現代美術を中心とする私立美術館
JR品川駅から歩いて15分、東京ガス会長、日本航空会長、営団地下鉄総裁
など歴任した実業家・原 邦造の邸宅は昭和13年竣工されましたが
昭和54年(1979年)に美術館として開館しました。
財団法人アルカンシェール美術財団を母体として現代美術の最新の動きを紹介
意欲的な展覧会を行っています。
今回は「楊 福東」(ヤン フードン)の映像による展示でした。
ヤン フードンは上海生まれのアーテイストです。
現代の中国における矛盾や貧富の差などをテーマに映像で問いかけていました。
絵画ではなくユニークな映像を見ながらこれもアートであることをじっくりと考える
時間でした。以前に訪ねたことがありますが現代アートの進歩を感じました。
このようにピアノを弾いている映像の中で
他の映像を見て考える(流れる音楽はクラシック)
外壁に貼ってあるポスター
右の石柱は作品
入り口を入って右側に堂々と立っています
ここは和の空間
大理石・ブロンズ・ガラス
アドリアナ バレジョン
「空想の万能薬」
タイル
「お客様を招きいれるための明るくモダンな建物」
が美術館に生まれ変わり居室をそのまま展示室に
しています。
屋外彫刻作品の並ぶ中庭のカフェで過ごして
時間の経つのをしばし忘れていました。