・明日の22時から行うご神木プージャのマントラは先月と同じです。時間がある人は22時前から準備をして、お願い事をババに成就して頂けるように、神妙な気持ちでご参加下さい。
オーム サイ スリーサイ グルダッタトレーヤ
パーフィ パーフィ サンカルパ ラクシャ ラクシャ ラクシャマーン
・明日の22時から行うご神木プージャのマントラは先月と同じです。時間がある人は22時前から準備をして、お願い事をババに成就して頂けるように、神妙な気持ちでご参加下さい。
オーム サイ スリーサイ グルダッタトレーヤ
パーフィ パーフィ サンカルパ ラクシャ ラクシャ ラクシャマーン
ファーストステージが終わりセカンドステージまでの間にアシュラム訪問ツアーが開催された。その当時のアシュラムはマンディールだけしかなく、トイレ、シャワーは外に備えられており、決して快適な環境ではなかった。が、アメリカ人の一人による大口献金(5億円くらい)で、これから急激に建設されていく工程の初期の時代だったのです。
その設備が整っていない、アシュラムで正観さんと再会することになる。アシュラムでは禁酒、禁煙は当然であるのだが、ニコチン中毒の二人は、建設中の囲いの外にでて定期的にタバコを吸っていた状況の中で、親しくなり、情報交換が行われる。その中で、びっくりするのは、単独でアシュラムで修行した方がグループで行う行より先を行っている事だったのです。
高いお金を払ってグループで参加するより、宿泊費と食事代と参加費で私たちより可成り少ない金額で修行が出来る。親しくなった二人は、健ちゃん正観さんと呼び合うようになり、次回の再開を約束した。今すぐ、グループから離れることは出来ないので、セカンドステージが終わって、正観さんを頼りにアシュラムに来るので、宜しくと硬い約束がなされたのであります。
もう一人来るので3人で頑張ろう。もう一人?このもう一人は、後日わかるのであるがウッシーだったのです。その約束を実行するためにセカンドステージが終わった後、正観さんと合流しアシュラムを訪れる。スワミはテント張りの二階(今のジーザステンプル)から外を眺めており、正観さんに紹介された時、スワミはウエルカム、よく来たね。私はお前の事はよく覚えている。本当によく来たね。ゆっくりした後、話し合いを持ちましょう。
ウッシーに紹介された時、こいつだ。ビックリしたがウッシーも私を歓待してくれた。正観さんと一緒で参っていたところで本当に助かります。もうイライラの毎日だったので、本当に救世主のように感じます。と、ウッシーと初めての会話がなされた。
後日スワミから、三段界アップする特別のプージャがあるが、お前たち3人の為に虎皮もゲット済みだがどうする。その3段階とはどのようなものでしょうか?正観さんが質問すると、シバのエネルギーで決して落ちることのない境地に達することである。※注:後に私が行う仕事を当時はスワミが行っていたので、一人三役も四役もスワミは行っていたのです。
この頃のアシュラムには、多くの外人が押し寄せ設備が追い付かない状況であったので、ババの指示かどうかは分からないが、スワミも闘志むき出しで精力的に活動し、なおかつ、ババの夢をかなえるために、シークレットな行も秘密裏に行っていた。虎皮は当時の日本よりはるかに規制が厳しく誰もが寝静まった夜に行われることになった。臭いを消すために、周囲に多くのインセンスが焚かれ、誰も近寄れないようにガードマンを配置して行われた。
お前たちが必要ないなら、外人に回すがどうする?費用はどれくらいでしょうか?正観さんが尋ねるとババが提示したという金額をスワミは提示した。私たちは検討しあう話し合いの中で、正観さんから提案がなされた。僕とウッシーは英語が出来るが、健ちゃんは出来ないので、今後の通訳料として健ちゃんが払ってくれないだろうか?ごもっとも、なかなか言いずらい事をいう正観さんの意を汲んで承諾し深夜実行されたのであります。
小さな虎皮であったが3頭用意されていた。規制がかかっているので、見つかると御用だそうで、私たち3人が初めてのプージャであるとのことであった。インドでも今は幻のプージャで他のお寺では行っていないだろう。虎はシバ神であり、シバ神は破壊、即ちお前たちのカルマを破壊した後、魂が神の世界で再生される。昔も地位のある人しか授かることが出来なかったプージャなのだ。
通常の修行では何十年もかかる行果をプージャで三段跳び出来る貴重なプージャだ。いくら希望してもババが許可を出さなければ授かる事はできない。お前たちは高額だと思うだろうが、虎の皮代だけで私の奉仕で行われる事を理解しなければならない。いくらお金を積んでも大グルであるババの許可が出ない者には出来ない。これが神(ババ)との誓約なのだ。これらの内容を二人は私が理解できるように通訳する。
高いようだが、安いかも知れないと思う中行われたのであります。スワミはババのアシュラム建設の為には、自分の身を切り刻んでも、お金が必要な時期であったのであろう。後半になって気づくのであるが、この時期のスワミはとてもパワフルであった。そのパワフルなエネルギーを、私たちがリーダーになった後の10年でほぼ吸い尽くすことになろうとは、この時の4人には知るすべもなかった。