Forever hill

男は夢に追われる孤独なランナー

ちよ馬券2012天皇賞・秋

2012-10-27 20:07:51 | ギャンブル

ちよ馬券、今週は天皇賞・秋だ。

東京競馬場3歳上芝2000mで行われる。

今年は近代競馬150周年記念事業として開催されるため、天皇・皇后両陛下が来場する。

両陛下の観戦は、2005天皇賞・秋以来7年ぶりとなる。

その時勝ったのがヘヴンリーロマンスで、ヘヴンリーロマンスと松永幹騎手(現調教師)が両陛下に一礼している写真が今でも玄関に飾ってある。

さて、今年のレースは3歳馬VS古馬の構図だ。

強力な3歳馬が挑戦してきた、NHKマイルを逃げ切って優勝したカレンブラックヒルダービーで勝ったディープブリランテにハナ差まで迫ったフェノーメノだ。

なおディープブリランテは屈腱炎を発症し、引退して種牡馬になることを表明している。

迎え撃つ古馬陣は、昨年のこのレースの覇者トーセンジョーダン・最強と言われた5歳世代のルーラーシップダークシャドウなど。

本命は・・・。

3歳の怪物くん、16カレンブラックヒル(牡3)だ。

府中のマイルを逃げ切るのは至難の業で、それをNHKマイルでいとも簡単にやってのけた。

前走毎日王冠では古馬相手に、先行差し切りの横綱相撲で完勝した。

2シルポート(牡7)がいてハイペース必至、おまけに外枠。

距離の延長や相手が最強古馬陣、そんな心配を吹き飛ばす「スピードとパワー」を兼ね備える。

無敗の6連勝で天皇賞・秋を制し、これからの主役となる。

相手は・・・。

上がり馬の3歳馬が相手だ。

4フェノーメノ(牡3)は、日本ダービーではほとんど勝っていた。

前走セントライト記念で快勝して、菊花賞には行かず天皇賞・秋に挑んできた。

11ジャスタウェイ(牡3)も前走毎日王冠2着で、末脚は脅威。

古馬からは、昨年このレースの覇者で実績ではNO1の16トーセンジョーダン(牡6)

しかし、中間順調さを欠いた6か月ぶりの休養明けは不利。

同じ休養明けでも6ルーラーシップ(牡5)は順調で、4月には香港でGⅠ勝ちして勝負強くなっている。

13ダークシャドウ(牡5)は昨年このレースの2着で、福永騎手は「天覧競馬なので日本人騎手が勝たないといけない」と意気込んでいる。

12エイシンフラッシュ(牡5)は前走惨敗も、ひと叩きして変わってくるはずだ。

あとは、夏を越しての上がり馬1ナカヤマナイト(牡4)14トランスワープ(騸7)

結論

三連複軸1頭流し 16-1・4・6・11・12・13・14・16 28点

結果追記

注文通り、2シルポートの逃げでレースは始まった。

外枠ながら持ち前のダッシュ力で、16カレンブラックヒルが2番手につける。

そのあとに、9ダイワファルコンと1番人気の4フェノーメノが続く。

昨年よりはやや劣るが、2シルポートはハイペースで飛ばす。

2シルポートは、そのまま10馬身以上の差をつけて直線に入る。

勝負どころでラチ沿いを鋭く伸びてくる馬がいて、あっという間に先頭に立つ。

何と、あっと驚くデムーロ12エイシンフラッシュだった。

2シルポートは力つき、4フェノーメノが伸びてくる。

2番手を先行した16カレンブラックヒルは、12エイシンフラッシュと4フェノーメノには抜かれたが粘っていた。

ゴールまであと100mをきり、「よっしゃ~出来たぁ~そのままだぁ~」。

そう叫んだ瞬間、外から馬群が迫って来て16カレンブラックヒルはゴール前で呑み込まれてしまった。

12エイシンフラッシュは、そのままインを鋭く伸び優勝。

内が伸びていたので、最内に潜り込んだマルコ・デムーロの勇気ある好騎乗と言える。

残念ながら、世界で戦う外国人騎手の技術にはかなわない。

12エイシンフラッシュは、2010ダービー以来約2年5か月ぶりの勝利を挙げた。

このハイペースを先行した3歳馬4フェノーメノが、後続を抑えて2着に入った。

12エイシンフラッシュにインをつかれ、完全に出し抜けをくらった感じだ。

16カレンブラックヒルを、呑み込んでいった馬たちは・・・。

まずは、優勝した馬と同じ上がりタイム33.1秒で猛追してきた3着の6ルーラーシップ。

昨年2着だった13ダークシャドウは、今年は伸び切れず4着。

もう1頭突っ込んできたのは3歳馬の11ジャスタウェイだったが、粘る16カレンブラックヒルを捕らえられず6着。

結局、本命の16カレンブラックヒルはあと100mのところでいつもの伸びがなく5着に沈んだ。

陣営は「距離か・・・」と言っているが、結論はまだ早いと思う。

デビューからの連勝は5で止まったが、これからの活躍が楽しみだ。

2番手を進んだ16カレンブラックヒルは5着・4番手の4フェノーメノが2着・5番手の11ジャスタウェイが6着と、ハイペースを先行して粘った今年の3歳馬のレベルは高い。

掲示板は1~5人気の馬で実力通りの結果だが、12エイシンフラッシュの優勝には正直驚いた。

馬券はもちろんハズレで、これで8連敗だ。

三連複 4-6-12 3,990円 ハズレ

次回は、11/11エリザベス女王杯だ。


ちよ馬券2012菊花賞

2012-10-20 17:49:49 | ギャンブル

ちよ馬券、今週は3歳3冠の最後レース菊花賞だ。

京都競馬場3歳芝外回り3000mで行われる。

木曜日に衝撃が走った。

ダービー馬ディープブリランテが、右前脚屈腱炎を発症し急きょ菊花賞を回避した。

そうなると一騎打ち模様と見られていた、もう片方の皐月賞馬ゴールドシップががぜん浮上してくる。

ダービーから菊花賞に進んだのはたったの5頭で、その中ダービーで掲示板に載ったのはゴールドシップだけだ。

他は「どんぐりの背比べ」で信頼出来ないが、こういう時こそとんでもない馬が飛び込んでくることが多い。

いわゆる「下剋上菊花賞」の予感がする。

本命は・・・。

1ゴールドシップでしかたあるまい、3着は外さないと思う。

ダービーではワールドエースをマークし過ぎて、外から追い上げたが高速馬場で前が止まらず5着。

前哨戦の神戸新聞杯では、力でねじ伏せる横綱相撲で快勝した。

芦毛は母の父メジロマックイーンからで、そのマックイーンは1990の菊花賞馬だ。

相手は・・・。

相手選びが難解だ。

実績馬より上がり馬に魅力を感じる。

長い距離をともに3連勝中の2フェデラルホール・17タガノビックバン

ともに3戦前はまだ未勝利戦で、完全なる上がり馬だ。

前哨戦の神戸新聞杯からは、上位が強い。

上がりタイム優秀な、2着の6ロードアクレイム

NHKマイルに出ている位で距離疑問も、3着の10マウントシャスタ

セントライト記念からは、期待の馬が多い。

まずは、長い所を使っている16スカイディグニティ(2着)。

このレースでまだ5戦目、未知の魅力の13ダノンジェラート(3着)。

青葉賞2着があり、距離伸びて良さそうな7エタンダール(4着)。

最後に、スローで流れれば末脚脅威の4ラニカイツヨシ(5着)。

結論

三連複軸1頭流し 1-2・4・6・7・10・13・16・17 28点

レース後、結果追記する。

結果追記

正面スタンドを2度通る長丁場の菊花賞

1周目のスタンド前では11ビービージャパンが先頭で18トリックが2番手、それに9フジマサエンペラー12コスモオオゾラが続く。

1ゴールドシップは後から2頭目で、最後方は13ダノンジェラートが進む。

そのままの並びで、向う正面に入って行く。

ここで、1ゴールドシップの内田博幸が仕掛けてまくり気味に上がって行く。

それによって他馬もつられて動き出し、ペースが速くなっていく。

1ゴールドシップは、息の長いまくりで先頭に迫る勢いだ。

直線に入る、1ゴールドシップは11ビービージャパンを捕らえて早くも先頭に立つ。

1ゴールドシップは独走態勢に入るが、1頭だけ16スカイディグニティが追い上げ迫ってくる。

しかし、1ゴールドシップは危なげなくゴールを駆け抜けて優勝。

皐月賞と菊花賞の2冠を達成した、これは2000年のエアシャカール以来となる。

2着は迫ってきた16スカイディグニティで、問題は3着争いだ。

3ベールドインパクトが上がってくるのが見えたが、3ベールドインパクトは買ってないので「誰でもいいから差せ」叫んでいた。

そしたら、3ベールドインパクトの内から差しこんできてゴール前3ベールドインパクトを捕らえた馬がいた。

馬番は隠れて見えなかったが、「よっしゃー」叫んでいた。

ところがだ、スローで見ると3着は15ユウキソルジャーでこの馬も買ってなかった。

叫んで興奮した分、この落胆は大きい。

この2・3着馬は、実績はないが長いところを使われて来た上がり馬だ。

15ユウキソルジャーは上がり馬で買いだった。

惜しかったのは、自慢の末脚で5着に入った4ラニカイツヨシだ。

秘かに期待していたのだが、あと少し足らなかった。

秋のちよ馬券、軸はバッチリだがすべて3着が抜けた。

三連複 1-15-16 4,830円 ハズレ

次回は、いよいよ天皇賞・秋です。


ちよ馬券2012秋華賞

2012-10-18 01:24:06 | ギャンブル

ちよ馬券、今週は3歳牝馬3冠目のレース秋華賞だ。

京都競馬場3歳牝馬芝内回り2000mで行われる。

今週も、よんどころない事情で予想を載せられなかった。

-レース後記-

このレース注目は、何と言ってもジェンティルドンナが史上4頭目の牝馬3冠が獲れるかだ。

前走のローズS(1着)や調教を見ても、死角は見当たらず3冠の可能性はかなり高い。

桜花賞・オークスで本命にしてきたヴィルシーナは、2レースともにジェンティルドンナの2着。

また、前哨戦のローズSまでジェンティルドンナの2着だった。

本命は・・・。

もちろん、今度こそ1ヴィルシーナだ。

内枠に入ったので、内田博幸の思い切った騎乗ぶりに期待する。

ただし14ジェンティルドンナが3着以下になることは考えられず、2頭軸マルチで勝負だ。

相手は・・・。

実績馬のオークス組が強い、12アイスフォーリア(オークス3着)・17アイムユアーズ(4着)・9ダイワズーム(6着)は順当。

7着だった10ハナズゴールは、病み上がりのうえ体重が-4kgなので消し。

オークスで1番人気だった15ミッドサマーフェアは13着に敗れたが、レース中故障を発症したようだ。

前走クイーンSでも3着に入り、問題なさそうだ。

あとは、ローズSで脅威の末脚を発揮した7トーセンベニザクラ・5ラスヴェンチュラスまで。

結論

三連単軸2頭マルチ 1・14-5・7・9・12・15・17 36点

結果

スタート、1ヴィルシーナは内枠を利してハナに立つ。

それに、13メイショウスザンナ12アイスフォーリスなどが続く。

しかし、向う正面で6チェリーメンドーサ小牧太がスローに「これは堪らん」と一気にまくって先頭に立つ。

そのまま、後続に大差をつけ直線に入っていく。

勢いは止まらず、後は大丈夫か。

ここで、猛然と追い上げて来たのが3冠をねらう14ジェンティルドンナだ。

1ヴィルシーナも内から伸び、やはりまたしてもこの2頭の一騎打ちとなる。

ゴールまで叩き合いが続き、2頭鼻づらを合わせてゴールインした。

写真判定となったが、スローで見てもどちらが勝ったかよくわからなかった。

内心では、本命にしてきた1ヴィルシーナが買ってくれと祈ったが・・・。

果たして・・・ハナ差で14ジェンティルドンナが勝ち、史上4頭目の牝馬3冠を達成した。

1ヴィルシーナは、3冠レースすべて14ジェンティルドンナに負けての2着となった。

この1・2着馬は予想通りだったが、果たして3着は・・・。

ゴール前逃げた6チェリーメンドーサを捕らえて3着に入ったのは、鋭い末脚で追い上げた2アロマティコだった。

4着にも、さらに差し脚鋭い3ブリッジクライムが入った。

大逃げを打った6チェリーメンドーサは、一時は逃げ切るのではないかとドキドキしたがそれでも5着に粘った。

相手に買った実績馬はすべて惨敗で、上がり馬の2アロマティコ・3ブリッジクライムを消してしまい馬券はハズした。

三連単 14-1-2 3,660円 ハズレ

すぐに菊花賞です。


ちよ馬券2012スプリンターズS

2012-10-03 01:30:26 | ギャンブル

残暑もようやく過ぎ去り、秋競馬も始まった。

今週は秋GⅠの第1段で、スプリント王を決定するスプリンターズSだ。

中山競馬場芝外回り1200mで行われる。

ちよ馬券も、いよいよ再開なのだが・・・。

よんどころない事情で、レース前に予想をブログに載せることが出来なかった。

ただ馬券だけは買っていたので、レース後記の形で載せておく。

本命は・・・。

最近のスプリント勢力は、あまり変わっていない。

昨年のこのレースと春の高松宮記念を制した14カレンチャン(牝5)が、よもや4着以下になることは考えにくい。

ここは、黙って14カレンチャン(牝5)が本命だ。

もし、このレースを勝つと史上初のJRAスプリントGⅠ3連覇の達成となる。

相手は・・・。

このカレンチャンと同じ安田隆行厩舎16ロードカナロア(牡4)は、大外を引いてしまったが相手筆頭だ。

11パドトロワ(牡5)も実力上位で、単騎逃げなら怖い。

安田厩舎のもう1頭13ダッシャーゴーゴー(牡5)は、昨年本命にしたが11着に惨敗。

でも、捨て切れずもう一度ヒモで買う。

短距離路線に替えて素質が開花した15エピセアローム(牝3)は、ハンデも恵まれ。

なぜか、これらの実力馬が外枠に回ってしまった。

あとの馬は迷ったが、まず昨年このレース3着の6エーシンヴァーゴウ(牝5)

最内に入った1マジンプロスパー(牡5)は、逃げればおもしろい。

外国から3頭出ているが、香港からの7リトルブリッジ(騸6)5ラッキーナイン(騸5)は実力馬で台風で雨が降れば浮上する。

結論

三連複軸1頭流し 14-1・5・6・7・11・13・15・16 28点

結果

まずレース前台風は接近していたが、雨が降り出したのはレースが終わったあとだった。

スタート、内から1マジンプロスパー外から11パドトロワ・13ダッシャーゴーゴーが先陣争い。

14カレンチャンは中団で、それをマークするようにすぐ後ろに16ロードカナロアが続く。

直線に入り、先頭を進んでいた3頭は馬群に沈む。

先頭に立ったのは、やはり14カレンチャン池添の鞭がしなる。

ところが、徹底的に14カレンチャンをマークしていた岩田16ロードカナロアが外から襲いかかる。

結局、16ロードカナロア14カレンチャンを3/4馬身抑えて優勝した。

勝った16ロードカナロアの時計1.06.7はレースレコードで、2001トロットサンダーの記録を11年ぶりに0.3秒更新した。

14カレンチャンは、史上初のスプリントGⅠ3連勝の偉業はならなかった。

3着には前々走(前走セントウルS7着)までは3連勝していた3ドリームバレンチノ(牡5)が、狭い所をよく伸びてきた。

期待した15エピセアロームは、直線よく伸び返したが4着。

外国勢の中では、日本の馬場を経験していた5ラッキーナインの5着が最先着だった。

先行していた馬たちは惨敗して、レコード結着のスピード競馬では外国馬もお呼びでなかった。

13ダッシャーゴーゴーは直線下がるだけの最下位で、これで見限れる。

カレンチャンは引退するようで、これからのスプリント路線はロードカナロア・ドリームバレンチノ・エピセアロームあたりの主役争いか。

馬券は、3着が抜けてハズレた。

三連複 3-14-16 4,300円 ハズレ

次回は、10/14秋華賞だ。