リハーサル。
KAWAIのグランドがあまりホールに響き渡りすぎるので、
「セリフが聞き取れない・」
そんな劇団側のクレームに、
結局グランドの蓋を閉め、ppp(ピアノピアニッシモ)での演奏。
それでもまだ、
ピアノの音はホールの二階や天上まで響いて反響してしっかりと戻って来る。
どうなってるんだ・このホールは。
ピアノか・
ホールの音響設計か・
それとももしや・
我の腕が・・・。
収容人数1500。
さらに、リハーサルでピアノマイクを撤収。
本番前のひと時。
海と黄昏。
本番が始まる。
今回でこの演劇への一遍さんのお供は3回目。
でもその他にもこれまでに、
一遍さんのゆかりの地に知らず知らずのうちに足を運ばされていた私。
9月に現れた九州大宰府と佐賀公演。
これにも驚きました。
一遍上人が若かりし頃に修行した大宰府、そして佐賀。
それからも何回か九州の地には足跡を残していました。
私は師の後追いをさせられているのでしょうか。
大宰府はピアノで佐賀はシンセです。
九州上陸を果たせる事に、招へい戴いた関係者の皆様に感謝!
やっぱり不思議なご縁を感じます。
一遍さんの辿った道行を追いかける様に、
これからも私のコンサート会場が現れるのでしょうか・
これぞ一遍上人が辿った、
遊行(ゆぎょう)の旅の始まり。
でしょうか・・。