ちよ馬券、今回は東京競馬場2400mで行われるジャパンカップだ。
このレースでは外国馬の取捨がやっかいで、今回も外国馬が5頭参戦する。
その中で最も注目すべきは、イギリスのコンデュイットだ。
三走前からキングジョージ(英)1着、凱旋門賞(仏)4着、BCターフ(米)1着(BCターフは連覇)、いずれも世界最高峰のレースだ。
おまけに英版菊花賞のセントレジャーも制しており、実績においてはまさしく「超一流馬」と言ってよい。
しかし今までに来た超一流と呼ばれた馬が、すんなり勝っているかというとそうでもないのだ。
自分が知っているかぎり88トニービン、96エリシオ、99モンジューたち超一流馬は鳴り物入りで来日したが、惜敗して帰国している。
超一流馬に限らずこのレースの外国馬を予想する時、重要なのは実績よりまずは日本の硬くて軽い馬場適正と本気度、そして体調面だ。
コンデュイット(英)2分23秒台で連覇、軽い馬場適正あり。
インターパテイション(米)持ちタイム2分25秒台で、スピード勝負OK。
ジャストアズウェル(米)BCターフを見送りJCに絞って参戦、本気度高い。
シンティロ(英)2分30秒を切ったことがなく、馬場適正疑問。
マーシュサイド(米)昨年来日も体調不良で出走取消、やる気満々。
一方迎え撃つ日本勢は、ウオッカ、レッドディザイアの女傑二頭に、昨年の覇者スクリーンヒーロー、日本の菊花賞馬オウケンブルースリーなど。
さて本命は・・・。
16コンデュイットは勝てばボーナスが出るそうで、本気度は高い。
だが、強さは認めるがピークはBCターフのような気がして疲れが心配。
このメンバーの中で、本当に強い馬はこの一頭しかいない。
あなたの夢は何ですか・・・、私の夢は・・・ルメール騎手の5ウオッカだ。
おそらくスローで内枠なので先行するだろう、折り合いはルメールの腕っ節がつける。
ルメールが乗れば、直線ウオッカの瞬発力が爆発するのは・・・間違いない。
ヒモは・・・。
外国馬は16コンデュイットは当然だが、悩んでもう一頭先行しそうな11マーシュサイド。
日本馬は天皇賞・秋組から18スクリーンヒーロー、10オウケンブルースリー、札幌でブエナビスタを破っている13ヤマニンキングリーまで。
あとは天皇賞・春の覇者8マイネルキッツ、秋華賞馬でハンデが4キロある6レッドディザイア。
最後の一頭はどんな逃げをうつか、武豊の意地を見たい9リーチザクラウン。
結論
三連複軸一頭流し 5-6、8、9、10、11、13、16、18 28点買い
結果追記します。
結果追記
やったぜ5ウオッカ、先行してルメールの腕っ節で折り合って末脚爆発は予想どおり。
ペースが速くなったのも折合い面で味方した、走破タイム2.22.4はアルカセットのコースレコードにあと少しだった。
日本牝馬としてジャパンカップ初制覇で、やはり現役実力No1はウオッカで間違いなかった。
10オーケンブルースリは四角最後位から猛然と追い上げ、ウオッカと写真判定の結果2着。
この馬にもよどみのないペースは願ってもない展開だったはずだ。
じつは昨年のJCでオーケンブルースリに本命を打ったのだが5着、成長した姿を見せてくれた。
軽ハンデの3歳牝馬6レッドディザイアもよく伸びてきて3着、今年の3歳牝馬はレベルが高い。
ブエナビスタを含めた女傑たちの勝負は有馬記念で見られるのか。
(ウオッカはレース後の鼻出血で、規定により有馬記念には出られなくなった。)
外国馬たちは16コンデュエット以外は、いつもの年のように話にならなかった。
コンデュエットもこのスピード決着には4着が精一杯。
三連複 5-6-10 2,460円 ズバリ的中
次回はジャパンカップ・ダートだが、残念なニュースが入ってきた。
参戦予定だった米三冠のベルモントSを制したサマーバードが、日本での調教中に骨折してしまった。
ダートではこれまで来日した外国馬の中では一番の大物だっただけに、残念だ。