アサギマダラの迷足譜

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ギフチョウ初見し、ドラマも生まれる。

2018年03月28日 | ギフチョウをよぶ

今日、昼に栗林でギフチョウを今年度初めて、見ることができました。それも5羽です。栗林にギフチョウを呼ぶ計画をたててから、6年目にはいっています。この5羽は、ここで、育ったギフチュウが成蝶になったものです。昨年の初見は4月9日ですから、2週間近く早くなったことになりました。今年は、2月下旬から、相当温かくなっているのです。

最初に4羽が飛んでいたのですが、元気よすぎて、休まないので、写真にとれません。吸蜜させるために、栗林には、カタクリ、ショウジョウバカマ、タチツボスミレ、ミツバツツジと植えているのですが、タチツボスミレが少し咲き始めたくらいです。蜜を探すには、苦労しそうです。

どこか休んでいるのがいないかなあと付近を捜していると、ガサガサと音がしました。見ると、羽を広げていなく、ちじこんだままの個体が、草の上をちょまちょまと動いています。これは、羽化不全の個体だなあ、ここまで、無事だったのに、残念だなあと思って、動画を撮影しようかとカメラを構えますが、動きがけっこう早く、なにかを必死に探しているような動きでした。

上の画像のように、細い枯草にのぼり、さかんに足で体をささえようとしている感じなのですが、うまくいきません。もう一度地面におりました。これは、支える枝が欲しいのだとわかりました。近くに、立った枝はありませんでしたから。それで、8mmくらいの枯れ枝をさがして、近くに立ててやると、上り始めました。

そして、ぶらさがり、ハネをひろげようとしていました。羽化不全ではなく、まだ羽をのばすところを探していた個体だったのです。すこしずつ羽がのびてきました。

最初から、上の画像までは、15分くらい経過したでしょうか。わたしの休み時間内になんとか飛び立ってくれないかなあと思っていました。

ギフチョウはオスのほうが羽化するのが、少し早いと書いてあったのと、まだ私には、オスメスの区別はわかりません。とそんなことを思っていたところ、飛んでいた、ギフチョウが急に接近し、そのまま交尾しはじめました。これには、びっくりです。ただし、本には、羽化している途中のメスを見つけて、オスが交尾することもあると書いてあったので、納得しました。画像を撮影したあと、メスはオスの体を支えることはできず、地面におちて、バタバタしていましたが、離れることは、できませんでした。

そのあとは、どうなったかは、わかりません。メスが飛べるかどうか心配しているところです。なんといっても、羽をひろげて、乾燥させるところまで、羽化が進んでいなかったのですから。

とりあえず、近くに、カンアオイの昨年発芽苗のポットをおいておきました。いざとなれば、ここに産卵してください。また夕方みてみます。

ということで、初日からドラマが生まれています。



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