
この作品が出た時
俺は期待が大き過ぎたようだ
それもそうだ
前作「How to~」
の素晴らしさからしたら
この「No line~」は
いささか「才能の爆発力」に欠けていた
からだ
その結果
「全然良くない」
と判断し、すぐに手放してしまった
今、再度買い直し
聴き直してみて思った
「U2らしい力作だ」
とは言っても
「今までのルーツ・ロック+U2サウンド」
という感じの音には
やっぱり本作ならでは
というオリジナリティの薄さは否めない
もちろん所々に入る
エッジによるU2ギターな味付け
は気持ちが良いし
ボノの力感溢れる歌いっぷり
も悪くない
リズム隊は相変らずタイトだ
しかし
今までが良過ぎたのか
本作は「名作」とは言い難い
「力作」止まりでR
それでも客観的に聴くと
現在のロックの中で
コレを超える「重さの有るアルバム」は無い
そこが彼らの凄いところだろう
過去の名曲たちの影が
各曲に散りばめられていて
焼き直しの感も出ているけれど
やっぱり
「U2サウンド」
として重みが有るところは素晴らしい
聴き直してみるもんですね
彼らの音
そして
ボノの歌に癒される自分がいました
もう6年も前
のアルバムなんだね
今の方が重さが増している
それだけ今の時代になって
「ロックが無くなっている」
ってことなんだと思う
うん
結局、コレは良いアルバムです
<ジェリーズ代表 Mash >
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