僕の詩集No.3172【 共通の楽しみ 】

　　　共通の楽しみ

　　　　　　　　　にのみや　あきら


共通の楽しみを持つと
愛を確かめ深め合える

人間は孤独で寂しい生き物
愛に飢えている
だけど
それを癒す術を知らない

共通の楽しみを
持つといい
楽しみで共感すれば
理解し合え愛は深まる

共通の楽しみは
人と人との絆を
強くする

僕の詩集No.3171【 あこぎな人間 】

　　　あこぎな人間

　　　　　　　　　にのみや　あきら


義理人情に欠け
悪どい
しつこくて
ずうずうしい
そして目にあまる程
強欲である
そんな人間とは
付き合うな

どう見ても
人から好かれる
タイプではない
世の中で歓迎されない
爪弾きを喰う人間だ

世の中で
仲間はずれになるな
そんな人間の人生は
一生の不覚になる

僕の詩集No.3170【 招かれざるノック 】

　　　招かれざるノック

　　　　　　　　　　　にのみや　あきら


誰かが
僕の心をノックした
何の用事だろう
僕は今
悲しみに耽っている
静かにして欲しい

ノックの音は激しくなる
だがノックは響きだけで
訪問者は姿を表さない
不気味だ

僕に会いたいのなら
別の機会にしてくれ
それらな会ってやってもいい
それ以外はご免だ

ノックは
更に激しい響きを続ける
僕はこの忌まわしいノックから
一刻も早く解放されたい

僕の詩集No.3169【 競 争 心 】

　　　競 争 心

　　　　　　　　にのみや　あきら


競争はしない方がいい
競争心があるから
不和の元になり
他人との争いが起きる

しかし
進歩のためには
競争心は必要
でも
それがあるから
人間関係が壊れる

競争心は
必要で必要でない
人間は
こんな気持の狭間で
生きている

僕の詩集No.3168【 見るに見かねる 】

　　　見るに見かねる

　　　　　　　　　　にのみや　あきら


世の中には
見るに見かねることが
多いい
どうしてこんなに
非常識な人が多いいのだろう
中には考えられない
信じられない事例もある

我が子の養育に
暴力を振るったり
食事も与えないで放置する
そしてその結果
死なせてしまう

自分が産んだ我が子が
可愛くないのか
どんな気持ちで
育てているのか
見るに忍びない