Forever hill

男は夢に追われる孤独なランナー

ちよ馬券2013天皇賞・春

2013-04-28 00:00:39 | ギャンブル

ちよ馬券、今週は最強のステイヤーを決める天皇賞・春だ。

京都競馬場4歳上芝外回り3200mで行われる。

注目は、何と言っても3歳時に皐月・菊花賞の二冠達成後有馬記念も制したゴールドシップ(牡4)だ。

ゴールドシップが三冠のうち唯一勝てなかったのが日本ダービー(5着)で、そのダービーをハナ差の2着で悔し涙を流したのがフェノーメノ(牡4)だ。

もちろん涙を流したのは騎手の蛯名正義だが、フェノーメノはその後菊花賞を回避して天皇賞・秋(2着)からJAPANCUP(5着)に挑戦している。

4歳になって、2頭とも休養明けの初戦を1番人気で快勝してこのレースに臨んできた。

このライバル4歳同士の、一騎打ち模様だ。

そんな折、エアグルーヴ死す」の衝撃的なニュースが飛び込んできた。

エアグルーヴは1997バブルガムフェローとの死闘のうえ天皇賞・秋を制した名牝で、繁殖牝馬としてもアドマイヤグルーヴ・ルーラーシップなどの優秀な子を世に出している。

この天皇賞・春にもエアグルーヴの子フォゲッタプル(牡7)が出場してくる、果たしてフォゲッタプルは母の弔い合戦に勝利できるのか・・・。

さて、本命はどっちだ。

ずばり、この距離・馬場なら8ゴールドシップ(牡4)だ。

8ゴールドシップ(牡4)の武器は「長くいい脚が使えること」で、3コーナーから下り坂が続く京都にはぴったりの脚質だ。

ステイゴールドはフェノーメノ(牡4)も同じだが、母の父がメジロマックイーンで血統的にも長距離が向いている。

今年初戦の阪神大賞典(3000m)では、休養明けながらHペースを追いかけて見事に快勝している。

オルフェーヴルジェンティルドンナと相まみえるまで、負けるわけにはいかない。

相手は・・・。

6フェノーメノ(牡4)日経賞(2500m)を快勝した強烈な末脚が武器だが、距離が伸びても古馬となった今なら問題ない。

京都記念(2200m)を快勝し勝ちはすべて京都の1トーセンラー(牡5)、鞍上は京都を知り尽くした武豊

阪神大賞で2着だった3デスぺラード(牡5)の上がりタイムは、8ゴールドシップ(牡4)を0.2秒上回った。

ダイヤモンドS(3400m)の1・2着馬7アドマイヤラクティ(牡5)4ジャガーメイル(牡9)は、長距離だけに前残りに期待。

同じように前で粘る、日経賞2・3着馬の16カポーティスター(牡4)18ムスカテール(牡5)

最後は英国13レッドカドー(騸7)で末脚が脅威、馬も騎手も昨年JC(8着)の経験が物を言うはずだ。

このレースには4~11歳の8世代すべての馬が出場していて、11歳馬は馬番も11トウカイトリック(牡11)で何んと60戦目だ。

結論

三連複軸1頭流し 8-1・3・4・6・7・13・15・18 28点

結果追記する。

結果追記

8ゴールドシップ(牡4)はいつものことだが、スタート最悪で後方からの競馬となる。

「ウワサの現場」(報知)の記事が気になった、「ゴールドはどんどん気が悪くなり、しまいにゲートを出なくなる」。

そのうえに、「父ステイゴールド・母の父メジロマックイーンは、昨年大ポカをしたオルフェーヴルと同じ」と書いてあり不吉な予感が頭を横切る。

予想どおり2サトノシュレン(牡5)が逃げ16トウカイパラダイス(牡6)が2番手、18ムスカテール(牡5)9ユニバーサルバンク(牡5)が続く。

一週目正面では6フェノーメノ(牡4)は7番手を先行、8ゴールドシップ(牡4)は後から4番目の後方待機。

向正面2サトノシュレン(牡5)が10馬身差をつけ先頭、ぽつんと16トウカイパラダイス(牡6)が2番手で進む。

さらに離れて3番手18ムスカテール(牡5)が続くが、そのうしろには後続の大集団が迫ってくる。

3コーナーで、8ゴールドシップ(牡4)内田博幸の手が動きロングスパートに入る。

4コーナーから直線にかけて1・3番手だった2サトノシュレン(牡5)・18ムスカテール(牡5)は力つき、6フェノーメノ(牡4)がインの16トウカイパラダイス(牡6)に並びかける。

最内から16トウカイパラダイス(牡6)・6フェノーメノ(牡4)・1トーセンラー(牡5)、そしてようやく8ゴールドシップ(牡4)・4ジャガーメイル(牡9)と、横一列の激しい攻防となる。

直線に入り、ここからが本当の勝負だが・・・6フェノーメノ(牡4)の伸び脚がいい1トーセンラー(牡5)も小気味よく続く。

13レッドカドー(騸7)も強烈な末脚で追込んでくる、粘っていたインの16トウカイパラダイス(牡6)は下がっていく。

8ゴールドシップ(牡4)はというと、いつもの鋭さがなくもたもたしてもがいているように見える。

結局6フェノーメノ(牡4)が鋭い末脚で優勝、2着はそのまま続いた1トーセンラー(牡5)

3着には英国13レッドカドー(騸7)が入り、モッセは昨年の経験を生かした。

8ゴールドシップ(牡4)は、ゴール前7アドマイヤラクティ(牡5)にも抜かれて5着が精一杯。

7アドマイヤラクティ(牡5)が4着で、4ジャガーメイル(牡9)6着・5マイネルキッツ(牡10)7着とベテラン勢が大健闘。

エアグルーヴの子12フォゲッタプル(牡7)は10着だったが、母のために頑張った。

今年の天皇賞はいつもなら落ち着くはずの中盤が激しい流れとなったため、8ゴールドシップ(牡4)は道中息つく暇がなくスタミナを消耗していったと思われる。

4コーナーで並びかけるまで追い上げたが、直線を向いてからの脚が鈍く離されてしまった。

優勝した6フェノーメノ(牡4)を始め上位にきた馬は、あの激しい流れを追走のうえに36秒台の末脚をくり出ししっかり伸びてきた。

この日のWIN5の的中は5票で、払戻金は1億3372万2760円と1億超え。

三連複 1-6-13 21,880円 ハズレ

次週は、NHKマイルCだ。


ちよ馬券2013皐月賞

2013-04-13 22:38:53 | ギャンブル

ちよ馬券、今週はいよいよ3歳三冠レースの皐月賞だ。

中山競馬場3歳芝内回り2000mで行われる。

先週の桜花賞は三連単67万馬券となり大波乱となったが、今週の皐月賞も混戦模様だ。

その最たる原因は、2歳時に「世代最強」と言われたコディーノ朝日FSで圧倒的1番人気で2着に敗れかつ前哨戦の弥生賞でも3着に敗れたことにある。

しかし、どちらのレースも勝った馬とは同タイムで決着がついたわけではなく巻返しは十分にある。

朝日FSでコディーノを負かしたのは7番人気だったロゴタイプで、その勢いでスプリングSを1番人気で制し皐月賞の有力候補に躍り出た。

弥生賞を勝ち上がったのは、6番人気のディープインパクト産駒のカミノタサハラだった。

今年のディープ産駒の出場は、もう1頭インパラトールとの2頭だけだが目が離せない。

毎年ラジオNIKKEI賞を使った馬に有力馬がいるのだが、今年も1番人気で制したエピファネイアがいる。

ただし、エピファネイアも弥生賞は4着に敗れているが勝った馬とは0.1秒差で力負けではない。

あとは、若葉Sを7番人気で勝ったレッドルーラーアーリントンCを1番人気で強い勝ち方をしたコパノリチャードあたりまでが有力だ。

さて、本命は・・・。

シーザリオの子14エピファネイヤを、本命に推す。

シーザリオは2005ディープインパクトが三冠馬になった年のオークス馬で、その後ロスアンゼルスに遠征してアメリカンオークスも制している。

シーザリオを日米オークス制覇に導いたのは、くしくも14エピファネイヤの騎手福永祐一だ。

福永が騎乗した時に限ると、母シーザリオでは5戦5勝で子14エピファネイヤでは3戦3勝で未だに無敗を誇る。

14エピファネイヤは3連勝のあと弥生賞では4着に敗れたが、休み明けで初の長距離輸送おまけに福永は騎乗停止で乗れなかった。

悪い条件が重なったうえにスローで序盤かかり気味となった、それでいて勝った馬には0.1秒差に粘っている。

今度は福永に戻り体も絞れて万全の態勢で臨める、先行して切れる脚は誰にも負けない。

相手・・・。

まずは弥生賞組が強い、勝った15カミノカサハラはディープ産駒で末脚も鋭い。

3着の12コディーノは2歳時に最初に出て来た大物で、すんなり勝つこともあり得る。

2着だった6ミヤジタイガは、10人気で恵まれたとみて消し。

次にスプリングS組、勝ったのは7ロゴタイプで1番人気できっちり結果を出し3連勝中だ。

2着だった5タマモベストプレイはその前のきさらぎ賞を勝っていて、安定した先行力がある。

4着の16フェイムゲームは後方からの末脚が持ち味で、先行馬の多いこのレースでは脅威。

若葉S組はメンバーが少し弱かったが、勝った3レッドルーラーと4着ながらディープ産駒の2インパラトールを狙う。

最後に、前々走の共同通信杯を快勝している1メイケイぺガスターの差し脚に期待する。

8コパノリチャードは、激しい先陣争いで自滅するとみる。

結論

三連複軸1頭流し 14-1・2・3・5・7・12・15・16 28点

結果追記する。

結果追記

前日前売りでは14エピファネイヤが1番人気に躍り出ていたが、最終的な1番人気は予想どおり7ロゴタイプだった。

14エピファネイヤと12コディーノとで三強を形作る中、スタートが切られた。

8コパノリチャードがスピードを生かしてハナに立ち、11クリノヒマラヤオー13ラブリーデイが続く。

三強の7ロゴタイプ・14エピファネイヤ・12コディーノは、中団を揃って進む。

最初に動いたのは14エピファネイヤで、三コーナーで上がっていく。

それをマークするように7ロゴタイプも外から14エピファネイヤに体を寄せて上がっていく。

直線を向いて内に粘っていた17クラウンレガーロを抜き去り、この2頭の叩き合いとなる。

7ロゴタイプが14エピファネイヤに半馬身先行する、その後は2頭の脚いろは同じとなり7ロゴタイプが優勝14エピファネイヤが2着。

7ロゴタイプの騎手M・デムーロは皐月賞3勝目、福永祐一シーザリオ・エピファネイヤ母子の騎乗では初めての負け。

肝心の3着争いは、いつの間にか馬群を抜け出していた12コディーノが入り波乱予想は吹き飛んだ。

4着は外から追い上げた15カミノカサハラで、5着は5タマモベストプレイ

終わってみれば1~3着は三強が占め、4着までが人気どおりの決着で波乱はなく順当な結果となった。

馬券は、今年やっとこさ初めて当たった。

三連複 7-12-14 1,210円 的中

次回は、4/28天皇賞・春だ。


ちよ馬券2013桜花賞

2013-04-06 20:17:42 | ギャンブル

ちよ馬券、今週は3歳牝馬三冠最初のレース桜花賞だ。

阪神競馬場3歳牝馬芝外回り1600mで行われる。

今年の桜花賞は混戦と言われているが、それは桜花賞有力候補が前哨戦でつまずいたせいだ。

チューリップ賞で昨年の阪神JFを制し2番人気だったローブティサージュが9着に、1番人気に支持されたレッドオーヴァルは7着にそれぞれ惨敗。

阪神JF1番人気で4着だったコレクターアイテムも、クイーンCでは9着と大惨敗。

ただ、チューリップ賞を勝ち結果を出したのが3番人気クロフネサプライズでぶっちぎって逃げている。

このクロフネサプライズは阪神JFでも先行馬総崩れのなか2着に粘っているが、その時は15番人気で評価が低かった。

もう1頭結果を出したのが、報知FRを3番人気で勝ったメイショウマンボで豪快に差し切っている。

逆に、このレースには無敗のまま桜花賞に挑戦する新興勢力がいる。

ディープインパクトの妹で2戦2勝のトーセンソレイユと、3戦3勝すべてマイルのロサードの子クラウンロゼだ。

どちらも、一線級との勝負づけは済んでない。

本命は・・・。

週末は嵐が来るらしく、それが混戦に輪をかける。

普通に考えると、泥んこ馬場なら馬力のある先行馬が狙いだ。

ところが本命は、切れ味勝負の14レッドオーヴァルだ。

チューリップ賞では7着に敗れているが2着とは0.2差で力負けではないし、ロープティサージュをマークして勝った馬に逃げられたもの。

馬体減が心配だったが、強めの調教をやってもプラス体重で出られそうだ。

重の紅梅Sでも勝っているし、M・デムーロも今度はうまく勝負するだろう。

ディープインパクト産駒14レッドオーヴァルの豪脚が、阪神の直線で爆発する。

相手は・・・。

13クロフネサプライズは安定した先行力を持つ、父のクロフネJCダートを勝っていて馬力も十分だ。

そのクロフネサプライズが勝ったチューリップ賞で2・3着だった5ウィンプリメーラ7アユサンは、ともに先行力が持ち味。

3連勝中の3クラウンロゼも、先行馬には絶好の内枠に入った。

阪神JFの覇者6ローブティサージュは、末脚勝負。

17コレクターアイテムは、安定感に欠けるが33秒台の脚を使う。

紅梅Sでレッドオーヴァルの2着だった18メイショウマンボは、それから2連勝している。

最後に、馬体減が心配だがディープの妹12トーセンソレイユは買わねば。

結論

三連複軸1頭 14-3・5・6・7・12・13・17・18 28点

結果追記する。

結果追記

朝、新聞で7アユサン騎乗の丸山元気が骨折して阪神11RはC・デムーロに乗り替わったというニュースをチラッと見た。

前日雨が相当降ったと思うが、芝はいちよう「良」に回復して桜花賞のスタートは切られた。

各馬ハナ争いをする中、1番人気の13クロフネサプライズが外からじわじわと先頭に取りつく。

しかし、2サマリーズがハナをゆずらず13クロフネサプライズが2番手でそのあとに16ジーニマジックが続く。

先頭から14頭がほぼひと塊りで進み、そのあとに少し離れて本命にした14レッドオーヴァルが見える。

直線に入りその大集団から抜け出したのは、やはり芦毛の13クロフネサプライズで早くも先頭に立つ。

この辺りでは14レッドオーヴァルしか見てなくて、M・デムーロは外に出して上がっていく。

馬場中ほどからは、馬群をさばいた7アユサンが抜け出してくる。

インを逃げる13クロフネサプライズは、ガス欠して後退していく。

あと200m7アユサンと14レッドオーヴァルの叩き合いとなる、ここから力が入った大声を張り上げた・・・。

最初は14レッドオーヴァルが出たように見えたが、7アユサンがしぶとく差し返して14レッドオーヴァルにクビの差をつけてゴールイン。

チューリップ賞では先行して3着だった7アユサンが、今度は見事に差し切っての優勝。

馬体重は-12kgだったが、それでもメンバー中2番目に重い484kgだった。

それにひきかえ14レッドオーヴァルは+4kgながら430kgで、この馬場では7アユサンの馬力に負けた感がある。

7アユサンのC・デムーロは、乗り替わりででかい仕事をやってのけた。

実況アナウンサーが思わず言ってしまった、「(C・デムーロの)まさに代打満塁ホームラン」。

2着14レッドオーヴァルの騎手はM・デムーロで、何とデムーロ兄弟(イタリア)の1・2フィニッシュとなった。

これはGⅠでは史上初のことで、重賞では武豊・幸四郎らが達成したことがある。

ちなみに、桜花賞でも武兄弟はそろって出場していて4着(クロフネサプライズ)と10着(メイショウマンボ)だった。

さて馬券に肝心の3着争いは13クロフネサプライズがよろよろと粘っていたが、そこにやって来たのが9プリンセスジャックでゴール前きっちり差し切って3着。

1番人気13クロフネサプライズが4着に落ちて配当が上がるのは思惑どおりだったが、3着に9プリンセスジャックがくるとは・・・そこまで買い目が回らなかった。

9プリンセスジャックはチューリップ賞では14レッドオーヴァルから0.2秒差の8着だからまったく買えないわけではない、三連複10万馬券が逃げていった・・・・何を言ってもあとのまつり。

余談だが、9プリンセスジャックの母はゴールデンジャックではるか昔に万馬券を取らせてもらった記憶がある。

最後方にいた4サンプルエミューズが14レッドオーヴァルと同じ最速の上がりタイムで6着に入ったように、13クロフネサプライズを始めとする先行馬にはきついレースとなった。

阪神JFの覇者6ローブティサージュも5着に入り、掲示板はチューリップ賞組が独占した。

独占と言えば今年の桜花賞はディープ産駒が1・2着を独占したが、実は昨年もディープ産駒が1着(ジェンティルドンナ)・2着(ヴィルシーナ)を独占している。

さらに言うなら、2011はマルセリーナが優勝していて桜花賞はディープ産駒のV3となった。

大混戦と言われた桜花賞、馬券はハズレたが軸の狙いは的中したので良しとしよう。

三連複 7-9-14 102,860円 ハズレ。

次週は、いよいよ皐月賞だ。