仙人の健康相談室 9の説明
イノシシはインドでは陽炎(かげろう)を神格化した女神摩利支天(まりしてん)として崇められ、常に陽炎(天日・月日)の先を進みます。また摩利支天は陽炎のように実体がなく姿は見えず、捕らえることも傷つけることもできないので、他から害されることもなく、光(時)の前を進み、進路の障害になる災難や厄を除くことが出来るとされています。
■「やりたいことは沢山あるが体が動かない」
■失敗するのではないかと、不安で不安で一歩を踏み出せない。
■石橋を叩いても渡れない
■前に進もうと頑張るが常に邪魔が入る
■常に人より後をついて行く
■目標はあるが、最後まで踏ん張る力がない
このような悩みがある方は、ビシュヌ神の化身であるイノシシのパワーを頂いて下さい。
いつの間にか知らず知らずの内に積極的になり、気力が増して行くでしょう。
参考
摩利支天尊と隠形の法
私が昔、ある人から話を聞いたのですが、摩利支天は素晴らしいので、特に霊能者からは尊崇されていて、陽炎の神である摩利支天は呪いも含めて、災いを跳ね返すのではなく、通過させる能力があるので、信仰する価値があると言われていたのを思い出しました。これもご縁ですから日本に流れ流れついた摩利支天の像を携帯したり、御真言を唱えてみるのもよいかもしれません。
摩利支天尊はインド発祥の神様ですが、インドではほとんどお祭りされていない神様です。オリッサ州に寺院がありますが、ヒンドゥーと仏教、ジャイナ教の混合された寺院の隅っこで祀られているそうです。チベットでもメインではありません。インド~(チベット・中国)~(日本・台湾)と伝播され、現在、中国は文化的に道教・仏教も含めて古典的な信仰は厳しい状況ですから、結果的には東進して大陸の端である台湾や日本に流れ着いた神様です。その点では日本とは深い関係がある神様です。
摩利支天は猪を眷属に持つといいますが、インドでは摩利支天の本尊自体の多面顔の一つが猪になっています。配下にヴァルタリー、ヴァダーリー、ヴァラーリー、ヴァラーハームキ―の4神の眷属女神がいて、その内のヴァラーハームキ―は「猪の顔を持つもの」という名前の意味を持っています。
前述のとおり、摩利支天はチベット仏教でも信仰されていますが、メジャーではありません。しかし台湾ではニンマ派として過去何回が灌頂が実施されています。道教の影響のある台湾人が摩利支天を信仰して要請したものかもしれません。摩利支天尊は具光仏母と呼ばれて、強盗、野獣の害、魔鬼等の障害を除くといいます。経典では末法時代は阿弥陀仏、緑ターラ、パドマサンヴァバ、観音菩薩、具光仏母は大きな加持力がある本尊だと言われています。道教では摩利支天は斗母元君として尊崇されています。斗母元君は北斗七星の産みの母だと言われています。北斗七星、特に北極星を仙界の中心として大切にする道教にとって、斗母元君は大きな意味を持つ天空の女神と言えます。
摩利支天は仏教的には天部の神様となりますが、仏教には五類天という考え方があり、上界天は、色界以上の天部の神様、虚空天は天界である須弥山より上の天部で夜摩天~他化自在天まで。地居天 は、四天王天、刀利天という須弥山の山腹に属する天界、ちなみに毘沙門天=クベーラ、吉祥天=ラクシュミー、弁才天=サラスヴァティ等は地居天におられるといいます。地下天は地上、地下、海中も含む。阿修羅、龍王、夜叉などの居る世界、遊虚空天は天体に属する天部となるそうです。
摩利支天は日月と関係する太陽光線の神(星宿神)なので、遊虚空天に属するといいます。地球は太陽系に属していて、無数の銀河の星々よりも、太陽や月に特に強い影響を受けるので、太陽光線の神である摩利支天の験力は即応性があると伝えらえています。日光はすべての天体の光に勝るので悪星を伏します。昼間は太陽光が強いのでほかの天体は光を失うので星を制するのです。摩利支天は光で悪星から我々を遮断して守る力があると言われます。ご利益は除災、徐魔、怨敵退散、勝利、得財、論議、隠形、旅行安全で、そのご利益から日本では、忍者や戦国武将が篤く信仰しました。
遊虚空天は星供として蝋燭の光を備えたり、星は寿命を現すので、棗やお茶の葉を備えるといいます。また摩利支天は携帯する神様で、携帯できる神ではなく、携帯しなさいと密教儀軌に書いてあるそうです。摩利支天だけが七処加持と言って便所、起床、食事、外出、沐浴、客に会う、就寝、に強く祈るべき神とされています。トイレとかに本尊を持ち込むのはどう
イノシシはインドでは陽炎(かげろう)を神格化した女神摩利支天(まりしてん)として崇められ、常に陽炎(天日・月日)の先を進みます。また摩利支天は陽炎のように実体がなく姿は見えず、捕らえることも傷つけることもできないので、他から害されることもなく、光(時)の前を進み、進路の障害になる災難や厄を除くことが出来るとされています。
■「やりたいことは沢山あるが体が動かない」
■失敗するのではないかと、不安で不安で一歩を踏み出せない。
■石橋を叩いても渡れない
■前に進もうと頑張るが常に邪魔が入る
■常に人より後をついて行く
■目標はあるが、最後まで踏ん張る力がない
このような悩みがある方は、ビシュヌ神の化身であるイノシシのパワーを頂いて下さい。
いつの間にか知らず知らずの内に積極的になり、気力が増して行くでしょう。
参考
摩利支天尊と隠形の法
私が昔、ある人から話を聞いたのですが、摩利支天は素晴らしいので、特に霊能者からは尊崇されていて、陽炎の神である摩利支天は呪いも含めて、災いを跳ね返すのではなく、通過させる能力があるので、信仰する価値があると言われていたのを思い出しました。これもご縁ですから日本に流れ流れついた摩利支天の像を携帯したり、御真言を唱えてみるのもよいかもしれません。
摩利支天尊はインド発祥の神様ですが、インドではほとんどお祭りされていない神様です。オリッサ州に寺院がありますが、ヒンドゥーと仏教、ジャイナ教の混合された寺院の隅っこで祀られているそうです。チベットでもメインではありません。インド~(チベット・中国)~(日本・台湾)と伝播され、現在、中国は文化的に道教・仏教も含めて古典的な信仰は厳しい状況ですから、結果的には東進して大陸の端である台湾や日本に流れ着いた神様です。その点では日本とは深い関係がある神様です。
摩利支天は猪を眷属に持つといいますが、インドでは摩利支天の本尊自体の多面顔の一つが猪になっています。配下にヴァルタリー、ヴァダーリー、ヴァラーリー、ヴァラーハームキ―の4神の眷属女神がいて、その内のヴァラーハームキ―は「猪の顔を持つもの」という名前の意味を持っています。
前述のとおり、摩利支天はチベット仏教でも信仰されていますが、メジャーではありません。しかし台湾ではニンマ派として過去何回が灌頂が実施されています。道教の影響のある台湾人が摩利支天を信仰して要請したものかもしれません。摩利支天尊は具光仏母と呼ばれて、強盗、野獣の害、魔鬼等の障害を除くといいます。経典では末法時代は阿弥陀仏、緑ターラ、パドマサンヴァバ、観音菩薩、具光仏母は大きな加持力がある本尊だと言われています。道教では摩利支天は斗母元君として尊崇されています。斗母元君は北斗七星の産みの母だと言われています。北斗七星、特に北極星を仙界の中心として大切にする道教にとって、斗母元君は大きな意味を持つ天空の女神と言えます。
摩利支天は仏教的には天部の神様となりますが、仏教には五類天という考え方があり、上界天は、色界以上の天部の神様、虚空天は天界である須弥山より上の天部で夜摩天~他化自在天まで。地居天 は、四天王天、刀利天という須弥山の山腹に属する天界、ちなみに毘沙門天=クベーラ、吉祥天=ラクシュミー、弁才天=サラスヴァティ等は地居天におられるといいます。地下天は地上、地下、海中も含む。阿修羅、龍王、夜叉などの居る世界、遊虚空天は天体に属する天部となるそうです。
摩利支天は日月と関係する太陽光線の神(星宿神)なので、遊虚空天に属するといいます。地球は太陽系に属していて、無数の銀河の星々よりも、太陽や月に特に強い影響を受けるので、太陽光線の神である摩利支天の験力は即応性があると伝えらえています。日光はすべての天体の光に勝るので悪星を伏します。昼間は太陽光が強いのでほかの天体は光を失うので星を制するのです。摩利支天は光で悪星から我々を遮断して守る力があると言われます。ご利益は除災、徐魔、怨敵退散、勝利、得財、論議、隠形、旅行安全で、そのご利益から日本では、忍者や戦国武将が篤く信仰しました。
遊虚空天は星供として蝋燭の光を備えたり、星は寿命を現すので、棗やお茶の葉を備えるといいます。また摩利支天は携帯する神様で、携帯できる神ではなく、携帯しなさいと密教儀軌に書いてあるそうです。摩利支天だけが七処加持と言って便所、起床、食事、外出、沐浴、客に会う、就寝、に強く祈るべき神とされています。トイレとかに本尊を持ち込むのはどう