毎年、今頃になると千葉県子供歌舞伎アカデミーの「こども歌舞伎公演」
が「青葉の森公園芸術文化ホール」にて開催されます。
生徒の小学6年生の男子は今年で終わりかもしれないということで
1月30日(日)お誘いに乗って見学してきました。公演中は写真は禁止ですが
そっとフラッシュ無しで撮りました。
三味線とお囃子の音が何とも耳障りが良く、可愛い子供達の歌舞伎の節回しが何とも
心地よく楽しい時間を過ごしました。
演目は「三人吉三巴白浪」 「与話情浮名横櫛」 「口上」 「身替座禅」
どれも面白く、立ち回りや舞踊、狂言ものなど浮世から離れた世界に浸ることが出来ました。
立派な緞帳です。
「口上」は全員が素顔で語ります。
『身替り座禅』の山ノ神(妻)と侍女たち
お殿様と侍女たち
「与話情浮名横櫛」では安五郎役の生徒
お富・与三郎の物語
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歌舞伎は世界に誇る日本の文化遺産。
子供のときからこの文化を身にまとい
日々のお稽古に励み修行、厳しい訓練を一年間で乗り越えて立派に演技しました。
我々に楽しみを与えてくれました。台詞も良く覚えたね。
本当に立派です。有難う。
公演を観た後は青葉の森公園のまばゆい彫像にも感動して帰りました。
今朝も凍りましたね。それでも雪国の大変さを思うと感謝です。
こども歌舞伎は県の「文化を受け継ぐ人材」を趣旨として5年目を迎えましたが、毎年30名ほどの子供達が頑張っています。
歌舞伎座まで行かなくても、近くで本物の歌舞伎を観ることが出来て本当に素晴らしいことです。續いて欲しいものです。
難しい節回しなど御両親が歌舞伎を良く知って
いないと出来ない事ですね。
我が家の隣のお子様もタレントとして少し出て
いるのだそうで親も大変そうです。
子供歌舞伎とはいえ大人の歌舞伎とほとんど同じかしら?毎年楽しみね。
いつも有難う。
子供歌舞伎は中学3年生までですが中学3年生は受験があるので大体中学1年生までかな。
男の子は声変わりもあって大変ね。
普通は男性が女形もしますが女の子も女形をします。
松竹からずべての小道具や衣装を借りるので本格的で衣装などの豪華さにうっとりします。
とても良い経験でしたが、私の知っている生徒は中学に行ったら野球をしたいそうで見納めかもしれません。
そうしたら本当の歌舞伎座にゆきましょう。