ちよ馬券、今回は競馬ファンのお祭り日本ダービーだ。
3歳馬によって東京競馬場芝2400mで行われる。
今年はレベルの高いメンバーが揃った。
まずは皐月賞1着で2冠をめざすヴィクトワールピサ。
青葉賞をぶっち切ったペルーサ。
NHKマイルで15頭ゴボウ抜きのダノンシャンティ。
プリンシパルを横綱相撲で快勝したルーラーシップ。
鋭い差足で皐月賞2着のヒルノダムール。
2歳王者で皐月賞4着ローズキングダム。
この世代最初の大物NHKマイル3着リルダヴァル。
そして関東期待の皐月賞5着アリゼオ。
ここ10年のダービー馬を見てみると、前走はどのレースにせよ3着以内が絶対条件(ただし昨年はドシャ降りの不良馬場なので除く)。
その中で前走1着馬が6頭を占め、前走2、3着馬と言えどもジャングルポケット(皐月3着)、タニノギムレット(NHK3着)、ウオッカ(桜花2着)のそうそうたる名前が連なっている。
昔のダービーは多頭数ゆえ「運のいい馬が勝つ」と言われてきたが、最近では「強い馬が勝つ」に変わってきたように思う。
また1番人気が勝ったのは7回あり、連対を含めると8回になる。
唯一1番人気がこなかった年(昨年は除く)は、牝馬のウオッカ(3番人気)が優勝。
ダービーでの1番人気の馬は実力を兼ね備えた、相当に信頼度が高い馬と言える。
さて今年の夢は・・・。
青葉賞1着のペルーサが強いと言っても、青葉賞は相手が弱い。
NHKマイルで15頭抜きのダノンシャンティは、果たして2400mでその芸当が出来るか。
ヒルノダムールは前走ヴィクトワールに、前々走ペルーサにいずれも負けている。
プリンシパル1着のルーラシップは、青葉賞よりさらに相手が弱い。
リルダヴァルはヴィクトワールとダノンシャンティに歯が立たなかった。
ローズキングダムとアリゼオは前走4着以下なので本命としては消し。
残ったのはおそらく1番人気になるであろうヴィクトワールピサ。
実は弥生賞のパドックでヴィクトワールピサの柔らかくて力強い歩様を見た時から、皐月賞、ダービーはこの馬だと決めていた。
気性がすでに大人で完成度が高く、皐月賞で馬群から内を突いて強さを証明してくれた。
あなたの夢は何ですか・・・、私の夢は◎7ヴィクトワールピサです。
相手は・・・。
今年のメンバーは実力の差がはっきりしていて、印が付けやすい。
ところが前日に衝撃が走った、候補の1頭18ダノンシャンティが骨折で出走を取り消した。
〇9ペルーサ、父ゼンノロブロイ2着の無念を晴らすか。
▲12ヒルノダムール、この豪脚には広い府中が合いそう。
△3ルーラシップ、母エアグルーヴの超良血が開花するか。
△14リルダヴァル、骨折明け4戦目で徐々に良化。
△1エイシンフラッシュ、一頓挫あっての皐月賞3着の能力は高い。
△13ゲシュタルト、3回連対している京都新聞杯1着馬。
順当と見て、これ位にしぼって7ヴィクトワールピサから1着固定三連単勝負だ。
結論
三連単1着固定流し 7-1、3、9、12、13、14 30点買い
結果追記します。
結果追記
いや~あ、直線興奮した。
本命にした7ヴィクトワールピサはもがいていた。
17トゥザグローリーと13ゲシュタルトに挟まれさばいている間に、8ローズキングダムと1エイシンフラッシュに出し抜けを食らった。
ペースがスローで、最後が切れ味勝負になったのがヴィクトワールには痛かった。
抜け出したローズとエイシンの上がり3ハロンは史上初の32秒台だというから、もはや2400mの上がりタイムではない。
レースは先に抜けた8ローズキングダムを1エイシンフラッシュがかわして優勝。
エイシンフラッシュの能力は相当に高いと思っていたが、人気がなさ過ぎ。
日本ダービーを獲るために地方から移籍した内田博幸にとっては、感無量だろう。
2着8ローズキングダムはザ石があったが、さすが2歳王者なめたらいかんぜよ。
ローズキングダムはデビューから前走まで、体重が減り続けていたので消してしまった。
押さえに持っていたマルチ馬券もハズレて、ガックリだ。
7ヴィクトワールピサは両隣りをさばくのが、精一杯でそれでも3着は確保。
13ゲシュタルトが4着に入り、結果的に皐月賞組が強かったのは思ったとおりだ。
9ペルーサは後方からの競馬となり、大外を回された分伸びを欠いて6着。
掲示板には載るだろうと踏んでいた12ヒルノダムールは9着だが、どこにいたか定かでない。
上がりの競馬でダノンシャンティが出ていたら、どうだったろうか。
三連単 1-8-7 152,910円 ハズレ
ヴィクトワールからマルチ馬券を買っていた人には、15万はおいしい馬券だろうね。
こう負け続けると、間違っても当たる気がしない。
ダービーが終わって「もぬけのカラ」になってしまったが、GⅠはまだ続く。
来週は安田記念だ。