僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.2181【 傷 痕 ( 2 ) 】

2019-10-04 05:01:08 | 

    傷  痕 ( 2 )

                   にのみや あきら


 


同じ傷でも


身体的なそれより


心の傷は辛い


傷痕は


その傷が残るのだから


 辛い


心の傷跡として


一生残るかもしれない


身体の傷跡は治療で治る


だが心の傷は


名医でも手こずる


だから致命傷になり兼ねない


兎に角


どちらの傷も負いたくない


残したくない


 


人生


無傷で一生を終えたいものだ


無性にそう思う

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