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癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


人を、そして自分を癒し真なる喜びをもたらす
   
        人生の生き方を学ぶ 癒しの森湯布院

NO1700・カーリ10

2025-04-30 | カレシュワーラ、スワミ

 「ああ、ババ。あなたは本当に頭がおかしいですね。私はここに永住するのですよ。私はここに住む一人

なのですよ。

 

 いつでもカーリがやって来て、私に闘いを挑んでくるかも知れないのですよ。あなたは私の面倒を見てく

れない時がありますね。

 

 私はどういう立場にいるのでしょうか?私を砂漠に水も持たせずに放り出しましたね。砂漠に連れて行っ

て、何も手助けしてくれませんでした。

 

 あなたが私をこの場所に連れて来たのですよ。カーリがここにいるのなら、彼女のせいで間違いなく私は

おかしくなってしまうでしょう」


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NO1699・カーリ9

2025-04-29 | カレシュワーラ、スワミ

 皇帝クリシュナデーヴァラーヤは意図的にこのカーリをつくらせました。それには100年かかりました。

彼の祖父、彼の父親、その息子である彼、と3代かけて

 

 ひとつのシャクティを作り上げ、彼らの王国とその民の幸せを守るためにそれを放ったのです。そのカーリ

を小さくして、その任務から解くかどうかは私ひとりに懸かっていました。

 

 そうすることはとても難しいことでした。そこでババに、「ババ、今は私をからかう時ではありませんよ」と

言いました。

 

 ババは、「何だ! 大したことでは無いじゃないか」と言いました。するとババ像が羽のように軽くなりまし

た。私を降ろせ」というので、降ろしました。

 

 するとババ像の魂が像から出て来たのです。ババはマザーと話し始めました。ババが何を話したのか、まった

く理解できませんでした。

 

 それは信じられないほど素晴らしい経験でした。ババがどの言語を話していたのか、カーリがババに何を言っ

ていたのか、まったく分かりませんでした。

 

 ただただ、見ていました。20分経つと、取引が成立しました。そこでババに、「いったい何が起こったのです

か」と尋ねました。

 

 ババはお前には関係ないことだ。私を運びなさい」と言いました。


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NO1698・カーリ8

2025-04-28 | カレシュワーラ、スワミ

 そこで私は、カーリを喜ばせる祈りをいくつか唱え始めました。カーリに、「少し下へ来てくれませんか?

あなたと話をしたいのです。

 

 もう少し小さくなってくれませんか?」と言いました。「どうして私があなたの為に小さくならなければな

らないのですか?」と言いました。

 

 「これが私の本当の姿なのです。これが私のカルマなのです。私は自分の任務を遂行中で、砦の周囲全体を

歩いているのです」

 

 再び、カーリの機嫌をとりながら小さくなってくれるようにお願いしました。ヴェーダのマントラを使っ

て、彼女に小さくなってもらうために話しかけました。

 

 何回も挑戦しました。それはまるで、小さなシャボン玉を象に投げかけているようなものでした。カーリ

は巨大でした。

 

 そのシャクティを抑えることは、ほとんど不可能だったのです。私は彼女をこの砦から追い出したいと思っ

ていました。


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NO1697・カーリ7

2025-04-27 | カレシュワーラ、スワミ

 私はババに、「あなたは私を砂漠の真ん中に連れて来て、何も手助けしてくれていません。私はここに放置しています。

マザーがいるのですよ。

 

 彼女のせいで頭がおかしくなってしまいます」と必死に訴えました。パパはただ「知ったことか。自分でマザーを扱い

なさい」と言いました。

 

 それを聞いていたマザーは、「私は自分の任務を遂行しているところなのです。誰もこの砦の中に留まる事は出来ません

」と言いました。

 

 私は尋ねました。「私はどこに留まり、どこに私のマスターの場所を建設すればよいのですか?」「砦の外に行きなさい

。それであれば構いません」

 

 「わかりました。いつ頃始めれば良いですか?」

 

 「いつでも構いません。ただし、砦の中に入ってはなりません」とカーリは言いました。


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NO1696・カーリ6

2025-04-26 | カレシュワーラ、スワミ

 するとカーリは言いました。「どこへ行くというのですか?ここは私の王国なのですよ。何百年も前に

、ある皇帝と数多くのパワフルな聖者たちが、

 

 自分たちの王国であるペヌコンダの砦を守るために、たくさんのシャクティをつくり出したおです。私

は民を守り、民の幸せを守るためにここにいるのです。

 

 そうすることが私の任務なのです。おまえはアヴァターでありパワフルな人間です。必ずや、いまえは

私にとって厄介な問題を生み出し、

 

 私のシャクティ・エネルギーに多くの乱れをもたらすでしょう。2000年の間、この砦を守る事が私

の任務であり、ダルマであり続けているのです。

 

 この砦は私のものです。ほかのパワフルな人は誰もここに入る事は出来ません。


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NO1695・カーリ5

2025-04-25 | エンジェルスティック

 これは、私の能力がとても試される時でした。私はカーリに美しい祈りを唱えながらお願いし始めました。

「マザーデイバイン、私はあなたの息子です。

 

 なぜ私を攻撃するのですか?私は何の過ちも犯していません。あなたは、この全宇宙の創造物に対してとて

も優しい女性のはずです。

 

 本当にお願いです。私の妨害をせずに、行かせて下さい。しなければならない事があるのです。それは私の

マスターのメッセージを広める事です」

 

 そのように、ヴェーダーの祈りと共に唱えました。


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NO1694・カーリ4

2025-04-24 | エンジェルスティック

 その時、私は一歩一歩ゆっくり歩きながら、ババを見つめて瞑想していたので、良く目を見ていません

でした。

 

 何とマハーカーリが前に立っていたのです! 腕が18本あり、身長が250フイート(約76M)、1

つの目がこのベッドの大きさぐらいありました。

 

 彼女は舌を突き出していました。歯は、像の足くらいの大きさでした! そのカーリを見た人は他にも

沢山います。

 

 突然、見たのです。そのカーリの顔には2インチ(約5cm)くらいの毛が生えていました。光り輝く

満月の中、マザーはそんな姿で現れたのです。途方もなく恐ろしい姿でした!

 

 私は言いました。「ババ、私はこの人生で何かしてしまったのですか?どういうカルマなのでしょうか?

どうしてカーリが私の前に現れたのですか?

 

 私はどうすれば良いのでしょうか?カーリは私を食べるつもりなのでしょうか?恐怖心はありませんが、

一体私はどうすれば良いのでしょうか?」


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NO1693・カーリ3

2025-04-23 | カレシュワーラ、スワミ

 彼は「お前は誰だ」と尋ねてきました。「どこへ行くのだ?」私はただ微笑みました。彼は、私の事

を止めたいと思っていましたが、少し恐怖心を抱えていました。

 

 「何という事だ。何かエネルギーがある」と思ったのです。ここペヌコンダには聖者たちについての

いろいろな逸話があるのです。

 

 彼はショックを受けて、走って行ってしまいました。私は像を持って、歩いていました。5分後、像

が重くなりました。

 

 もう持っていられませんでした。重くなり過ぎたのです。重さが変化して、重くなり過ぎました。マザ

―ディバインの寺院があります。美しい寺院です。

 

 像がとても重くなりました。それでもババは、「大丈夫、私を運びなさい。とにかく運びなさい」と笑っ

ていました。

 

 私は言いました。「ババ、お願いします。運べません。もう運べません。重すぎます」あなたを下に置か

せてください」

 

 するとババは笑って「おい、目の前に誰がいるのか見てみろ!」と言いました。


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NO1692・カーリ2

2025-04-22 | カレシュワーラ、スワミ

 何百人も信者たちが来ていたのに、写真だけでしかなく、像が無かったので、ここにその像を

持ってくることにしたのです。

 

 その像を銀のお盆の上に載せて、今ババが座っている所(アシュラムのマンディールには白い

大理石で造られた等身大よりやや大きいシルディ・ババ像の像がある)

 

 に持って行こうとしていました。このアシュラムにその像を運んできたのはそれが初めてでし

た。

 

 アーラティ(聖者や神聖な像の前で、炎や香や樟脳などを揺らす崇拝の儀式)が行われている

間にその小さな像を安置して、プージャをしたいと思っていました。

 

 身に付けていた長いスカーフでその小さな像を覆いました。ここを目指して、25分間歩いて

いたのです。

 

 その時、私は長いロープを着ていました。当時は、外灯が一つもなく、道には誰もいませんで

した。

 

 小道を見張っていた夜間の警備員がやって来ました。「夜中の2時に歩いているあいつは誰なの

か」と驚いてやって来たのです。


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NO1691・カーリ

2025-04-21 | カレシュワーラ、スワミ

 私がこのアシュラムを始めた頃は、この辺りは、トゲのある木しかない小さなイバラの森のようでした。

ある晩、私は村からここに向かっていました。

 

 夜中の2時でした。一日中24時間、建設が行われていて土地がきれいにされ、柱などすべてが作られて

いました。

 

 私はババの像を抱えて道を歩いていました。その像にはたくさんのシャクティがあります。本当に素晴ら

しいものです。

 

 そのババの像は、サマーディで6晩を過ごしたものです。私は何回も、何百回も、そのババ像を持って、

そのサードアイに触れながら瞑想しました。

 

 ババのサードアイに降れ、シャクティをもらい、自分のシャクティをババに渡して、またシャクティを貰

うのです。


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