6月15日(日) トワイライトエクスプレス乗車記-その2
富山を出て、海が間近にせまってきた。
太陽が車窓の真ん中に入ってくる、まだ陽は高い。
廊下側車窓には、雪を頂いた立山がそびえ立つ。
昔は陸の難所親不知は、トンネルでぬける。
糸魚川-直江津間は、ほとんどがトンネル。
17:59 直江津 この当たりでうすぐもりからまぶしい夕陽となる。
直江津と柏崎の間で撮った、会心の一枚。(上)
これが見たかった、まさにトワイライト。
柏崎から海は遠ざかる、夕陽は黄金色に染まっていく。(上)
夕陽がまさに沈もうとしている、ものすごくまぶしい。
でも、とてもきれいだ。
19:00 長岡 夕陽は沈んでいた。
この画像こそ、トワイライトエクスプレスの幻想的な車窓。(上)
遠くうすく見える陰影は、弥彦山。
こんな車窓が、撮れるとは。
幻想的な夕焼けは、延々とつづく。(上)
地平線だけが明るい。
19:40 新津 ここから洞爺までドアは開かない。
ようやく暗闇につつまれ、ソファーを倒すとセミダブルのベッドとなりひとりなら悠々だ。
トワイライトエクスプレスは、時々汽笛を鳴らしながら黙々と進んでいく。
昨日だったら不通だった。
運がいいのか紙一重と言おうか、とにかくこの列車に乗っている。
気が付くとまだ半分来ていない、眠りにつく。
-トワイライトエクスプレス乗車記・つづく-
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