
神戸で公募、再生がテーマなので震災をイメージした作品が多いが、それだけではなく、「新たに立ち上がろうとする大きな力」感じさせる作品群だ。

大賞を受賞した「都会の避難所」は南アフリカの2人の作家の共作で、詩も添付されている。写真(日経ネット関西版から借用しました)でも分かるとおり、とても大きな作品だ。


大賞をとった南アフリカをはじめ、日本、インド、モンゴル、レバノン、スリランカ、タイ、ベトナム、ザンビア、チェコ、フィンランド、キューバ、韓国……、普段あまり見ることのない国々の幅広い年代の作家の、さまざまな素材を使った作品が並んでいる。どれを観ても興味深かった。


また、ミュージアム・ボランティアの方が案内してくださる「美術館七不思議ツアー」というのに参加してみた。安藤忠雄さんが設計した美術館の学術的な見どころはたくさんあるのだろうが、こちらはお遊び的なもの。

まあ、彼がつくってしまった不便なところ、不要なところのご案内といったところだ。実はそこがおもしろい。安藤さんならではだ。


ちなみに七不思議はこんなところ。
行き止まりの階段
開かずの扉
時を刻まない時計(これはオブジェで安藤さん作ではありません)
生きている風景画(真ん中の写真)
空に続く階段(下から2番目の写真)
光るエレベーター
美術館のヘソ(一番下の写真、コンクリートでRを出すのは難しいらしい)





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フリーター漂流~NHKスペシャルから

2005-02-10 | 映画・テレビ
この時代、就職先を見つけるのは本当に大変なようだ。
日本の高度成長期に社会人になった人間には転職ですら選び放題だったのに……。

ところが今、親となって周りのお母さんと子どもの就職活動のことを話すとき、会社を選べる立場にいられる人間はとても少ないことが分かる。

「とにかく保険制度の整っている会社に入ってくれればいい」という、何だか夢のない話を何人からも聞く。企業が人件費を押さえようと、正社員を抱えこまない方策をとっているからだ。

製造の現場はもちろん、給与計算などの仕事まで外注されてしまう。生産の調整弁としてフリーター、アルバイト、パートが都合よく使われてしまうのだ。

2月5日に放送されたNHKスペシャル「フリーター漂流」~モノ作りの現場で~を見て、過酷な条件のもとで働く若い人たちが気の毒になってきた。

彼らを雇用する側に、仕事に誇りを持ってほしい、やりがいを見つけてほしい、働いてそれに見合った収入を得て生活を豊かにしてほしい、といった人を育てるという愛情が見てとれないからだ。

不安定な社会の中に置かれて、安定した家族づくりが望めるだろうか。
しんどい、世の中になったものだ。





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中吊り広告

2005-02-09 | 日常・身の回り
昨日乗った阪急電車神戸線。
雑誌の中身でもチェックしようと、見上げた中吊り広告。
たまたま、全車両の片側が大阪松竹座の夫婦善哉だった。


そして、もう片方は宝塚大劇場のエリザベート。
全車両が一社広告とか、ワイドで使ったりとかは珍しいことではないけれど、裏表で松竹と宝塚だ。広告代理店さんの企画かな。

舞台は非日常の世界。好きじゃなければチケット代は高い!
1回だけ安い席で見たことのある宝塚はきらびやかで夢みたいだった。

車内で動画のCMまで流れ、ホームも広告だらけの関東に比べて、関西の鉄道広告は地味めだ。関西の景気が今一つよくないからかもしれないけど。


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