猛暑の夏が過ぎ、すでに秋競馬も始まっている。
お待たせのちよ馬券も再開する。
今週は秋のスプリント王を決める「電撃の6ハロン」スプリンターズSだ。
中山競馬場3歳上芝1200mで行われる。
注目は、何と言ってもロードカナロアだ。
思い返せば、昨年の高松宮記念で「怪物くん」と称して本命にしたが同厩舎のカレンチャンに屈した。
しかし、その後の活躍はすさまじい。
昨年のこのレースでカレンチャンに雪辱し、その勢いで国際レースの香港スプリントを優勝。
今年に入っても勢いは止まらず、高松宮記念に勝ちさらにマイルの安田記念をも制覇した。
現在GⅠ4連勝中で、あのタイキシャトルに並ぶ短距離5連勝を狙う。
このロードカナロアやカレンチャンを管理しているのは安田隆行調教師で、騎手としてトウカイテイオーで皐月賞・日本ダービーを制している。
そのトウカイテイオー(25歳)が先日天に召された、安田隆行調教師にとっては弔い合戦となる。
トウカイテイオーは繋の柔らかさが素人でもわかるすばらしいサラブレッドで、日本ダービーを無敗で制した。
1992JCでトウカイテイオーは復活の優勝をとげるのだが、その時岡部騎手の珍しくガッツポーズをしている写真を今でも部屋に飾ってある。
思い入れは強く、引退したあとも種牡馬生活をしていた社台SSに2回会いに行った。
冥福を祈る。
本命は・・・。
言うまでもなく、10ロードカナロア(牡5)だ。
休養明けの前走セントウルSは2着に敗れたが、上積み十分でまったく問題ない。
相手さがし・・・。
相手筆頭はセントウルSで逃げてロードカナロアを押さえて優勝した7ハクサンムーン(牡4)で、逃げ脚は脅威だ。
そのハクサンムーンをCBC賞でゴール前きっちり捕らえた15マジンプロスパー(牡6)は、今年に入って急成長している。
セントウルS3着の6ドリームバレンチノ(牡6)も怖い、高松宮記念ではハクサンムーンを差して2着に入っている。
高松宮記念で4着の13サクラゴスペル(牡5)は、安田記念でも5着に健闘している。
セントウルS組からもう1頭6着の9サドンストーム(牡4)で、後からの一発に期待する。
同様に、末脚鋭い11スギノエンデバー(牡5)のまくりがはまれば・・・。
反対に前残りも押さえておく、内枠に入った2フォーエバーマーク(牝5)と3アドマイヤセブター(牝5)。
ともに前走はキーンランドCで、フォーエバーマークは1着で成長が著しくアドマイヤセブターは4着だったが人気的にもおもしろい。
1グランプリボス(牡5)は千二に戸惑う、4サンカルロ(牡7)はそろそろ世代交代の時期。
8パドトロワ(牡6)は、昨年とは臨戦態勢が全然違う。
この3頭は、思い切って消し。
結論
三連複軸1頭流し 10-2・3・6・7・9・11・13・15 28点
結果を追記する。
結果追記
「電撃の6ハロン」がスタートした。
まず飛び出したのがダッシュ力が違う7ハクサンムーン(牡4)で、そのあとに2フォーエバーマーク(牝5)が続く。
10ロードカナロア(牡5)や6ドリームバレンチノ(牡6)は、中団からの競馬となる。
そのまま7ハクサンムーン(牡4)が引っ張って、早くも直線に入る。
7ハクサンムーン(牡4)が先頭、それに続くのがインから5マヤノリュウジン(牡6)・8パドトロワ(牡6)・13サクラゴスペル(牡5)。
その外から10ロードカナロア(牡5)が、電光石火のごとくあっという間に先頭に躍り出る。
8パドトロワ(牡6)と13サクラゴスペル(牡5)は下がっていき、替わって外から15マジンプロスパー(牡6)とインから3アドマイヤセブター(牝5)が懸命に迫ってくる。
2着争いを尻目に、「世界のロードカナロア」が優勝。
このアナウンサーの絶叫は、前にも聞いたような気がする。
さて2着争いは・・・、逃げた7ハクサンムーン(牡4)が粘りに粘って2着を死守。
さらに3着には、ブービー人気の5マヤノリュウジン(牡6)ががんばってこれまた粘り込んだ。
15マジンプロスパー(牡6)は、追い上げたが少し足りず4着。
そのあとに、内心期待していた3アドマイヤセブター(牝5)も迫ったが届かずに5着。
6ドリームバレンチノ(牡6)も最後は突っ込んできたが、6着が精一杯。
10ロードカナロア(牡5)はこれでGⅠ5連勝、この実績を引っ提げて種牡馬入りする。
7ハクサンムーン(牡4)は馬場入り後くるくる回って「いつもより多く回っています」と言われていたが、問題なく2着に入った。
3着の5マヤノリュウジン(牡6)は前走セントウルSを0.8秒差の7着だったが、3着とはたったの0.2秒差で狙えたはずだ・・・これもあとの祭だ。
秋競馬最初の馬券は、3着が抜けてハズレた。
三連複 5-7-10 13,070円 ハズレ
次回は、10/13(日)秋華賞だ。