今年は、何十年もやってきたソバ打ちはやめることになりました。人数が過去最低の4人で正月を迎えることになったからです。少し、さみしいおおみそかです。
おおみそかから、正月にかけて、食卓にのぼる刺身はなんでしょうか。というとわが家ではブリですね。今年は、三重県産の養殖ブリです。
広島県の県北でよく食べられているのは、ワニの刺身です。ワニといっても、アリゲーターやクロコダイルではなく、サメですね。少し、アンモニア臭のするもちもちとした食感が独特です。
戦前のことです。おおみそかにワニの刺身を腹が冷えるまで食べたい。そして、食べるというの人が、このあたりの庶民に多くいました。安く手にはいっていたのです。そうなると、本当に、腹が冷えて、お腹が痛いという事態が発生するのです。親戚にお医者さんがいて、その娘さんに聞いた話なのですが、お医者さんの正月は、午後になると、ワニをたくさん食べたかたの腹痛の往診で忙しかったということでした。
実家では、おおみそかには、ワニを食べる習慣はありませんでした。それは、どうやら、祖母がワニがきらいだったからです。
ワニ食べて 今年もみんな アリゲタウ
相変わらず、お寒いようです。明日は、正月なのですが、はやばやとお見舞いに病院にいく予定です。ちょっと心配しています。
来年もよろしくお願いします。
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