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★年をとらなくても老人乾皮症に

2008年12月03日 | 健康情報
◆ 老人性乾皮症とは?

 加齢に伴い皮膚の水分が減少し、乾燥してかさついた状態が老人性乾皮症です。

 特に空気の乾燥する秋から冬にかけて現われ、自覚症状としては痒みを伴うことが

 特徴です。老人という年齢に達しなくても、ある程度の年齢になると、老人乾皮症の

 症状が出てきます。また、老人乾皮症がさらに悪化していくと、乾燥だけでなく強い

 痒みをともなう「老人性掻痒症」となってしまいます。

◆ 乾皮症はなぜ起きる?

 皮膚の水分は皮脂、細胞間脂質(セラミドなど)、尿素などの天然保湿因子で保たれ

 ていますが、加齢により保湿能力が低下してきます。

 さらに、暖房などによる湿度の低下やお風呂での洗いすぎなどが加わると皮膚の

 乾燥が一層ひどくなります。

◆ 日常生活での注意

 皮脂分泌が減っている肌を洗うときには、ナイロンタオルは御法度。

 ガーゼくらいのやわらかい布に、低刺激性の石けんをつけてよく泡立てます。

 その泡で皮膚をなでるように洗うことが肝心です。その際、お湯の温度は体温より

 2~3℃高いくらいのぬるめがおすすめです。そして入浴後には、タオルで擦らずに

 そっと水分をぬぐったら、保湿効果の高いヒアルロン酸や尿素を含むクリームを塗る

 とよいでしょう。

 部屋の加湿を十分に行うことと、より空気を乾燥させるエアコンなどの暖房機を

 使いすぎないこと(温度は低め設定で)。

 ぬくぬくコタツも皮膚を乾燥させるので要注意です。また、眠るときに電気毛布の

 使用も避けたほうが無難。足先が寒くて眠れないという場合は、湯たんぽが便利。

 食生活では、さっぱりしたものばかりでなく、油や肉料理を意識的に摂るように

 してください。ただし刺激物は禁物です。


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