癒しの森 湯布院(仙人の健康相談室)  


人を、そして自分を癒し真なる喜びをもたらす
   
        人生の生き方を学ぶ 癒しの森湯布院

NO889・エネルギーを方向づける、楽しむだけではいけない2,

2023-02-28 | カレシュワール・スワミ

昨日と今日の教えはとても重要ですから、何度も読み返し、スワミが言っている意味をかぎ取って下さい。

 

 実際にトランスに入っている時間はもっと長くても、あなたのインナーコンシャスネスは20~30分しか働きたがりません。その後は止まってしまいます。その後はただエネルギーを楽しみたがり、魂がエネルギーを吸収するところを観察するでしょう。ブラフマ・コンシャスネスを使う事が出来るようになるには時間がかかります。

 

 数週間、数か月、最長で6か月は必要です。そうすることが超自然的な力にとってのカギになります。


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NO888・エネルギーを方向づける、楽しむだけではいけない

2023-02-27 | カレシュワール・スワミ

 ほとんどの人は深いトランス状態にある時に、どうすればいいのかをわかっていません。マントラを唱えていると思っていますが、実は単に「無」に滑り込んでいるだけなのです。あなたが深いトランス状態にあるということは何を意味するのでしょうか?あなたは自分の望む所にエネルギーを送っていないのです。・・・・その代わりに、ただエネルギーを吸収しているのです。

 

 エネルギーを方向づけ、エネルギーを送るためにはブラフマ・コンシャスネスを使わなければなりません。とは言ってもトランス状態にある間ずっとブラフマ・コンシャスネスを使い続けることは不可能です。

 

 しかし、努力すれば、20~30分という短い時間なら使う事が出来るようになります。

 

癒されてください。TikTok


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NO887・ブラフマ・コンシャスネスが思考を魂の支配下におく4,

2023-02-26 | カレシュワール・スワミ

 頭は早く出て行くんだ。彼女はすごく野蛮で、とても頭がおかしい。構うものか!ささっと彼女に祝福を授けて、出て行くんだ、と言い返します。魂はひたすら「だめだ、そんなことをしてはならない。彼女は君に何年もたくさんの奉仕をしてくれている人じゃないか。

 

 とても深く君を愛してくれている。素晴らしい母親のような人じゃないか。面倒を見て上げなさい。頭がおかしくても良いじゃないか」と言います。「あなたはそこに留まり、彼女の質問に答えてあげなければなりません。彼女の混乱を解消してあげなければならないのです。

 

 このような場合は何よりも、愛と慈しみの心を最優先させなければなりません。ほかにどのようなおかしな事があっても関係ありません。大切なのは、愛と慈しみの心を持つことです。

 

 あなたが愛を強く持つことによって相手をあなたの道に引き込むことができます。あなたが彼らの道に引き込まれてはなりません。ブラフマ・コンシャスネスがあれば、簡単に彼らをあなたの魂の道に引き入れることが出来るのです。

 

そして、散歩に連れて行って分かると思いますが、犬は草を食べると思います。この草は犬に取って必要だから食べているのです。本能で悪い草と良い草は知っていますので、ほっとけば良いのです。草を食べては掃き出します。食べるのではなく、胃に溜まった悪い物を定期的に出しているのです。例えば毛玉とかダニとか病原菌などを吐き出しているのです。ですから、アスファルトの上を散歩しても完全ではないのです。
 
 自然界の犬がマムシに噛まれたら、ドクダミ草を腹いっぱい食べて解毒して治します。散歩の途中にドクダミ草がある所をインプットしているのです。室内犬で一生散歩に行かない犬はいかにして草を食べるのでしょうか?これも病気の原因になります。室内犬で散歩はいらないと言われても、たまに草を食べに連れて行ってください。
治し方は、犬猫も人間も同じ。
 

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NO886・ブラフマ・コンシャスネスが思考を魂の支配下におく3,

2023-02-25 | カレシュワール・スワミ

 だから、思考を完全に魂の支配下に置く為に、ブラフマ・コンシャスネスを強力に成長させなければなりません。そうして初めて、あなたはブラフマ・コンシャスネスを使って仕事ができるようになります。

 

 すると、あなたは思考と魂という2本の線路の上を走る電車のようになります。これは本当に大切なことです。あまたはブラフマ・コンシャスネスを使って思考を律しなければなりません。仮に、頭が何かおかしなことを言いだした場合、ブラフマ・コンシャスネスがなければ、それが良い事なのか悪い事なのか判断がつきません。

 

 仮に、あなたが信者の家に行ったとしましょう。彼女は思いやりのある母親のように素晴らしい愛情に満ちた人で、美味しい食事を用意してくれました。あなたはそれを食べています。すると彼女がおかしな願望を口にし、おかしな質問をしてきました。

 

 あなたの頭は「いいか、大事なのはここからすぐに去る事だ」と、早くその家から走って逃げだしたくなります。しかし、あなたの魂は「何を言うんだ、彼女は愛情に満ちた人だ。君を母のように深く愛してくれている」と言います。

 

■以下はブラフマ・コンシャスネスを強力に成長させるためにも必要だと思います。

愛犬・愛猫の病気改善のお手伝い!

病は気からと言われる意味

ストレスや心配事が続くと氣の流れが悪くなったり、気が停滞(喉など)したりします。その氣の流れが悪くなると、次に血液の循環が悪くなり、最後に水(リンパ液含む)の流れが悪くなり、全身病となって行くのです。この順番に悪くなるので「氣・血・水(き、けつ、すい)」の順番で呼ばれているのです。しかし、人間と犬猫の絶対の違いは、心配して考える能力に差があるのです。もし、あなたが診察や検査を受け医師から身内の方が呼び出されたら、どう思うでしょうか?心配が病気を悪化させるでしょうね。

 犬や猫は考える能力がないので、氣の持ちようで変化することはないでしょう、ただ淡々と潜在意識に刻まれた情報通りやるだけです。どのようにやるかと言えば、土を掘って体を横たえ絶食(断食)するのです。これは自然界では通用できるでしょうが、飼い犬や飼い猫は人間の支配下にありますので、到底出来ない事になります。

 と言うより、人間の知恵で反対の事をされるでしょう。先ず外には絶対出して頂けないでしょう。食事も絶食は出来ないでしょう。ほら点滴やとか温かい牛乳やとか高たんぱく質の液体飲料だとか無理やり口を開いて押し込まれるのが落ちではないでしょうか?これだから治る病気も治らないのです。そこには、地力を活性化する土壌菌が沢山住んでいることを知っているのです。もし土壌菌が住んでいないなら、その土地は砂漠と同じく作物は出来ません。作物に生命力を与えるのは土壌菌なのです。その土壌菌がMRE輝源ですから、屋内で飼うには、MRE菌が必要となります。


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NO885・ブラフマ・コンシャスネスが思考を魂の支配下におく2,

2023-02-24 | カレシュワール・スワミ

 ブラフマ・コンシャスネスは審判として機能します。思考との間で考えが割れていると、ブラフマ・コンシャスネスが正しい決断を下すのです。仮に10人の生徒が私の元へやって来たとします。私の魂は「この中のひとりと話さなければならない」と言い、私の頭は「いや、少し彼を試してみよう。話しかけないでいて、彼の頭がどうなるか見てみよう」と言います。

 

 私はその生徒と話した方が良いのでしょうか、悪いのでしょうか?そこで私はブラフマ・コンシャスネスを頭と魂に向けます。すると頭と魂が話し合います。それからブラフマ・コンシャスネスは魂に少し力を貸して、魂の考えを支持して審判を下します。

 

 あなたの魂の言う事は、あなたにとって非常に重要な事です。頭が提案する考えを捨てるのです。思考をブラフマ・コンシャスネスに結び付け、ハートで審判を下すのです。ハートとは魂のことです。そうすれば魂の考えを実行できます。

 

癒し犬、悟りを目指す人、健康快復を願う人の共通の食事!

湯布院 豆柴の里の中ほどに掲載しています。

国産の鳥肝と人参と白菜の芯を一緒に煮ています。煮あがったら、右の野菜と玄米と味噌を加え30分煮込んで出来上がりです。(肉は脂肪が多い牛肉と豚肉以外の馬肉や鹿肉などで日替わりメニューです)ほうれん草(カリウム)と塩抜きのワカメ(カリウム)と白菜やキャベツ(アブラナ科はカリウムが多い)等と玄米です。たまに大根や緑の野菜に変えます。味付けは、酵母菌が生きた味噌で調整です。私も時々食べていますが、病気の方には最高の病人食になるのではないでしょうか。出来上がって冷ましたらMRE輝源50mlを加え完成です。7匹と一人で2~3回分です。

強い、癒し犬を育てるには、食事と運動が絶対必要不可決である事は言うまでもなく、ご理解頂けるところです。そのためには、犬のルーツを知る必要があります。チワワは名の通りメキシコのチワワ州がルーツであり、100年前にアメリカ人によってパピヨンやポメラニアンの交配によって、新品種のロングコートチワワが完成されたのです。
当時、「チワワは神聖な神様の使いだった」と記されており、「ご主人を生前から死後まで守る」昔から忠誠心の強い動物なのです。そのチワワの100年前の食事は、何を与えられていたのでしょうか?まさか今のように何が入っているか分からないドッグフードでない事は確かであります。現代の人間の食べ物は、どうでしょうか???

 100年前(偉人を多く輩出した明治・大正時代)の日本犬や人間の食事はどうだったでしょうか?これを考えれば分かるのですが、脂肪の少ない食事であった事は想像できると思います。当時の犬や人間は未知の予知エネルギーを引き寄せる能力が備わっており、退化した現代人より先に危険などを察知していました。その能力は、神のエネルギーと言われる、宇宙エネルギーと繋がっていたことは間違いないでしょう。その犬の予知能力を蘇がえさせることで癒し犬が完成すると思う次第です。これを実践出来て初めて神のお使い(癒し犬・ヒーラー)の使命を果たすことが出来るでしょう。また、この食事を与えた親から生まれる仔犬が、神の癒し犬と呼べるでしょう。


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NO884・ブラフマ・コンシャスネスが思考を魂の支配下におく

2023-02-23 | カレシュワール・スワミ

昨日の続き

 こうして、ナーラダはヴァルミキを変えました。ヴァルミキは冷酷な人物でしたが、ナーラダの魂のエネルギーがヴァルミキを変えたのです。その後、ヴァルミキは人生を神に捧げ、ラーマとシータの物語である「ラーマーヤナ」を書きました。ヴァルミキが書かなければ、ラーマ神のことを知る人はこの世で誰もいなかったでしょう。

 

ブラフマ・コンシャスネスが思考を魂の支配下におく

 馬が進むままに任せていれば、馬は行きたいところに行きます。着いた所であなたは馬を降り、そこに意識を保ちながら、エネルギーを吸収します。ブラフマ・コンシャスネスによって、このようなことが起こります。その時こそ、あなたは明確な意図と目的を持ってエネルギーを使うのです。

 

 ブラフマ・コンシャスネスとは、魂を思考に完全につなげることを意味します。最高にポジティブな波動を自分の中にもたらす為には、充分に慎重にならなければなりません。毎月、車のタイヤ圧をチェックするのと似ています。

 

 あなたが最高の波動を作り出せば、おかしな考えも浮かばなくなるし、ネガティブな感情もなくなります。ネガティブな事柄がもはや大きな問題にはならなくなります

 


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NO883・ヴェーダの知識は静寂から生まれた4,

2023-02-22 | カレシュワール・スワミ

 奥さんはこう答えました。「いやよ。これはあなたのダルマの結果でしょう。私はあなたの妻だから、あなたが私に食料と衣服を与えてくれなければならないのよ。私のお腹が空けば、食料を持ってくるのが貴方の義務でしょう。

 

 子供たちはまだ幼いから、外へ出て食べ物を手に入れることはできないし、あなたの両親はとっても年寄りで、歩く事さえも出来ないのよ。私たちはこんなカルマをつくってくれるなんて、一度も貴方に頼んだことはありません」

 

 ヴァルミキはナーラダの所に戻り、彼を解放して言いました。「本当に申し訳ありませんでした。お願いですから、このネガティブなカルマから私を解放して下さい」するとナーラダはこう言いました。「ラーマ。このひとつの言葉だけを唱えなさい。とても静かにしていて、深い瞑想の中でこの言葉、この神の名を思いなさい。

 

 瞑想をすれば自動的にお前のカルマは減っていく。お前のコンシャスネスの中に静寂を生み出すと、自動的におまえの魂はすっかり良くなる。お前が完全に謝罪し、心の底から自分の犯した過ちを受け入れると、神が全てを洗い流してくれる。

 

 そして、思考の静寂という祝福を与えてくれる。すると自動的に莫大な知識を神から受け取る事ができる。その後ヴァルミキは木の下で何年も座り、静寂の中で瞑想を続けました。

 

■仙人は思う・・・・女房、子供の為に俺は一生懸命頑張った。ある時は、人を蹴落とし、嘘を吹聴し、出世を目指して来たが、気が付いたら女房も、子供もそっぽを向いていた。何故なんだ?と後悔してあの世へ旅立つ。こんな人が近くにいませんか?・・・・私などは、家庭は二番でインドや東南アジアに20年以上通い、子供の運動会にも行ったことはないが、見捨てられてない。おそらくカルマも分担してくれるだろう。カルマを積まない人生を送りましょう。

 

 豪邸に住めば幸になれる。お金があれば幸になれる。出世すれば女房や子供が喜んでくれる。これは自分のエゴであり、イリュージョンであり、決してそのような物では幸は掴めない。幸せ感とは、自分の静寂な心の中にあるものです。


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NO882・ヴェーダの知識は静寂から生まれた3,

2023-02-21 | カレシュワール・スワミ

 「俺がどんなネガティブなことをしてきたというのだ?」とヴァルミキは尋ねました。「強盗・暴行・殺人。おまえはこの世で一番の罪人だ。来世は動物して生まれて来るだろう」

 

 「そんなの知ったことか」とヴァルミキは不満そうに鼻を鳴らして言いました。「お前のいう事など、信じるものか」「では証拠を見せよう」ナーラダはそう言うと、ヴァルミキが積み重ねてきたネガティブティの山を見せました。

 

 「おまえにどれだけのネガティブティがくっついているか見えるか。たくさんの魂を苦しめて悪いカルマをつくったのだから、いつかおまえはこのネガティブティをすべて自分で味わうことになるのだ。おまえが引き寄せたこのネガティブティから、誰もお前を助けることは出来ないのだ」とナーラダは言いました。

 

 すると、ヴァルミキはこう応えました。「違う、これは俺のせいじゃない。俺がしたことや、俺が貰った金は、全部おやじと女房とおふくろと分けたんだ。この悪いカルマはその皆の所に行くべきだ」「いいや、おまえのせいだ」とナーラダは続けました。

 

 ヴァルミキは信じようとしません。「よし、彼らがネガティブティや悪いカルマを一緒に引き受けてくれるかどうか尋ねてくる」ヴァルミキはそういうと、ナーラダを木にぶら下げたまま奥さんの所に行って尋ねました。「おまえはネガティブティを俺と分担してくれるだろう?」

今日は雪の朝です。こんな日はTIKTokYouTubeを見て気力を高めて下さい。出来たらチャンネル登録のご協力をお願いします。




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NO881・ヴェーダの知識は静寂から生まれた2,

2023-02-20 | カレシュワール・スワミ

 そこでナーラダを捕まえ、「おいナーラダ、お前は何を持っているのだ?」と言いました。「なにも持ってないさ。楽器だけだ」とナーラダは答えました。彼はタンブーラという楽器をいつも一緒に持ち歩いていました。彼はいつもナーラヤナ、ナーラヤナと神の名を歌っていたのです。「あとは服だけだ。他には何も持ってないよ」とナーラダは言いました。

 

 ヴァルミキはそれに耳を貸さず、タンブーラを取り上げて壊してしまいました。それからナーラダの服を奪いました。彼はナーラダをひどい目にあわせかったので、彼を木から吊るしました。

 

 ところがナーラダは、実にすばらしい力を持つ聖者だったので、その力をヴァルミキに使いました。そしてこう言いました。「おまえはこの人生で、信じられないようなネガティブティを生み出してきた。自分がどれだけネガティブティをつくってきたか、見たければ見せてやろう」

 

湯布院豆柴の里(癒し犬)のページを作成しました。その意味や趣旨を書いていますので、覗いて共鳴頂けるなら多くの人に拡散して頂きたいと思っています。見るだけでも癒し効果は抜群と思いますので宜しくお願い致します。

 

正常な遺伝子を子孫に継承する研究

 私(仙人)がブリーダーを始めたきっかけは、人は何故病気になり、治りにくいのか?また、癌などの恐ろしい病気が増えている原因は何か?そして、なぜ治すことができないのか?・・・・・などを研究して分かった事は、遺伝子情報の乱れにあるのではないかと言う事に気が付いたからです。これを証明するには、人間の4倍のスピードで一生を終える犬に着目したのです。つまり犬の6歳は人間の40歳と同じになりますので、研究結果が出やすいという事になります。今、犬の世界では、睾丸が下がらなく繁殖能力のない犬が増えています。何故なのか?5匹購入して2匹睾丸が下がらずに里子に出すことになったのです。それだけではなく、あらゆる奇形や癲癇などの先天的疾患を持つ仔犬が多くなっています。何故でしょう。この現実は犬だけでなく、人間にも現れて来ているのです。

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NO880・ヴェーダの知識は静寂から生まれた

2023-02-19 | カレシュワール・スワミ

 ヴェーダのすべて、そのマントラは、静寂から生まれました。静寂だけ、ただそれだけです。こういったものすべては超自然的な人々が静寂の中で得たものを書き留め、誕生しました。ヴァルミキは静寂の中でラーマーヤを発見し、ヴィヤサは静寂の中でヴェーダを発見しました。

 

 彼らは完全に人を避けるために深い森の中へ入って行き、何年間も木の下で瞑想し、より深い静寂、より高次の静寂へと入っていったのです。そしてそこから沢山の情報を得て、それを人々に教えました。

 

 ヴァルミキは森の山賊でした。森の中を通る人をと捕らえては、持ち金を残らず強奪し、それからその人々を殴って泣かせていました。信じられない程その人々を苦しめたのです。

 

 ある日、ナーラダというすばらしい聖者がその森を通り抜けようとしました。ナーラダは多くのヴェーダのお話を生み出した聖者です。ナーラダはやっかいな事を起こすトラブルメーカーでした。ある人の所に行っては別の人の悪口を言い、今度は別の人の方に行って、最初の人の悪口を言いました。そしてその2人が喧嘩をし始めると大喜びしました。「ああ、うまくいった」とナーラダは笑って喜んだのです。

 

 そのナーラダが森の中を旅しているところを、ヴァルミキが見つけました。ヴァルミキはナーラダがやっかい事を起こすのが好きだという事を知っていたので、「あいつか。よし、俺があいつを困らせてやろう」と考えました。


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