僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.2203【 こ じ れ る 】

2019-10-26 05:00:01 | 

    こ   


         にのみや あきら


 


物事がこじれる


と言っても色々ある


人間関係がこじれる


病気がこじれる


性格がこじれている


筋道が通らなくなる


こじれるは


ねじれると同意だ


 


どちらにしても


人間生活の中で


いい状態ではない


こんな状態にならないよう


心がけなければならない


 


相手との確認


誤解を招かないようにする


病気はしっかり養生をする


どれも簡単なようで


大変だ


 


一番なりたくない


みっともないのは


性格がこじれることだ


これだけは気を付けよう

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僕の詩集No.2202【 セ ミ ( 2 ) 】

2019-10-25 05:00:02 | 

       ( 2 )

                     にのみや あきら

 

初秋の早朝

冷たい雨の日

歩道に

死んだ一匹のセミ

仰向けになって転がっている

ひと夏だけの短い命

どんな一生だったのだろう

人間のように

人生について考えたのだろうか

恐らく

家族とは別れ別れで

一人で過ごしてきたに違いない

寂しいと言うか哀れと言うか

見るに忍びない

 

地球上の

小さな一つの命が

昇天した

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僕の詩集No.2201【 負け惜しみ 】

2019-10-24 05:00:00 | 

    負け惜しみ


        にのみや あきら


 


自分の負けや失敗を


認めようとしないのは困る


卑怯だ


人間は完璧ではない


誰でも失敗はする


だから多少のことで


罪悪感を感じることはない


 


周りの人も


多少の失敗は許してやるべきだ


それ見ろと言わんばかりに


鬼の首を取ったように


相手を責めるのは


止めた方がいい


相互に気まずい雰囲気が流れるだけだ


 


その内


自分も同じ失敗をするかもしれない


相手を責める前に


自分を俯瞰して見るべきだ


人間


自分は人より優れていると


思いがち


それが人間の愚かさだ


あまり自分を


買い被るのはよくない


 


 


 


 

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僕の詩集No.2200【 潔 癖 症 】

2019-10-23 05:00:01 | 

   潔  癖 


                       にのみや あきら




潔癖症


どうやら二種類あるようだ


衛生面嫌う人と


金銭面など不正を嫌う


精神的潔癖症


 


電話の受話器や


電車の吊り革など


他人が触った所を触らない


触る時は


消毒液のついた布で拭くか


ハンカチなど覆って使う


 


もう一方は


くそ真面目で


不正や邪悪を


極度に毛嫌いする


 


ちも扱いに手こずる


もっと人間


おおらかな気持ちで生きないと


心が擦り減ってしまう

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僕の詩集No.2199【 人生・明るく 】

2019-10-22 05:02:45 | 

     生・  


         にのみや あきら


            


 人生


明るく過ごそう


明るく生きよう


苦虫噛んで生きたって


仏頂面して生きたって


面白くもなんともない


どうせ生きるなら


明るく生きよう


対話にユーモアを持たせ


時には駄洒落交えて楽しもう


そうすれば


自然と場が明るくなる


場が楽しくなる


生きるためには


ユーモアが必要


明るさが必要


 


明るく生きるって


こんな素晴らしいことはない

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