Forever hill

男は夢に追われる孤独なランナー

ダービー私の夢は

2008-05-31 01:59:51 | ギャンブル

ダービーの思い出というと1988年のサクラチヨノオーだ。何年ぶりかで買ったダービーの馬券が見事に的中し、枠連2―6 1,500円二万円儲かった。これに味をしめて競馬にのめり込んで20年経つ。

3番人気のサクラチヨノオーから5点買いしていた。小島太のサクラチヨノオーと岡部幸雄のメジロアルダンの追い比べは見ごたえがあった。負けたと思ったが正直馬券は取れるのでどっちが勝ってもよかったのだ。でも見事に差し返した。ちなみに3着は柴田政人のコクサイトリプルだった。

サクラチヨノオーとは数年後種牡馬として活躍している頃、北海道の牧場で再会を果たす。牧草をチヨノオーにやっていた所(禁止行為です)ズボンの裾をくわえられボロボロにされた思い出がある。

さて今年のG1は、フェブラリーでワイルドワンダー三連複3,820円的中。高松宮でファイングレイン三連複4,960円的中。さいさき良かった。

ところが桜花賞からオークスまで何と六連敗。基本的に軸馬を推理するのが好きでボックス、出目などでは買わない。競馬は推理ゲームだからおもしろい。あと経験から言うと新聞の印と人気に惑わされてはならない。自分の推理を押し通す。

NHKマイルは競馬場まで行ったのだが、皐月賞で軸にしたブラックシェルを見限ったら2着。桜花賞の1、2着馬がオークスでも2、3着。天皇賞、ヴィクトリアマイルも実績を考えればメイショウサムソン、ウォッカが軸で順当だ。こんな簡単なことがなぜわからん。

気を取り直してダービーの予想。

今年は自分にとって区切りの20年目。ぜひ当てたい。

まず軸馬の検討。弥生賞からの皐月賞組が断然強い。NHKマイル組にはキングカメハメハ、タニノギムレットのような強い馬はいないと思う。青葉賞組は勝てない。プリンシパル組は論外。

あなたの夢、私の夢を乗せて18頭のサラブレッドは走ります。あなたの夢は何ですか。

私の夢は9マイネルチャールズです。先行できるのが強み。勝負根性がありしぶとい。道悪も苦にしない。弥生賞1着から皐月賞、ダービーは思い出のサクラチヨノオー、ウイニングチケット、スペシャルウィークと同じパターン。ディープインパクトも同じだ。

心配なのは騎手だけで舞い上がらないように。馬主と関東馬ということも心配だがこれはジンクス。本音は3着でもいいですからマイネルチャールズ様お願いします。でもラフィアンの岡田さんのクラシック初制覇の満面の笑顔が見てみたい。

さてヒモの検討。

皐月賞組が上位。でもスプリングSからきたのは10レインボーペガサスを除いて消し、残るは4タケミカヅチ。青葉賞組は2、3着はある6モンテクリスエス8アドマイヤコンドル18クリスタルウイング。NHK組は上位だけ1ディープスカイ3ブラックシェル。問題は2サクセスブロッケンわからないので押える。

結論 三連複 9-1.2.3.4.6.8.10.18 28点買い

追記 

ダービーは1ディープスカイが次元が違う走りで大外一気に差しきった。四位はダービー連覇となった。2着に人気薄7スマイルジャック、3着は3ブラックシェル。

私の夢9マイネルチャールズは因縁のブラックシェルを捕らえられず4着。

三連複 1-3-7 37,690円 ハズレ

ディープスカイは落ち着いて風格があり二千四百でも強くてダービー馬にふさわしい。皐月賞組も順位ひと桁までは買いだ。サクセスブロッケンは作られた人気で消しだった。まだ推理が甘い。

これでG1七連敗。とほほ・・・・。

 


トワイライトエクスプレスの切符ゲット

2008-05-27 00:22:20 | 旅行記

5月15日(木) トワイライトエクスプレス乗車記-プロローグ1

プルートレインの大ファンだ

「北斗星」「富士」「北陸」「銀河」には乗ったことがあるが、廃車した「あさかぜ」「さくら」にも乗ってみたかった。

夢を乗せて走るブルートレインが、なくなっていくのはさみしい。

夢は、いつまで続けられるのか。

サラブレッドが好きで、北海道の牧場に名馬の余生をよく見に行った。

北海道に行く時は「北斗星」を利用したが、この列車も本数が減ってしまった。

最初に乗った時は、往復ともロイヤルでゴージャスな気分を味わった。

「北斗星」は、北海道に渡ると内浦湾が見えてグッドビューになるが本州の車窓が平凡だ。

しかも、すぐ暗闇に包まれてしまう。

だから、車窓から日本海に沈む夕陽が見られる「トワイライトエクスプレス」にぜひ乗って見たかった。

大阪ー札幌間を21時間かけて日本海沿いを走るのも、魅力だった。

ここ数年の夢となり、チャンスをうかがっていた。

おりしも休みがもらえた、「よし、トワイライトエクスプレスに乗りに行こう」そう思ったのだが・・・。

問題に直面した、「トワイライトエクスプレス」の切符が取れるかだ。

この豪華寝台列車の人気は格別で、ファンの夢が凝縮されている。

ちまたでは、手に入らないという噂だ。

休みの日が決まっているので、ピンポイントで取らなければならない。

列車に乗ることそのものを楽しむのだから、個室でないとダメだ。

ダメもとだ、正攻法でいこうと思い1ヶ月前の9時頃東京駅八重洲口みどりの窓口へ行った。

1人並んでいた、まずい10時ジャストに買えないか買えないとアウトだ。

第一志望A寝台「ロイヤル」、第二志望B寝台「シングルツイン」としたが・・・。

10時が近づくにつれ、胸がドキドキしてきた。

すると駅員さんが来て、前の人と自分の申込書を窓口に持って行った。

どうやら10時ジャストに、コンピューターを打ってもらえそうだ。

窓口の駅員さんは電話で時報を聞いている・・・やがて10時。

窓口であっけなく、「A寝台ロイヤル取れましたよ」。

自分は半信半疑、「え~っ、取れたんですか」天にも昇る心地とはこのことか。

やったぁ~、「トワイライトエクスプレスのロイヤル」をゲットした。

ロイヤルでよかった、シングルツインだと個室が山側になる恐れがあった。

まだ夢が叶うとは限らない、台風や地震がこないことを祈る。

胸躍り心は、すでに一ヶ月後に。

夢は確実に近づいた。

-トワイライトエクスプレス乗車記・つづく-