僕の詩集No.1896【 人 生 ( 36 ) 】

　    人  生    ( 3 6 )

　　　　　           にのみや　あきら
頼りになる友達はいるのか
信頼できる友達はいるのか
他人を当てにするわけではないが
人間は
孤独
他人を頼らざるを得ない

でも
誰もかまってくれない
誰も近づいてくれない
誰も相手になってくれない
誰も助けてくれない
一人で生きてゆかなければならない
それが現実
人間は孤独に生きるしかない

だが
芸術だけが
人間を
癒してくれる
慰めてくれる
救ってくれる