Forever hill

男は夢に追われる孤独なランナー

ちよ散歩⑰秋ヶ瀬さくら草

2009-04-22 23:07:58 | まち歩き

ちよ散歩、今回は秋ヶ瀬さくら草自生地まで荒川土手を歩きます。

008戸田橋を渡り、埼玉県に入ります。

ここより少し下流には戸田渡船場跡の碑があり、そこが中山道の渡しのあったところです。

1875(明治8年)に戸田橋が完成し、その役目を終えました。

 

 

 

埼玉県側の荒川土手を、行きます。 

013_2すぐ、右手に見えてくるのが戸田漕艇場です。

ここで、土手を下ります。

1964(昭和39年)東京オリンピックボート会場となりました。

その時、拡幅と周辺整備を行い戸田公園として開園されました。

 

 

017_2日本唯一の静水コースとして、ボートカヌーの貴重な練習場です。

コース入口近くには艇庫敷があり、大学や実業団の艇庫が並びます。

 

 

 

 

022_2しばらく、コース沿いの歩道を歩きます。

全長は2,400mあり、相当長いです。

左の土手には桜並木が続き、少し前までとてもきれいでした。

 

 

 

023_2歩いて行くと、コースに架かる橋が段々大きくなってきます。

これは、戸田公園大橋といい歩行者専用の橋です。

 

 

 

 

027 このコース西側のはずれにあるのが、戸田競艇場です。

ボートやカヌーのスタート地点は、競艇場の前にあるのでボートの競技会と競艇場の重複開催は出来ません。

 

 

 

 

競艇場の所から、土手に戻ります。

035すぐに見えるのが、笹目橋です。

新大宮バイパス首都高速5号線が、通っています。

土手のてっぺんと河川敷の間に、水位観測所とともに「高水流量観測見通し杭」なるものがありました。

水位が、この杭まで来た時は危険信号なのでしょう。

 

 

 

笹目橋を、越えて行きます。

037外かく道路外環道の通る幸魂大橋が、見えてきます。

橋の下は、荒川本流ではなく荒川第一調整池である彩湖です。

これは、荒川が増水した時に水を貯めるため出来たものです。

荒川本流と彩湖の間には、こちらの土手から続くもうひとつの土手があります。

 

 

さらに、幸魂大橋を越えて土手を行きます。

048やがて、河川敷に見えてくるのがヤクルトの総合グラウンドです。

こちらはスワローズの野球場で、イースタン・リーグなどが行われます。

 

 

 

 

そのまま河川敷を進むと、へら鮒釣り道満河岸(どうまんがし)釣場があります。

残念ながら、撮影はNGでした。

059ここで、調整池である彩湖のほとりに出ます。

この辺りは、荒川彩湖公園となっています。

笹目橋を過ぎてから続いているので、彩湖は想像以上に広いです。

彩湖は水害防止の他に、埼玉県東京都に水道水を供給する役目もあります。

 

 

けっこう歩いて、ようやく彩湖をあとにします。

065_2彩湖の土手を越えて、武蔵野線のガードをくぐります。

鴨川が荒川に流れ込む所に水門があるのですが、その名も「さくらそう水門」とあります。

いよいよ、さくら草までのゴールは近いです。

 

 

 

 

秋ヶ瀬橋の手前を右に入って行き、ようやく田島ヶ原さくら草自生地に着きました。

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荒川流域には各所にさくら草の自生地がありましたが、ここだけとなってしまいました。

あくまで自生地なので、自然にまかせて咲いているのが田島ヶ原さくら草なのです。

ですから咲き乱れるというわけにはいかず、所々にさくら草の群落が見られる程度です。

天然記念物に指定され、四月上旬から紅紫色の可憐な花を咲かせてくれます。

084_2 この秋ヶ瀬橋を渡り、行きとは反対側の土手を笹目橋まで歩いて帰りました。

今回は、相当歩いたので疲れ果てました。

本日のおみやげは、ありません。

 

 

 

-ちよ散歩⑰秋ヶ瀬さくら草・おわり-

 


ちよ馬券皐月賞

2009-04-19 00:12:22 | ギャンブル

ちよ馬券今回はいよいよ三歳三冠レースの始まりだ。

中山競馬場芝2000mで行われる皐月賞

皐月賞の思い出は2005のディープインパクトだ。

ディープが勝つのはわかっていたので三連単ディープ一着固定で勝負した。

相手には前走が弥生賞組と若葉S組を買った。

2着に12番人気のシックスセンスがきて、三連単70,780円的中した。

あのディープが頭でも買いようによっては超万馬券が取れるのを実証した。

前走レースのレベル比較を優先するようになったのはこの頃からだ。

ちなみにその年の桜花賞でもラインクラフト、シーザリオと入り1、2着が1、2番人気でも三連単36,790円ついて、これも的中している。

どちらも軸がしっかりしているのに高配当でおいしい馬券だった。

三連単は当たると中毒になるが、どうしても買い目が多くなり負けると大損する。

さて今年の皐月賞は・・・。

1ロジユニヴァースは無敗だが、ディープのように強い馬とはとても思えない。

土をつけるのは16アンライバルドだ。

瞬発力勝負になれば、まさしくライバルはいない。

相手選びは・・・。

弥生賞組よりスプリングS組を上とみる。

12フィフスペクト、2リクエストソング

若葉S組も強い6ベストメンバー、4トライアンフマーチ

弥生賞組からは1ロジユニヴァースはしかたないが、もう一頭は上位馬より負けた馬11アーリーロブスト

あとは毎日杯の時計抜群の10ゴールデンチケット、大外不利も18リーチザクラウン

ちよ馬券結論

三連複一頭軸 16-1、2、4、6、10、11、12、18 28点買い

結果追記

見たか16アンライバルド驚異の末脚を。

並ぶ間もなくあっという間に先頭、やったぞ岩田。

2着も4トライアンフマーチが見えた。

白帽もこない。待てよ3着は何だ。

15セイウンワンダーか・・・とほほ。

買ってないよ。正直、弥生賞惨敗組のなかで11アーリーロブストと迷った。

1ロジユニヴァースはこんなもんで全然驚かない。

これでダービーも決まったね。

三連複 4-15-16 67,700円 ハズレ


ちよ馬券桜花賞

2009-04-11 22:38:40 | ギャンブル

ちよ馬券今回は桜花賞、三歳牝馬の三冠最初のレースです。

桜花賞の思い出といえば、何といっても1998(平成十年)だ。

なぜならこの時は大阪まで遠征して阪神競馬場Sラウンジのガラス張り観覧席、しかも最前列で見たからだ。

直線ファレノプシスが強烈な末脚で優勝、2着には逃げたロンドンブリッジが残った。

自分の本命エアデジャブーはよく追い込んだがとどかず頭差3着。

当時は三連複はなくハズレで、帰りは豪華ディナーが駅弁に変わってしまった。

ファレノプシスが集団から抜け出しゴールに迫ってくる姿は、今でも目に焼き付いている。

さて今年だが・・・。

ゴールに迫るファレノプシスの姿に、やはり強烈な末脚のブエナビスタがダブってくる。

昨年の阪神JFの時点で勝つのはこの馬と決めていた。迷わず9ブエナビスタ本命だ。

興味は相手選びだ。

ブエナビスタに挑んだチューリップ賞組が強い。

7サクラミモザ、14ルージュバンブー、15ジェルミナル

クイーンCディアジーナの2着1ダノンベルベール

アネモネ圧勝の2ツーデイズノーチス

あとはミッキー(松永幹夫)期待の18レッドディザイア

Fレビュー組はレベルが低い。

ちよ馬券結論

三連単一着固定 9-1.2.7.14.15.18 30点買い

結果追記

安勝にはヒヤヒヤさせられたが、9ブエナビスタが強烈な瞬発力でまず一冠。

直線であれだけモタモタしたので、とどかないかと思った。ブエナビスタの末脚は驚異だ。

2着18レッドディザイヤ四位は一瞬勝ったと思ったのではないか。相手が悪かった。

15ジェルミナルが3着に入り、ちよ馬券はおかげ様でしました。

三連単 9-18-15 5,680円


ちよ散歩⑯桜満開石神井川

2009-04-09 17:44:04 | まち歩き

ちよ散歩、今回は桜満開の石神井川沿いを歩きます。

石神井川の途切れた桜並木は、東上線中板橋駅近くの下頭橋(ちよ散歩⑥旧川越街道白子宿参照)で復活します。

旧川越街道の下頭橋からスタートです。

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満開の桜が、すぐに目に飛び込んできます。

東上線のガードをくぐると、石神井川は右にカーブして商店街のうらを流れます。

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この辺りは、小さな橋がいくつも続きます。

桜と石神井川は、それぞれの橋の上からいろいろな表情を見せてくれます。

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やがて、商店街の通りと交差する中根橋に出ます。(右上)

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近くで見る桜は、とてもかわいらしいです。

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この石神井川の桜は、ほとんどが川にしだれかかり見事です。

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やがて、首都高速下の17号線を渡ります。

さらに進むと、桜に囲まれた旧中山道に架かる「板橋」が見えてきます。(右上)

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緑が鮮やかな 御成橋の背後には、帝京大学医学部附属病院がそびえます。(右上)

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加賀地区に入ると、川は左右に蛇行しながら流れます。

この辺りは、江戸時代加賀藩前田家の下屋敷があった所で緑豊かな地区です。

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金沢橋となり、桜もクライマックスを向かえます。(右上)

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桜の中を、埼京線の電車が通り過ぎます。(右上)

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遊歩道が整備されていて、桜の下を歩きます。(右上)

101_2だんだん石塀が高くなり音無橋が見えてくると、ゴールの王子です。

実際、音無橋は旧流路に架かっていたものです。

現在の石神井川は、飛鳥山分水路のトンネルで王子をぬけます。

 

 

 

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日のおみやげは、仲宿商店街新月堂「道明寺」です。

 

 

 

 

-ちよ散歩⑯桜満開石神井川・おわり-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ちよ散歩⑮横浜山手

2009-04-05 17:17:38 | まち歩き

ちよ散歩、今回は少し遠出して横浜山手を散策します。

JR根岸線山手駅からスタートします。

006駅から坂を上って行くと、まずは根岸競馬記念公苑があります。

馬の博物館があり、「日本の馬文化」を知ることができます。

これは、馬の博物館前にあるトキノミノルの像です。

この公苑には、ポニーセンターもあり乗馬が楽しめます。

 

 

019すぐとなりが、相当に広い根岸森林公園になっています。

なぜ広いのか、広いのも納得です。

ここは、初めて洋式競馬が行われた根岸競馬場跡地なのです。

1866(慶応2年)に完成し、翌年最初の競走が行われました。

 

 

023その証拠に、昔のスタンドの一部がまだ残っています。

現存しているこの建物は、一等馬見所です。

トキノミノル像の所から、後方に見えたのはこのスタンドです。

競馬ファンとしては、この遺構を見たくて横浜までやって来ました。

 

 

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もともと、居留外国人の娯楽として始まった根岸競馬場です。

結局、1943(昭和18年)に閉鎖され海軍省に接収される前年まで競馬が行われていました。

設計者は、数々の洋館を手がけているJ.H.モーガン氏です。

今にも壊れそうですが、出来れば残していってもらいたい建物です。

根岸森林公園をあとにして、バス通りを北へ向かいます。

052ここからは、横浜山手地区洋館めぐりとなります。

山手本通りを、かなり歩きます。

すると、山手イタリア山庭園への案内板が見えてきます。

 

 

 

047イタリア領事館がおかれたことから、イタリア山と呼ばれています。

この庭園は、花壇を幾何学的に配したデザインになっています。

この建物は、明治政府外交官の家でこの地に移築されました。

 

 

 

045外交官の家の奥にあるのが、このブラフ18番館です。

大正末期の外国人住宅で、最近までカトリック山手教会司祭館として使用されていました。

この建物も、移築復元されました。

 

 

 

山手本通りにもどり、また北へ進みます。

064このバス停「山手町」の手前を、右に曲がります。

しばらく行くと、山手公園があります。

日本最初の洋式公園として、1870(明治3年)に開園されました。

 

 

 

054_2この地に、1878(明治11年)専用テニスコートが建設されました。

この公園が、日本テニス発祥の地とされています。

この建物は、横浜山手テニス発祥記念館です。

当時からのテニスの歴史を、かいま見ることが出来ます。

 

 

057公園内には、コートをならすローラーの形をした「日本庭球発祥之地」の碑があります。

この建物は、山手68番館です。

テニスコートのクラブハウスに、なっています。

手前のは、まだ二分咲きです。

 

 

フェリス女学院大学を横に見て、山手本通りにもどります。

065先ほどの、山手町バス停前のカトリック山手教会聖堂です。

元町方面から上がってくる、汐汲坂代官坂と交差します。

それらを、左に見ながら真っすぐ進みます。

 

 

 

067やがて、このベーリック・ホールがあります。

イギリス人貿易商ベリック氏の邸宅として、建てられました。

設計は、競馬場と同じJ.H.モーガン氏です。

スパニッシュスタイルを基調とし、最大規模を誇ります。

 

 

070すぐとなりが、元町公園で山手を象徴する公園のひとつです。

園内には、山手80番館遺跡ブラフ溝などの記念碑があります。

かつて、山手はブラフ(切り立った崖)と呼ばれていました。

ブラフという言葉が、よく出てきます。

 

 

071_2この建物は、園内にあるエリスマン邸です。

絹糸貿易商会支配人エリスマン氏の私邸として、建築されました。

「現代建築の父」と呼ばれた、A.レーモンド氏の設計です。

これも、元町公園に移築復元されました。

 

 

075元町公園から道路の反対側にあるのが、この山手234番館です。

この建物は、外国人向けの共同住宅でした。

従来は、4つの住戸が左右対称に向かい合っていました。

横浜に現存する、数少ない遺構のひとつです。

 

 

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元町公園前の歩道で見つけた、レトロ調電話ボックス(左上)です。

「自動電話」と、書いてありました。

山手234番館のとなりにある、山手聖公会(右上)です。

080さらに、そのとなりの山手資料館です。

この建物は、貴重な明治時代木造洋館です。

その時代のものとしては、横浜に唯一現存するものです。

 

 

 

084山手資料館のとなりが、このレストラン山手十番館です。

観光客に人気のある店で、一階は喫茶店になっています。

近くには、ビール由来のビアサケ通りがあります。

その通りには、麒麟麦酒開源記念碑ビール井戸などのビールに関する記念碑が残っています。

 

 

道路の左側は、すでに山手外国人墓地となっています。

086山手外国人墓地より、マリンタワーを望みます。

画像右奥の建物が、外国人墓地資料館です。

この墓地は、アメリカ使節ペリー一行の海兵隊員を葬ったのが始まりとされています。

 

 

 

山手本通りは、外国人資料館の所で右に曲がります。

091右側に、岩崎ミュージアムがあります。

この地には「ゲーテ座」という西洋劇場があり、居留外国人の社交場となっていました。

関東大震災で、崩壊しました。

 

 

 

そのまま真っすぐ進むと、港の見える丘公園となり山手洋館めぐりのゴールです。

107港の見える丘公園、展望広場地区の展望台です。

正面に、横浜ベイブリッジが見えます。

横浜港ランドマークタワーなどが、一望出来ます。

 

 

 

101園内の、イギリス地区にある横浜市イギリス館です。

1937(昭和12年)英国領事館公邸として、建築されました。

この建物には、モダンと伝統を加味した重厚な美しさがあります。

 

 

 

102横浜市イギリス館の奥にある、山手111番館です。

1926(大正15年)アメリカ人住宅として、現在地に建てられました。

設計は、また出ましたJ.H.モーガン氏です。

スパニッシュスタイルの赤瓦と白壁が美しい西洋館で、地階には喫茶室があります。

 

 

イギリス地区から、西側のフランス山地区に移動します。

112横浜開港期に、フランス軍隊が駐屯していました。

それで、フランス山と呼ばれるようになりました。

山の下には、フランス領事館が建てられました。

山の上に建てられたのが、フランス領事官邸です。

 

 

114その官邸では、井戸の水汲み用風車が設置されました。

この風車は、当時をしのぶモニュメントです。

下の赤レンガの塊は、公園整備の際見つかった風車基礎の遺構です。

すぐとなりに、1930(昭和5年)に建てられた2代目領事官邸の遺構も残っています。

 

 

 

フランス山を下りて、新しい「みなとみらい線」元町・中華街駅を通り過ぎます。

120すぐに、この元町ショッピングストリートとなります。

途中で、右に曲がり中華街に向かいます。

中華街からの横浜散歩は、次の機会で・・・ということで。

 

 

 

お腹がすいたので、中華街で昼飯です。

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中華街はずれにある、「梅蘭」(左上)という店に入ります。

ここの、梅蘭やきそば(右上)が絶品です。

普通のあんかけやきそばとは反対で、外側のカリッとしたやきそばの中に熱々のあんかけの具がたっぷり入っています。

130本日のおみやげは、中華街聘珍樓黒豚肉包黒胡麻あんまんです。

 

 

 

 

-ちよ散歩⑮横浜山手・おわり-