ちよ馬券、今週はいよいよJAPAN CUPだ。
東京競馬場3歳上2400mで行われる。
先日、凱旋門賞でオルフェーヴルが2着に惜敗したのは記憶に新しいところだが・・・。
今年の注目は、凱旋門賞1・2着が揃って参戦してきたことだ。
オルフェーヴルはもちろんだが、優勝したソレミア(フランス)までも遠征してきた。
凱旋門賞馬1・2着の再戦がまた見られるとは、オルフェーヴルにとってはホームでのリターンマッチとなる。
他にも外国馬は、イギリスからジャッカルペリー・スリプラト・マウントアトス・レッドカドーの4頭が出場。
オルフェーヴル以外の日本勢では、まず今年の牝馬三冠ジェンティルドンナが挑む。
今年の天皇賞・秋では5歳馬が上位を占め、優勝したエイシンフラッシュ・ルーラーシップ(3着)・ダークシャドウ(4着)が揃って参戦してくる。
2着に入った3歳馬フェノーメノを入れると、天皇賞・秋の1~4着馬が出場することになる。
さて、私の夢は・・・。
凱旋門賞1・2着のソレミアとオルフェーヴルは、目いっぱいの仕上げでの激走とヨーロッパからの長距離輸送・検疫で少なからず見えない疲れがあるとみて印を下げる。
ここでも魅力なのは3歳馬だ、今年の3歳馬のレベルは高い。
何を隠そうここ3戦のGⅠでは3歳馬を本命にしてきた、カレンブラックヒル(天皇賞5着)・ヴィルシーナ(エリザベス2着)・ファイナルフォーム(マイル12着)。
私の夢は・・・、三冠牝馬の15ジェンティルドンナ(牝3)だ。
ペースはハイペースにはならず、瞬発力勝負で直線の差し比べとなる。
切れ味鋭いジェンティルドンナには有利な展開で、軽ハンデも味方する。
ジェンティルドンナは、ウオッカやブエナビスタなどの名牝に並ぶ素質を秘めている。
相手は・・・。
相手筆頭はこれも3歳馬の4フェノーメノ(牡3)で、先行して鋭い脚が使えるので内枠は有利。
天皇賞・秋では勝った馬にイン強襲の出し抜けをくらって2着、勝ってもおかしくなかった。
その天皇賞・秋でイン強襲で優勝したのはデムーロの8エイシンフラッシュ(牡5)、騎手はルメールに代わる。
そのデムーロがこのレースで騎乗するのが10ダークシャドウ(牡5)、東京は大得意で5勝している。
スタート悪く勝ち味に遅いが、脅威の差し脚の13ルーラーシップ(牡5)。
安定性抜群だった16トーセンジョーダン(牡6)が前走13着(天皇賞・秋)に惨敗したが、どうしても捨て切れない。
スローペースの瞬発力勝負なら浮上してくる、3着候補の3ジャガーメイル(牡8)。
また大外を引いてしまった17オルフェーヴル(牡4)だが、まともに走れば敵はいない。
17オルフェーヴルには天皇賞・春(11着)で大損させられた、その時と同じ大外だ。
外国馬は日本のスピード競馬対応に疑問だが、凱旋門賞馬14ソレミア(牝4)には敬意を表す。
騎手のペリエも魅力で、JC2勝で日本の馬場を知り尽くしている。
あなたの夢は何ですか・・・、私の夢は15ジェンティルドンナです。
結論
三連複軸1頭流し 15-3・4・8・10・13・14・16・17 28点
結果追記する。
結果追記
ゴールまであと400m、インをついた15ジェンティルドンナ・先行した16トーセンジョーダン・まくってきた17オルフェーヴルの3頭の叩き合いになる。
16トーセンジョーダンが脱落し、同じ勝負服の15ジェンティルドンナと17オルフェーヴルの一騎打ちとなる。(枠も同じで池添が染め分け帽)
ところが、前で先頭を走っていた1ビートブラックが下がってくる。
15ジェンティルドンナの岩田は1ビートブラックを避けるように外に出すと、17オルフェーヴルとまともにぶつかるかたちとなる。
それが審議対象になるのだが、その時はレースに夢中でわからない。
そのまま、15ジェンティルドンナと17オルフェーヴルの馬体をぶつけながらのつばぜり合いはゴールまで続く。
ど根性娘の15ジェンティルドンナは、あの怪物の17オルフェーヴルをハナ差押さえてゴールを駆け抜ける。
ここで長い審議となるが、結局着順どおりに確定する。(岩田騎手は2日間の騎乗停止となる)
15ジェンティルドンナが3歳牝馬として史上初のJC制覇、17オルフェーヴルが2着。
私の夢は・・・、信じられないが叶ってしまったのだ。
スタートからふり返る。
スタートして内枠を利して1ビートブラックがハナを奪う、外枠ながらも15ジェンティルドンナと16トーセンジョーダンも先行する。
そのあとに、凱旋門賞馬14ソレミアと4フェノーメノが続く。
17オルフェーヴルとスタート悪かった13ルーラーシップは、同じ位置の後方からの競馬となる。
先頭を行く1ビートブラックが、コーナーを利してその差を10馬身以上に広げて直線に入る。
そこからは、前述のとおり。
3着争いも写真判定になったが、粘る10ダークシャドウに大外から脅威の末脚で追込んだ13ルーラーシップがアタマ差捕らえ3着。
10ダークシャドウが4着、馬券的にはこちらが3着の方がよかったのだが・・・。
3歳馬の4フェノーメノが5着に健闘、先行した16トーセンジョーダンが6着。
外国馬では6レッドカドーの8着が最上位で、凱旋門賞馬14ソレミアは13着に沈んだ。
ちなみに、14ソレミアはこのレースで引退するらしい。
予想の方は思ったとおり緩い流れで直線の瞬発力勝負で、終わってみれば1~3人気が上位独占してつまらない結果となった。
15ジェンティルドンナの優勝はうれしいが、17オルフェーヴルの「またやってしもうた・・・」を期待したがさすがに強かった。
一応、的中した。
三連複 13-15-17 1,010円 的中
次回は、JAPAN CUPダートだ。