アートな旅

日々の生活の中で出来るだけアートに触れられた場面を記事にしてゆきたいと思います。

椿山荘

2015-09-25 11:22:23 | アートな旅

野間記念館へ行く途中にある「椿山荘」

息子が20年ほど前に結婚式を挙げました。

久しぶりに庭園を散策しました

江戸時代に久留里藩黒田氏(千葉県)の下屋敷でした。
明治の元勲山縣有明氏が1878年(明治11年)購入
椿が沢山植えてあったので「椿山荘」と名付けました。

その後藤田観光に移管されて椿山荘とフォーシーズンホテル
となり、現在は「ホテル椿山荘東京」になっています。 

庭園を一般公開しています。 

池の周りは秋の風情

 

立派な灯籠や三重の塔が2万坪の敷地の中でそびえています。

椿山荘三重塔は「圓通閣」(えんつうかく)は
平安前期広島県の竹林寺に創建されたものを
2011年移築後臨済宗相国寺派にて入仏開眼法要を行い
圓通大士、観世音菩薩の観音堂をいみしています。 

緑滴る中にしっとりと佇む三重塔

 

立派な滝もすがすがしく。 御神木は樹齢500年・高さ20m・周囲4.5m

丸型大水鉢は、京都東山区蹴上を経て山科に通じる日の岡峠
にあったものです。日の岡戸峠を越える人々が
水鉢に溢れる清水で肌を冷やし、喉を潤した往時が偲ばれます。 

御神木のそばにある料亭の佇まいは古式豊かなものです。

 

庭園の中ほどにある結婚式場は当時のままでした。

色々な事が思い出されてしばし足を止めました。

神田川の流れに沿って桜並木が続いている環境の地区で
再び桜の頃も来てみたいと想いました。