癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


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NO1389・ヴェンクーサ、自分の力をババに与える

2024-06-19 | カレシュワーラ、スワミ

 ババは出血している傷口を手で押さえながら、ヴェンクーサの元へやって来ました。レンガはまだ宙に浮いたままです。ヴェンクーサは自分のドーティ(腰に巻く大きな布・当時の国民服)を裂いてスカーフにしてババに与えました。「これをずっと永遠に持っていなさい、お前を守ってくれるから」

 

 ヴェンクーサは生徒達に、ババの許しを請うように命じました。生徒たちは皆、ババの足元にひれ伏しました。そうしなければレンガが彼らの頭を攻撃し、みんなその場で殺されていたでしょう。ですから、生徒たちはババの足元にひれ伏し「あなたは大切な友人です。どうか許して下さい」と言いました。

※仙人補足

ヴェンクーサは自分のドーティ(腰に巻く大きな布・当時の国民服)を裂いてスカーフにしてババに与えました。「これをずっと永遠に持っていなさい、お前を守ってくれるから」・・・・・これがババクロスと同じ効果と思います。

 犬小屋の産室を壊して工房にします。いろいろ試しているのですが、香炉ではなくコーン型のインセンスを作った方が良さそうです。血液が粉でT頭骨や龍のウロコなども粉になりますので、粉では香炉で使う事ができないのでインセンスにする必要がありそうです。作って見てうまく燃えるかなどの実験が必要ですから、思ったより時間がかかりそうです。解毒茶をバラして香炉で炊いてみます。軽い人にはこれでいけるのでは・・・・・あと今のインセンスのインセンス立てをオーブン粘土にラジウムを入れて陶器にする事も考えています。やらなければならない事が多いです。

 

○人間とは、永遠の生命を抱く魂の存在であり、この現象界に生まれ落ちた魂たちは、その環境や教育や思想や習慣において人生の条件を引き受けて、それぞれの道を歩む。そうしながらいろいろの体験を積みながら、心の歪みを正して生きていく事によって、始めて人生の目的と使命に気が付き、それを果たそうとする心が現れる。ゆえに我々が住む現象界は魂の修行場なのである。

 

 人間とは、自分にとって都合の悪い事を聞くと、周囲の全ての人を恨み、恨みの毒を一杯心の中に貯める動物なのである。毒が一杯の心になると、自分の将来の事を考え、自分の将来が不幸で終わるのでないかと考えるようになる。昔、私が小学生の頃「私は貝になりたい」という映画があった。戦後裁判の話で、全てを話したくないとの内容であったように記憶している。 

 自分に目と耳と口がなければ、嫌な事を見ることも無いだろうし、聞くことも吐くことも無いだろう。勘定耳(かんじょうみみ)と言う言葉がある。自分にとって都合の良い事は聞こえるが、都合の悪い事は聞こえない便利な耳である。目も耳も口も同じようになれれば、毒を吐くことは無くなるだろう。心の中に毒を溜める事も無くなるだろう。私たちはすでに溜まっている毒を吐き出すお手伝いは出来るが、新たな毒を作るかどうかは、本人にかかっている。

 私は毒を吐き出すための工房を作っているが、それを無駄にさせないためにも、今日から、なるべく嫌な事を見ることを少なくし、言葉も選んで出し、嫌な声が聞こえてきたら、その場を離れ聞かないように努力して欲しい。進んでつまらない、魂の栄養にならない場から離れるべきである。陰は陰を呼ぶので、朗らかで前向きな人を友達に選ぶべきである。会社に文句があるなら、即辞めて、自分が楽しいと思う職業に就くべきである。給料が少なくなろうが、病気治しに使うお金と不安な毎日を過ごす事を考えたなら、十分お釣りがくるはずである。

 そして人間とは、一体何のために生まれて来たのかを考えなければならない。苦労をするために生まれてきたのであろうか?まやかしの幸せを求めることは、ぼちぼち卒業する時期に来ているのではないだろうか?地球が永遠に続くとは思えない昨今において、今を大事に今日を大事に生きるべきである。将来幸せになりたいのではなく、今をどうすれば幸せに生きることが出来るかを考えるべきと思う。私と縁がある人すべての人に幸せになって欲しいとの思いで工房作りに励んであるのであります。人の為ならば明日に延ばすことは出来ないのであります。日々研鑽なのであります。


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