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(開設2015年1月1日)

和歌山・奈良県道735号線を往く(B29搭乗者慰霊碑に行って来ました。)

2017年10月08日 22時34分48秒 | 旅行
秋が深まりつつある絶好の3連休中日、まずまずの好天に恵まれました。こうなると、『どこかへ行きたい病』が疼き出し、かねてより行って見たいと思っていた”B29搭乗者慰霊碑”と県道735号線走破を目指して朝7時に家を出ました。

まずR42を南下し、明王寺南交差点からr22に入り、徳田交差点手前のローソンに寄って軽く朝食タイムとしました。これ以降当分の間コンビニはありません。徳田交差点を右折し、R424に入り、次に目指したのは、”道の駅 水の郷日高川龍游”で、ここでトイレ休憩にしました。途中、恐らく非公認だと思いますが、”日本一のヤッホーポイント”で写真を撮りました。



”日本一のヤッホーポイント”からの眺望です。


R424を通ると、必ずここで休憩するのが恒例となっています。相変わらず、バイクが多いです。私もバイクが欲しい!

道の駅からほどなく行くと、日本三大酷道の一つR425に入ります。ただ、この辺はまだ快走路で、酷道要素は全くありません。 R425とR371合流交差点を右折し、R371に入り、最初の目的地である”B29搭乗者慰霊碑”を目指したのですが、交差点の青看の写真を撮るのを忘れてしまったのと、ちょっとお腹の調子も良くなかったので、Uターンして、再度道の駅に引き返す事にしました。道の駅に戻らないとトイレがないと思っていましたが、途中、お世辞にも綺麗とは言い難い公衆トイレがあるのを偶然見つけ、そこで用を足す事にしました。なぜ、ここでわざわざトイレの話題を書いたのかは、後半で明らかになります。道の駅に戻っていたらかなりのロスタイムになる所でした。(汗)

R371とr735との合流交差点の青看です。この写真を最初撮り忘れてしまい、Uターンして撮り直しました。この画像、外す訳にはいかないです。ここからが本当の今日の目的ルートなんですから!(この画像のみ、トリミングしています。他はノートリミングです。)

カーナビでは目的地に到着したと言っていますが、慰霊碑がどこにあるのか分からず、辺りをうろつく事数分、やっと見つける事が出来ました。到着は9時20分頃でした。(ちょっと場所が分かり難い!)


戦争中、B29が上空を通過した時、機体の故障でこの付近に墜落し、死亡した搭乗者を祀った慰霊碑です。和歌山では、戦時中、竹槍でB29を撃墜し、山中に墜落したと言う話しが逸話として語り継がれています。まさか竹槍でB29を落とせるはずもなく、機体の故障で墜落したのを、このように話しを捻じ曲げてしまったものと思います。これも戦争の遺物と言う事になるのでしょうか? 軽く手を合わせてその場を去りました。バラの花が手向けられていたのが印象的でした。

慰霊碑を後にして、次の目標はr735の全線走破です。慰霊碑から直ぐの所で、R371とr735の分岐交差点があります。

r735はいわゆる険道と呼ばれる道路ですが、R425で十津川へ行くより、r735の方がまだましと言われています。それだけ、R425は酷道だと言う事ですね。R371の分断部分を一部繋ぐ道路でもあります。R425もR371もいつかは全線走破したいと思っていますが、2ストジムニーのような車が欲しいですね。

r735を経由して十津川へ抜けます。途中、写真を撮りながら走行しましたが、最も難所である県境手前の狭隘路で対向車と出くわし、離合するのにかなり苦労させられました。名古屋ナンバーの1BOXでしたが、あまりこう言う道には慣れていないようでした。でも、名古屋から何しに来たんでしょうね? 龍神温泉にでも入りに来たのか、それとも単に険道ファンなのか…。以下、道中の写真を掲載します。

和歌山県側r735最後のヘキサです。つまり和歌山県最東端ですね。


奈良県十津川村に入ります。r735で県境越えしたのは今回が初めてです。恐らくもう通る事はないでしょうね。

奈良県側にある公衆トイレです。このトイレ、YouTubeなどでも紹介されていて、険道ファンには有名なトイレです。何が有名か、それは非常に綺麗なトイレだからです。誰が管理しているのか分かりませんが、評判通りの綺麗なトイレでした。


野猿(やえん)の設備が残っていて、今では観光名所になっています。十津川には2ヶ所の野猿があります。野猿って分かりますよね? ノザルじゃないですよ(笑)

ついにr735を全線走破しR168の合流点に到着しました。r735からR425の合流点には青看はなく、ただ行き先表示の看板があるだけでした。(写真は撮りましたが、ブレていて使用不可)この写真を撮ったのは11時26分です。つまり慰霊碑から約2時間で走破した事になります。途中、離合で苦労したり、車を停めて写真を撮ったりしながらの走行でしたが、無事に走破しました。

R168に出て、北(五條方面)に向かうか南(新宮方面)に行くかちょっと迷いましたが、夕方6時までには帰る必要があったので、南に行った方が早く帰宅出来ると思い、新宮方面に行く事にしました。その途中、R311を経由して、朝来た道に戻る方法もあったのですが、ここは素直に新宮からR42に入り、”道の駅すさみ”に行きました。ここまでのルートはこちらです。

”道の駅すさみ”で、ちょっと遅い昼食となりました。連休中と言う事もあってか、第一駐車場が満車で、道を隔てた第二駐車場に入りました。写真はその第二駐車場から写したものです。(撮影は14時11分)

道の駅でちょっと休憩してから、すさみ南ICから高速経由で帰って来ました。高速が渋滞していたので、御坊南で降りて、再びR42に出て帰宅しました。家に着いたのは16時過ぎでした。

本日の走行距離は約350Km(途中、数キロロスあり)、燃費は約16.5Km/リットルでした。往きは山の中ばかりでしたが、帰りは海側に出て正解でした。もし五條に行っていたら、海を見ないままの帰宅となってしまいましたね。やはり私は海が好きです。思い付きの気ままなドライブでしたが、無事に目的を達成出来て良かったです。またいつか突然出掛けると思います。今回紹介した写真は全てSONY DSC-HX50Vで写しました。

帰宅後、V-173の製作を行ないました。もう少しで完成ですが…。(?)

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2 コメント

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恐怖の思い出R168 (クラキン)
2017-10-09 06:12:31
五条から新宮へ十津川沿いに抜けるR168は子供の頃に恐怖の思い出があります。(以前にもコメントした記憶があるような・・・)
当時は命懸けのドライブでしたが、今はかなり通り易くなっているようですね。
B29乗員の慰霊碑があるとは知りませんでした。
しかもトラブルで墜落とは・・・。
これを竹やりで撃墜って話にすり替えたのも滑稽な話で、戦時の愚かしさを感じます。
B29では3000人以上の米兵が戦死しているそうです。(1機10名で300機以上ってことです)
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Re:恐怖の思い出R168 (0-sen)
2017-10-09 12:30:03
クラキン殿、コメント有難うございます。
貴殿にとっては、R168が強烈に印象に残っていらっしゃるようで、過去にもコメント頂いていますね。当時は恐怖の酷道だったと思います。私も40年位前に友達と走行したときは、ホント怖かったですから…(笑) 現在は、ほぼ全線に渡って快走路となっています。(ちょっと狭い所は残っています。)特に、新宮側は高速道路級の道路に変貌しています。その分スピード超過による事故が多いようです。
今回は、R168をドライブするのが目的ではなく、r735を走ってみたいと思って、出掛けました。YouTubeなどでも車載動画がアップされているので、お時間があればご覧になって見て下さい。私もカメラ搭載して、動画アップしたくなりました。
B29の逸話は和歌山ではけっこう有名で、墜落したのは事実です。それを竹槍で撃墜したと言うのは、デタラメでしょうけどね。(爆)
B29の犠牲者3000人は多いか少ないかは別にして、日本人はその何倍もの数が犠牲になっています。慰霊碑に軽く手を合わせて来ましたが、戦争はやはりダメです。戦争があったからこそ、その当時の機体の模型を作れているのですが、何だか複雑な心境になってしまいますね。
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