幕末気象台

おりにふれて、幕末の日々の天気やエピソードを紹介します。

龍馬、佐久間象山に入門した日の天気 嘉永六年十二月一日(西暦1953年12月30日) 

2010-01-10 14:06:50 | Weblog
 大河ドラマは、龍馬が生まれた時から始まると思っていましたが、見事にはずれました。
高知県立坂本龍馬記念館の龍馬の年表「龍馬の生涯」によりますと、出生の次に年月日が確認できるのが、嘉永六年十二月一日の佐久間象山への弟子入りです。
それでは、当日の象山の居た江戸付近の天気を見てみましょう。

             晴【東郷】
             西風天気【新島】
             晴【流山】
             天気西南風【銚子】
             晴天【江戸】
             晴天【生麦】

 とあり、天気で西よりの風だったことが分かります。沼津では、「至て暖気春の如し」とありますように、全国的に穏やかな天気だったようです。
ただ、「長々日照にて大根大不足」と新潟県巻町の日記にあります。
この冬は、天気が続いたため大根は不作でした。


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