ちよ馬券、今週は待ちに待った今年最初のGⅠフェブラリーSだ。
春のダート王決定戦で、東京競馬場4歳上ダート1600mで行われる。
昨年のフェブラリーSを憶えているか、圧倒的な強さを誇ったトランセンドがまさかの7着に敗れた。
めったに買わない三連単だが、トランセンド頭固定で勝負してひどい目にあった。
勝ったのはテスタマッタ・2着シルクフォーチュン・3着ワンダーアキュートで、当時の6歳馬が独占したのだ。
大本命のトランセンドや4着ダノンカモンを含めると、6歳馬の独壇場だった。
さて今年は・・・、まずは昨年の1~4着馬(現7歳馬)が揃って出場してくる。
しかし7歳馬の独壇場とはすんなりとはいかない、なぜなら骨のある4歳馬がいるからだ。
ガンジス・イジゲン、そして注目はカレンブラックヒルだ。
NHKマイルCを勝って初ダートフェブラリーへの挑戦は、昨年のグランプリボスと同じ臨戦過程。
グランプリボスはハナから消したが、カレンブラックヒルとなると話が違ってくる。
芝では東京のマイルを逃げ切ったスピード馬で、安田記念でも勝ち負けだろう。
なぜダートを使うのか疑問で、本気でねらっているのかただの脚慣らしなのか。
今年のフェブラリーSは、「7歳馬VS4歳馬」の様相だ。
さて、本命は・・・。
ずばり、食指が動いてしまい初ダートの4歳馬11カレンブラックヒル(牡4)を本命にする。
フェブラリーが初ダート馬の成績が悪いのは、承知のすけだ。
ものが違う、世界をねらえるのがカレンブラックヒルだ。
絶対的なダート王者がいないこのメンバーなら、すんなり勝ってもおかしくない。
相手は・・・。
まずは、老かいな7歳馬から。
14テスタマッタ(牡7)は、前走根岸S(6着)では鋭い追込を見せた。
直線強襲の16シルクフォーチュン(牡7)には、大外は問題なし。
JCダートでも2着に入り、安定感抜群の13ワンダーアキュート(牡7)。
東京ダートのマイルは3勝、4ナムラタイタン(牡7)は条件そろった。
対する、勢いのある4歳馬は・・・。
7ガンジス(牡4)は、これまで5戦連続で連体している。
前走JCダート15着が気になるが、東京ダートマイルは2戦2勝の8イジゲン(牡4)。
あとは、5歳馬から前走東海Sをぶっち切った2グレープブランデー(牡5)。
最後は、あくまでデータだが過去7年馬券対象には前走5着以内が条件。
そこからピックアップ出来るのは、前走東京大賞典5着の6エスポワールシチー(牡8)。
結論
三連複軸1頭流し 11-2・4・6・7・8・10・14・16 28点
結果を追記する。
結果追記
レースは直線に入り、さあこれから・・・というところで11カレンブラックヒル(牡4)はずるずると下がっていく。
全身から力がぬけ、茫然としてテレビを見つめていた。
11カレンブラックヒルはスタート悪くも、すぐに3番手につける。
ハナには5タイセイレジェンド(牡6)が立ち、6エスポワールシチー(牡8)が2番手。
1マルカフリート(牡7)や、15ガルボ(牡6)も先行する。
8イジゲン(牡4)はやはり出遅れ、16シルクフォーチュン(牡7)はいつものとおりの最後方からとなる。
そのまま直線に入り、まず抜け出したのは6エスポワールシチーで松岡が懸命にムチを振るう。
ところがゴール前、浜中の2グレープブランデー(牡5)が包まれ気味なところを外に出して強襲してくる。
結局、2グレープブランデーが6エスポワールシチーを鋭い脚で差し切って優勝。
6エスポワールシチーが粘って2着で、3着には混戦を抜け出した13ワンダーアキュート(牡7)が入った。
その13ワンダーアキュート以下の順位は3セイクリムズン(牡7)・16シルクフォーチュン・1マルカフリート・14テスタマッタ(牡7)・12ダノンカモン(牡7)・4ナムラタイタン(牡7)で、何んと3~9着までを7歳馬が占めた。
それに引き替え、11カレンブラックヒルを始めとする7ガンジス(牡4)・8イジゲンの4歳馬は大惨敗となった。
あの11カレンブラックヒルでさえも初ダートGⅠはダメだった・・・、ショックは大きく初心者のような予想をしてしまい恥ずかしい。
「芝とダートは全く別ものと考えよ」、この格言は生きていて改めて肝に銘じた。
ただし、この借りは芝の舞台で必ず返してもらう。
このレース1~6着までが前走5着以内の馬で、こちらのデータも生きていた。
三連複 2-6-10 16,150円 ハズレ
次回は、3/24(日)高松宮記念だ。