Forever hill

男は夢に追われる孤独なランナー

ちよ馬券日本ダービー

2010-05-29 18:53:31 | ギャンブル

ちよ馬券、今回は競馬ファンのお祭り日本ダービーだ。

3歳馬によって東京競馬場芝2400mで行われる。

今年はレベルの高いメンバーが揃った。

まずは皐月賞1着で2冠をめざすヴィクトワールピサ

青葉賞をぶっち切ったペルーサ

NHKマイルで15頭ゴボウ抜きのダノンシャンティ

プリンシパルを横綱相撲で快勝したルーラーシップ

鋭い差足で皐月賞2着のヒルノダムール

2歳王者で皐月賞4着ローズキングダム

この世代最初の大物NHKマイル3着リルダヴァル

そして関東期待の皐月賞5着アリゼオ

ここ10年のダービー馬を見てみると、前走はどのレースにせよ3着以内が絶対条件(ただし昨年はドシャ降りの不良馬場なので除く)。

その中で前走1着馬が6頭を占め、前走2、3着馬と言えどもジャングルポケット(皐月3着)、タニノギムレット(NHK3着)、ウオッカ(桜花2着)のそうそうたる名前が連なっている。

昔のダービーは多頭数ゆえ「運のいい馬が勝つ」と言われてきたが、最近では「強い馬が勝つ」に変わってきたように思う。

また1番人気が勝ったのは7回あり、連対を含めると8回になる。

唯一1番人気がこなかった年(昨年は除く)は、牝馬のウオッカ(3番人気)が優勝。

ダービーでの1番人気の馬は実力を兼ね備えた、相当に信頼度が高い馬と言える。

さて今年の夢は・・・。

青葉賞1着のペルーサが強いと言っても、青葉賞は相手が弱い。

NHKマイルで15頭抜きのダノンシャンティは、果たして2400mでその芸当が出来るか。

ヒルノダムールは前走ヴィクトワールに、前々走ペルーサにいずれも負けている。

プリンシパル1着のルーラシップは、青葉賞よりさらに相手が弱い。

リルダヴァルはヴィクトワールとダノンシャンティに歯が立たなかった。

ローズキングダムアリゼオは前走4着以下なので本命としては消し。

残ったのはおそらく1番人気になるであろうヴィクトワールピサ

実は弥生賞のパドックでヴィクトワールピサの柔らかくて力強い歩様を見た時から、皐月賞、ダービーはこの馬だと決めていた。

気性がすでに大人で完成度が高く、皐月賞で馬群から内を突いて強さを証明してくれた。

あなたの夢は何ですか・・・、私の夢は◎7ヴィクトワールピサです。

相手は・・・。

今年のメンバーは実力の差がはっきりしていて、印が付けやすい。

ところが前日に衝撃が走った、候補の1頭18ダノンシャンティが骨折で出走を取り消した。

〇9ペルーサ、父ゼンノロブロイ2着の無念を晴らすか。

▲12ヒルノダムール、この豪脚には広い府中が合いそう。

△3ルーラシップ、母エアグルーヴの超良血が開花するか。

△14リルダヴァル、骨折明け4戦目で徐々に良化。

△1エイシンフラッシュ、一頓挫あっての皐月賞3着の能力は高い。

△13ゲシュタルト、3回連対している京都新聞杯1着馬。

順当と見て、これ位にしぼって7ヴィクトワールピサから1着固定三連単勝負だ。

結論

三連単1着固定流し 7-1、3、9、12、13、14 30点買い 

結果追記します。

結果追記

いや~あ、直線興奮した。

本命にした7ヴィクトワールピサはもがいていた。

17トゥザグローリー13ゲシュタルトに挟まれさばいている間に、8ローズキングダム1エイシンフラッシュに出し抜けを食らった。

ペースがスローで、最後が切れ味勝負になったのがヴィクトワールには痛かった。

抜け出したローズとエイシンの上がり3ハロンは史上初の32秒台だというから、もはや2400mの上がりタイムではない。

レースは先に抜けた8ローズキングダム1エイシンフラッシュがかわして優勝。

エイシンフラッシュの能力は相当に高いと思っていたが、人気がなさ過ぎ。

日本ダービーを獲るために地方から移籍した内田博幸にとっては、感無量だろう。

2着8ローズキングダムはザ石があったが、さすが2歳王者なめたらいかんぜよ。

ローズキングダムはデビューから前走まで、体重が減り続けていたので消してしまった。

押さえに持っていたマルチ馬券もハズレて、ガックリだ。

7ヴィクトワールピサは両隣りをさばくのが、精一杯でそれでも3着は確保。

13ゲシュタルトが4着に入り、結果的に皐月賞組が強かったのは思ったとおりだ。

9ペルーサは後方からの競馬となり、大外を回された分伸びを欠いて6着。

掲示板には載るだろうと踏んでいた12ヒルノダムールは9着だが、どこにいたか定かでない。

上がりの競馬でダノンシャンティが出ていたら、どうだったろうか。

三連単 1-8-7  152,910円 ハズレ

ヴィクトワールからマルチ馬券を買っていた人には、15万はおいしい馬券だろうね。

こう負け続けると、間違っても当たる気がしない。

ダービーが終わって「もぬけのカラ」になってしまったが、GⅠはまだ続く。

来週は安田記念だ。


ちよ馬券オークス

2010-05-23 00:24:01 | ギャンブル

ちよ馬券、今回は3歳牝馬三冠レースのオークスだ。

東京競馬場芝2400mで、行われる。

このレースのポイントは、桜花賞1600mから一気に800mの距離延長となるところだ。

しかしどの馬にとっても未知な距離であり、今の時点で長距離適正を推し測ることは容易でない。

過去の連対馬では前走桜花賞組が圧倒的に多く、2着なら二桁着順でもOKだ。

今年も桜花賞組が13頭も出場し、ますます難解なレースとなりそうだ。

ちなみに昨年の桜花賞とオークスは、3着までまったく同じ馬で同じ着順だった。

今年は、そう簡単に行きそうにない。

まず注目は、桜花賞を制したアパパネが二冠を達成出来るかだ。

スローペースとはいえ、先行して抜け出した力は一枚上だった。

そのアパパネが、17番の外枠になってしまった。

当日は雨予報だが、先が止まらない高速馬場では誰もが先に行きたい。

先行するには内枠が絶対有利で、外だと一角までに余計な脚を使ってしまう。

不利は否めなく、波乱の予感がする。

本命は・・・。

ロスなく進んだ桜花賞で伸び切れなかったアプリコットフィズだが、体が小さいだけに長距離輸送が影響したと思う。

今度は地元で得意の左回り府中、しかも桜花賞と同じ絶好の内枠3番。

父のジャングルポケットダービー・JCを勝っていて、府中2400mが得意だった。

強烈な末脚のないこの馬にとって、距離が延びるのと雨が降るのは願ってもないこと。

スタミナをロスした後続の馬たちをしり目に、アプリコットフィズが一番最初にゴール板を駆け抜けるのは・・・間違いない。

◎3アプリコットフィズ

相手は・・・。

やはり、桜花賞上位組が強い。

〇4ショウリュウムーン センスが良く距離延長も歓迎、おまけに雨も歓迎だ。

17アパパネ だてにGⅠ2勝していない、外枠不利をはねかえす底力は十分にある。

△6オウケンサクラ 桜花賞2着で強烈な先行力あり、内枠を引いた。

△15エーシンリターンズ 桜花賞3着、外不利も先行しての粘りに期待。

△14シンメイフジ 驚異の末脚の持主、雨は不利だがはまれば。

今年のフローラSは、昨年に比べると2秒も速い。

△18サンテミリオン フローラS1着で大外は不利だが、まだ底を見せてない気がする。

△2アグネスワルツ 骨折明けのフローラS2着は優秀で逃げに期待、雨は味方する。

最後に・・・。

△9モーニングフェイス 唯一2400mを経験しているのと、抽選をクリアした運の良さを買う。

結論

三連複軸1頭流し 3-2、4、6、9、14、15、17、18 28点買い 

結果追記します。

結果追記

雨のオークス直線ラスト1ハロン抜け出したのは、逃げた2アグネスワルツ内をついて先差しの3アプリコットフィズそして外から追い込んできた17アパパネ18サンテミリオンの4頭だった。

その中でも2頭の勢いが違った、伸びてきたのは17アパパネ18サンテミリオン

2頭はそのままたたき合い、ほとんど同時にゴールに飛び込んだ。

LIVEでは18サンテミリオンの鼻づらが早いと思ったが、スローだとどっちが勝ったのかわからない位同時だった。

なが~い写真判定の結果、何とGⅠ史上初の同着優勝。

よくアナウンサーがハナ差の名勝負になった時「こうなったら両馬に勝たせてやりたいですね~」とよく話すが、その通りになってしまった。

3着には先が止まらない馬場で2アグネスワルツが粘り、わが3アプリコットフィズ13アニメイトバイオ6オウケンサクラにも抜かれ6着に沈んだ。

17アパパネはこれで2冠達成、外枠や雨などもろともせず底力を見せつけた。

ひょっとすると、ブエナビスタクラスになるのか。

18サンテミリオンも、底を見せてない。

3着2アグネスワルツとともに、やはり今年のフローラSはレベルが高かった。

ウオッカダイワスカーレット、ブエナビスタレッドディザイアのように女傑にはライバルが必要。

アパパネにもサンテミリオンというライバルが出現し、しかも両馬とも関東馬というのだからうれしいもんだ。

アプリコットフィズは先差しの時は迫力あったが、そのあと伸びない。

小柄なだけに、夏を越しての成長を待とう。

それにしても、対抗にした4ショウリュウムーンはどこへ行ってしまったのか。

三連複 2-17-18 10,180円 ハズレ

いよいよ、来週は競馬ファンのお祭りダービーだ。


ちよ馬券ヴィクトリアマイル

2010-05-15 23:02:17 | ギャンブル

ちよ馬券、今回は古馬牝馬のマイル王を決めるヴィクトリアマイルだ。

5週連続GⅠが続く東京競馬場での第二弾で、芝1600mで行われる。

このレースの注目は何と言っても、ブエナビスタレッドディザイアのライバル激突だ。

桜花賞オークスをブエナビスタが制し、秋華賞でブエナビスタの三冠を阻止したのがレッドディザイアだった。

古馬になっての初対決だが、どちらもドバイ遠征からの帰国初戦となる。

遠征疲れがないか仕上がり具合がポイントとなりそうだ。

いずれにせよどんな名勝負になるか、この二頭のどちらかが勝つのは・・・間違いない。

本命は・・・。

現役最強牝馬だったウオッカを引き継ぐのは、ずばり・・・ブエナビスタだ。

ブエナビスタは勝った時はもちろん、負けたレースでも必ず伸びてくる。

ドバイでは狭いところを伸びて3/4馬身の2着、エ女王杯では絶望的な大差から32.9秒で追いかけて3着。

久々のマイルだが東京コースでもあり自在性も身に付けたいま、牝馬相手に負けられないところだ。

ここは黙って、本命は11ブエナビスタだ。

相手選び・・・。

まずは阪神牝馬S組から1、2馬15アイアムカミノマゴ、18プロヴィナージュ

4着だが秋華賞2着だった9ブロードストリートと、体重減が心配だが休み明け6着だった3ラドラーダ

次に福島牝馬S組からは東京の高速馬場を見込んで、先行しての2、3着馬の12ブラボーデイジー、4ウェディングフジコ

あとはハイペースの中山牝馬Sを制した10ニシノブルームーン

最後に17レッドディザイアは、遠征疲れが気になるが押さえねばなるまい。

結論

三連複軸1頭流し 11-3、4、9、10、12、15、17、18 28点買い

結果追記します。

結果追記

ヴィクトリアマイルは直線ゴール前、混戦を抜け出したのは2ヒカルアマランサスだった。

一瞬馬群に沈みかけたがすごい根性で伸びてきた、内田博幸は勝ったと思っただろう。

しかし、そこに大外から追込んできたのが11ブエナビスタで豪脚で襲いかかる。

果たしてどっちだ・・・11ブエナビスタがきっちりとらえて優勝していた。

やはり現役最強牝馬の座は、女傑11ブエナビスタのもとに輝いた。

馬券的には2着2ヒカルアマランサスを買ってないのでしらけたが、この馬はけっこう重い印がついていた。

前走13着だったのできらったのだが、反対に前走同じレースで1着の15アイアムカミノマゴは人気はあったが印は少なかった。

結果は15アイアムカミノマゴは10着に沈み、トラックマンたちの印は正しかった。

これも競馬の奥の深さのひとつか。

そのくせ3着となった人気薄の10ニシノブルームーンは買っている。横一線の大混戦の狭いところを伸びてきた。

17レッドディザイアはやはり疲れか、4着が精一杯。

もう少し手広く買っていれば万馬券が取れただろうが、あとの祭り。

三連複 2-10-11  29,700円 ハズレ

これでGⅠは2連勝のあと、5連敗でうまくいかないものだ。

でも本番はこれからだ、いよいよオークス、ダービーと続く。

追記

ダービーを目指していたサンライズプリンスは、右前浅屈けん炎を発症した。

全治には1年以上かかる見込み。


ちよ馬券NHKマイルC

2010-05-09 00:08:29 | ギャンブル

ちよ馬券、今回は3歳によるマイル戦NHKマイルCだ。

東京競馬場芝1600mで、行われる。

3年連続で東京競馬場指定席に乗り込むが、競馬場に行って当たったためしがない。

前走が同じ毎日杯1着でも一昨年はディープスカイを嫌ったら優勝、昨年はアイアンルックを本命にしたが惨敗。

今年も、毎日杯を勝った馬の取捨がカギとなる。

ここ10年の連対馬をみてみると、次の四つのケースに分かれる。

まずは皐月賞組、ブラックシェル(2008.2着)ローレルゲレイロ(2007.2着)など。

次に皐月賞パス組、(これは皐月賞に出場せず最初からNHKマイルを目指す組)キングカメハメハ(2004.1着)ディープスカイ(2008.1着)など。

ただし、前走は毎日杯とスプリングSに限られる。

この組からは将来の大物が輩出され、上記の二頭はその後ダービーも制する。

クロフネ(2001.1着)テレグノシス(2002.1着)もこの組だ。

常道のトライアルレースNZT組、ジョーカプチーノ(2009.1着)ロジック(2006.1着)など。

あとは、以外にも牝馬の健闘が目立つ。

桜花賞組、ラインクラフト(2005.1着)ピンクカメオ(2007.1着)など。

今年は、どうだろうか。

皐月賞組の最先着馬6着リルダヴァルのタイムは2.01.2で、これは2008本番で2着にきたブラックシェルの同じ皐月賞6着の時より1秒速い。

リルダヴァルはこの世代最初にきた大物で、骨折のため長期離脱したが今回骨折明け3戦目で大いに期待出来る。

皐月賞パス組のカギを握ると思われる毎日杯1着ダノンシャンティは、上がり3ハロン33.4秒の驚異の末脚だった。

ところが、これはスローペースでのもの。

タイム1.49.3は、2008ディープスカイが毎日杯で出した1.46.0より、何と3.3秒も遅い。

一方NZT組1着のサンライズプリンスのタイム1.32.9は、2009サンカルロより0.9秒・2008サトノプレグレスより2.1秒も勝っている。

今年のNZTのレベルは、高いと言える。

最後に桜花賞組だが16着だったサウンドバリアーが参戦、ピンクカメオが勝った時の内田が鞍上というのは何かの因縁か。

ちなみに、ピンクカメオは17番人気で三連単973万馬券だった。

さて本命は・・・。

ダノンシャンティは、果たしてマイルのハイペースで毎日杯と同じ芸当が出来るか疑問だ。

NZTでサンライズプリンスの向う正から豪快にまくって力ずくで制したレースが、強烈な印象で残っている。

強いの一言で、本命は◎4サンライズプリンスだ。

サンライズプリンスはNHKマイルを勝ち、ダービーではヴィクトワールピサ、ペルーサとともに三強対決になるのは・・・間違いない。

ダービーが、今からワクワクしてくる。

相手は・・・。

皐月賞組は6、7着位まで、それ以下は消し。

〇3リルダヴァル、復帰3戦目で能力全開ここは目一杯勝負でダービーへ。

今年のNZT組は、信頼できる。

▲1ダンワバーバリアン、NZT2番人気で2着。

△16レト、NZT3着も上がりはサンライズと同タイム。

△10キョウエイアシュラ、NZT4着も上がりは最速。

△2コスモセンサー、逃げ粘りに期待で、絶好の内枠。

カギを握る皐月賞パス組からは。

△13ダノンシャンティ、狙い下げたが切れ味勝負になったらしかたあるまい。

桜花賞組、牝馬は1頭だけ。

△5サウンドバリアー、牝馬は成績人気関係ない。

最後に四つのケース以外から。

△14シゲルモトナリ、千四マーガレットS1着。短距離得意馬の3着は大いにありえる。

ここは、4サンライズプリンスから1着固定の三連単勝負だ。

結論

1着固定三連単 4-1、2、3、5、10、13、14、16 56点買い 

競馬場で、お会いしましょう。

結果追記します。

結果追記

はっきり言って結果追記しないで、このまま来週のちよ馬券に行きたい気分です。

観覧席で見たNHKマイルC、自分の予想とは正反対の結果となってしまった。

直線観覧席の目の前で早くも先頭に立ったのは、本命にした4サンライズプリンスだった。

ペースが速いのはわかっていたが、とにかくそのまま・そのまま・・・。

しかし前半のハイペースがたたり、失速した。

1ダイワバーバリアンに抜かれ、さらに大外を矢のように突っ込んできたのは今回評価を下げた13ダノンシャンティだった。

ペースもへちまもない、15頭ゴボウ抜き上がり33.5秒の豪脚で優勝。

1.31.4日本レコードのおまけまで付いた。

サンライズプリンスは、3リルダヴァルにも抜かれ4着。

押さえで買っていた三連複までハズレてしまい、3年連続の観覧席でのNHKマイルは3連敗で幕を閉じた。

またもや安勝の勝利騎手インタビューが流れるなか、競馬場を後にした。

とにかくスプリント戦のような超ハイペースで、これでは先行勢は苦しい。

それでもサンライズプリンスは、4着に粘ったのだから能力はある、

他の先頭グループの17エーシンダックマン・2コスモセンサー・12キングレオポルドは、2桁着順に惨敗したのだから。

これでダービーは、ヴィクトワールピサ、ペルーサ、ダノンシャンティの三強対決となる。

三連単 13-1-3  17,180円 ハズレ

次回は、ヴィクトリアマイルブエナビスタレッドディザイアの再対決が楽しみだ。


ちよ馬券天皇賞・春

2010-05-02 22:39:51 | ギャンブル

ちよ馬券、今回は古馬のマラソンレース天皇賞・春だ。

京都競馬場芝外回り3200mで行われる。

ドリームジャーニーが右球節の腫れのため回避したのが残念だが、4歳から10歳まですべての世代が揃った。

中でも、昨年の覇者マイネルキッツ(牡7)は前走日経賞を快勝して連覇をめざす。

阪神大賞典を勝ったトウカイトリック(牡8)、日経賞2着のエアシェイディ(牡9)などベテラン勢が元気だ。

若手もだまっていない、3400mのダイアモンドSを快勝して挑戦するフォゲッタプル(牡4)。母は秋の天皇賞馬エアグルーヴだ。

唯一の牝馬メイショウベルーガ(牝5)、鞍上ウィリアムス(豪)に替わるジャガーメイル(牡6)など各世代に有力馬が散らばった。

ちなみに、10歳馬はラムタラの子ゴールデンメイン(騸10)だ。

さて、今年の本命は・・・。

もちろんマイネルキッツが怖いのだが、昨年菊花賞ハナ差2着の3フォゲッタプルを本命に指名する。

真のステイヤーレースであるステイヤーズSやダイアモンドSで優勝、スタミナ勝負では決して負けない。調教で頭を低くして首を使っての走り方は、まさしくステイヤーの姿だ。

前走後疲れが出て阪神大賞典を回避したらしいが、それが結果的にいい方に出るとみる。

年齢的に一番成長が見込まれるフォゲッタプル、超良血の華が開くのは・・・間違いない。

ヒモは・・・。

相手筆頭は連覇を狙う16マイネルキッツ、これはしかたあるまい。GⅠ馬なのに、いつも人気が低いのはなんでだろう~。

昨年のダービーの日、目黒記念三連複9万馬券を取らせてもらった12ジャガーメイル。これだけで昨年の収支は、黒字だった。スローで流れたら、この馬の決め手が怖い。

阪神大賞典の上位組6トウカイトリック、13ジャミール、14メイショウベルーガ、この関西馬たちははずせない。

9歳馬ながら絶好調15エアシェイディ。母は1998桜花賞ファレノプシスの3着で、自分が本命にしたエアデジャヴーだ。当時三連複があったら的中していた。

あとは、一昨年の菊花賞3着馬7ナムラクレセントもスタミナ十分だ。休養明けで体が減っていたのが気にかかっていたが、どうやら回復した。

最後に、大阪杯ドリームジャーニーを破って1着の昇り調子10ティエムアンコール

結論

三連複軸1頭流し 3-6、7、10、12、13、14、15、16 28点買い

結果追記します。

結果追記

先行した16マイネルキッツが直線後続を離して先頭に立った、松岡は勝ったと思っただろう。

ところが疾風のごとく飛び込んできたのは、ウィリアムズ12ジャガーメイルだった。この馬の決め手は一番怖いと思っていた。

ジャガーメイルはマイネルキッツを捕えて優勝、マイネルキッツは2着で関東馬がワン・ツーフィニッシュを決めた。

3着には人気薄でプリンカー効果の4メイショウドンタクが入り、混戦の予想とおり三連複・三連単は大穴となった。

本命にした3フォゲッタプルはスタート出遅れ、三角では内田の手が動いていて素軽さがなかった。直線外から追い上げたが6着が精一杯。

「調教本数が足りない」と、言っていた辻三蔵は正しかった。順調さを欠いて勝てるほどGⅠは甘くない。

それに引きかえ、ジャガーメイルは調教抜群だった。あまりにすごくて「やり過ぎではないか」と、辻三蔵も心配していた程だ。

三連複 4-12-16  208,890円 ハズレ

これでGⅠ三連敗で気持ちは落ち込む一方だが、来週はNHKマイルC東京競馬場に乗り込む。起死回生を狙う。