アサギマダラの迷足譜

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ツチハンミョウ

2018年03月26日 | 三次北部の自然

栗林で、緑がひかる、わりと大きな昆虫をみつけました。調べてみるとツチハンミョウというハンミョウの仲間ではない甲虫でした。その生活史を読んでみてびっくりもいいところです。ダーウインが来たに登場したこともあるかもしれないくらいすごいです。コピーしておきます。

マルクビツチハンミョウなどは、単独生活するハナバチ類の寄生して成長する。

雌は地中に数千個の卵を産むが、これは昆虫にしては非常に多い産卵数である。孵化した一齢幼虫は細長い体によく発達した脚を持ち、草によじ登って花の中に潜り込む。花に何らかの昆虫が訪れるとその体に乗り移るが、それがハナバチの雌であれば、ハチが巣作りをし、花粉を集め、産卵する時に巣への侵入を果たすことができる。

また、花から乗り移った昆虫が雄のハナバチだった場合は雌と交尾するときに乗り移れるが、ハナバチに乗り移れなかったものやハナバチ以外の昆虫に乗り移ったものは死ぬしかない。成虫がたくさんの卵を産むのは、1齢幼虫が生き残れるかどうかがこのような運任せの生態に対応しているためだと考えられる。

ハナバチの巣に辿りついた1齢幼虫は、脱皮するとイモムシのような形態となる。ハナバチの卵や蜜、花粉を食べて成長するが、成長の途中で一時的にのように変化し、動かない時期がある。この時期は擬蛹(ぎよう)と呼ばれる。擬蛹は一旦イモムシ型の幼虫に戻ったあと、本当に蛹になる

上の文がwikipediaからのコピーです。

最近、ハナバチは極端に少なくなってきました。今年は、まだ見ていません。ツチハンミョウもそれにともなって、減少していることと思います。

      ハナバチを 守ってくれよ ツチハンミョウ

迷惑かけているところを、守ってやってくれとは、むしが良すぎますか。けれど、ツチハンミョウは毒虫で、その毒は忍者が使ったり、中国では、毒殺用にされたりしたとのことです。怖いですね。

 



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