アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

ブンナよ、木からおりてこい(本多劇場にて)

2006-10-23 17:03:14 | アートな旅

私の友人で演劇一筋で今までやってきて独身のまま今も「青年座」で頑張っている女性がいます。彼女からのお誘いで下北沢の本多劇場へ行きました。
水上 勉 作「ブンナよ、木からおりてこい」は蛙が主人公ですがそれを取り巻く動物を通して人間社会をもじっているものです。蛙のブンナは鳥のように空を飛べて自由に広い世界を見たい、と仲間の制止も聞かず未知の世界を求めて椎の木のてっぺんに登ります。
然しそこは生きるための壮絶な戦いが繰り広げられています。肉強食死と再生(輪廻)、自然と人間。水上 勉氏の人生観をよく表しています。若い俳優と一緒に私と同じ年齢の彼女も含めて、エネルギー溢れる役者たち。素晴しい演技と共に感動を与えられました。

下北沢は若者で溢れかえっていました。駅から5分の所に本多劇場はあります。

本多劇場の手前の凱旋門のようなトンネルしゃれているな~~

ほらね、天井は素晴しい模様

ごったがえしているお店ののれん?も、かっこいいかな?

お芝居の帰りに下北沢の駅に着いたら、何の撮影か
変な格好の人をカメラマンが指図していました。やっぱり下北沢は
ナウイのかな?(誰か文豪の風情ね)

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2 コメント

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Unknown (とうさん)
2006-10-23 22:39:06
「ブンナよ、木からおりてこい」の演劇、よかったでしょうね。寓話風に生存競争を演じたものでしょうか。

劇を演じる人はいくつになってもエネルギッシュです。お友達の彼女、まだまだ10年も20年もやるつもりでしょうね。それも一つの人生です。
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演劇 (サッチー)
2006-10-24 09:06:36
とうさん、おはようございます。

いつも有難うございます。演劇の世界には一歩も踏み入れたことはありませんが、一つのテーマを皆で作り上げて行く姿、セリフを暗唱するエネルギー、社会を揶揄するコメントなどを体を使って表現することは素晴しいことだと思います。然し、とても私にはかなわない精神力ですね。友人の生き方に拍手です。
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