公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

天下の横暴?

2008-05-26 17:51:16 | 競馬

スポニチアネックスにこんな記事が・・・

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2008/05/26/04.html

『ファン代表としての元騎手、元調教師、マスコミ代表の3人を裁決室にオブザーバーとして招き入れる』

って、裁判員制度かい?それよりも、どうして元騎手、元調教師、マスコミ代表の3方がファン代表なのか?そっちのほうが「ファン」としてははるかに疑問だぞ。

いや、昨日のオークスの判定だけど、妥当なんじゃないか。

確かに、VTRを見たら、マイネレーツェル騎乗の武豊が手綱をしばし緩めているシーンも見られたけど、馬が煽られたシーンというのは見られなかった。だから失格、降着にするわけにはいくまい。

しかし、鞍上の池添は明らかに右ムチを連打した上で、他馬にお構いなしと言わんばかりに、意図的に内へと突っ込んだことについては、他馬の動向に関係なく、制裁の対象となりうる。

降着制度を導入している他国でも同様の捉え方がされているんじゃないか。

カワカミプリンセスの2006年のエリザベス女王杯における降着だが、これについてはヤマニンシュクルが完全に煽られていた。したがって今回と一緒とするわけにはいくまい。

http://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/7a0f6e4aabb1b19b0006a622370b9b7f

ところで、同じく2年前の話だが、このときは煽られたり、躓いたりした馬がいたにもかかわらず、失格・降着馬がいなかったケースがあった。

http://blog.goo.ne.jp/yoroshiku109/e/a8fe7c6de0866de2c236c2f0b94b1408

それ以前の2002年のNHKマイルカップ。テレグノシスの斜行により、タイキリオンが落馬寸前まで追い込まれながらも、「到達順位の通り確定します」という事例もあったが、過去にこのようなケースがあると、どうしても「判定基準を明確に」という声が出てしまうのは、今でもやむをえないことなのかもしれない。

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5月25日の大量落車

2008-05-26 07:40:56 | 競輪

向日町5レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=54&KBI=20080525&RNO=5

4名(6、5、4、7)落車。

http://202.210.152.59/mukomachi/inbc/meta/BB080525_05.asx

直線に入って7がまず転倒するや、これに5、4、6が乗り上げ。


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優駿牝馬回顧

2008-05-26 07:30:48 | 大レース回顧集

25日行われた第69回優駿牝馬(オークス)。騎手のコメントを参考にしながら振り返ってみよう。

単勝1番人気は、18・リトルアマポーラ3.9倍、2番人気は、4・レッドアゲート5.3倍、3番人気は、12・ソーマジック6.5倍、4番人気は、15・トールポピー9.7倍。10倍以下の人気は以上4頭。

スタートは2・ハートオブクィンの出が良かったが、外からエアパスカルがこれを制してハナに立った。7・ブラックエンブレムが2番手。レッドアゲートが5~6番手あたり。この後ろに、5・ムードインディゴ、ソーマジック、6・エフティマイアが続き、トールポピーとオディールがほぼ中団位置。その後ろに桜花賞馬の10・レジネッタ、リトルアマポーラが続くという、縦長の展開。ゆったりとしたペースが続いたまま大欅を通過し、直線へと入る。

直線に入り、前が横一線の状態となった。そして中団位置で、馬場の真ん中にいたトールポピーが、前が開かないことを見越したか、坂上にさしかかるあたりで一気に内へと切れ込んだことで、先に内へ入ろうとしていたオディール、ソーマジックの進路が狭くなった。さらにトールポピーは内へと切れ込み、これも内から突っ込んできたブラックエンブレム、レジネッタも一気に切れ込んで抜き去り、ゴール直前では最内。これに対し、エフティマイアが鋭い脚を駆使。脚色もトールを凌ぐものがあったが、わずかにトールが頭差、エフティを退けて樫の女王に。3着に桜花賞馬のレジネッタが入ったが、1番人気のリトルアマポーラは7着に終わった。

その後、トールポピーの直線での走行について10分ほど審議が続いたが、到達順位の通り確定した。


勝ったトールポピーは、2歳女王(阪神ジュべナイルフィリーズ優勝馬)としては、1997年のメジロドーベル以来、11年ぶりのオークス馬。内容的には今でも物議を醸しているが、それを差し置けば直線での伸びは確かであり、3歳牝馬の中では実力ナンバーワンという力を示せたと思われる。また、消化不良に終わった桜花賞の雪辱も果たした。

エフティマイアは桜花賞2着馬にもかかわらず13番人気と全くの人気薄だったが、あと100mほど直線が長ければ逆転していたのではないかというほどの強烈な脚を披露。桜花賞に続き波乱を呼んだ。展開面が向いたということもあったが、着実に力をつけているのではないか。

レジネッタは距離がいささか不安視されたものの、最後まで粘りこんで3着。道中でトールポピーに幾分カットされたようにも思われたが、それで煽ったというシーンは見られなかった。ブラックエンブレムも健闘したといえよう。

5着のオディールは、トールポピーの内側への切れ込みに対して被害を受けた馬だが、安藤騎手が危険を回避したことで難を逃れた。ただ、それがなくともこの着順は妥当だったのでは。

レッドアゲート(6着)、リトルアマポーラ(7着)の人気上位組は、特に不利を受けたというシーンはなく、完敗。ただ両馬ともに、切れ味で勝負するタイプなだけに、馬場の渋化が応えたのかも。

ところで、8着のソーマジック

http://www.sponichi.co.jp/gamble/special/jockeycoment/2008oaks/KFullNormal20080526141.html

9着の8・マイネレーツェル

http://www.sponichi.co.jp/gamble/special/jockeycoment/2008oaks/KFullNormal20080526142.html

については、レースを見た限り、不利がなければ結果はどうなっていたのか分からないといった内容であった。特にマイネレーツェルについては、武豊騎手が途中で手綱を緩めざるを得ないシーンが見られた。また両馬ともに最内へと追いやられたという印象が強い。

前日も述べたが、トールポピーの内側への斜行に対して、他馬が煽られたシーンというのは確かに見られなかった。したがって1着は有効である。

しかしながら、もしそれがなければ、展開が大きく変わっていた可能性があったことも否めない。後味が悪いレースとして、今後も語り継がれていくのではないか。

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セーフだった

2008-05-25 20:15:24 | 競馬

本日のオークス。直線半ば過ぎあたりの地点で、15・トールポピーが一気に内側へと切れ込み、さらに狭いスペースの合間を抜けてきた。そして外から6・エフティマイアが猛追し、写真判定に。

しかし、トールポピーが内側へと一気に切れ込んだことに関連して、17・オディール、12・ソーマジックの進路が狭くなったことから審議となった。

写真判定はすぐに解けて、トールポピーが1着。だが、審議はその後も続いた。

結局10分程度審議が続いたが、トールポピーの1着は確定した。

さて、審議の件についてだけど、オディール(5着)については、フジテレビの画面を見ると、肝心要のところが切れていたので、その瞬間の動向は分からず終いだったが(安藤騎手はどうやら外に幾分持ち出したみたい)、ソーマジック(8着)は、後藤騎手がスペースを見つけて最内へと進めた。

ということは、安藤、後藤の両騎手がうまくスペースを見つけて危険を回避したということもいえるかも。ま、きわどいシーンだったな。

優勝の池添騎手は、

『他の馬に迷惑をかけてしまい申し訳なかった』

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20080525039.html

とレース後にコメントしているが、後味が悪かったのは確かだな。

(追記)

この件にかんがみ、いくつか問題点が。

一つは、審議中で、自身の馬が審議の対象となっていたにもかかわらず、池添騎手は再三ガッツポーズを見せたこと。こういうときは慎重にならないとな。というか、表立った勝利のポーズはすべきではないのでは。

また、右ムチを使っていたということは、強引にでも内へと進路を取ろうとしていたということ。こうした御し方については、批判が殺到する(既に殺到しているようだが)ことであろう。

もう一つは、パトロールビデオの出が遅いという話が出たこと。最終レースが終わったあとに放映という点については、都合の悪い事例は議事進行、というように取られかねない。

(追記)

池添騎手、降着なしの騎乗停止処分。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=28553&category=F

その理由についてだが、

『内側への斜行による被害は走行妨害には至らないが、継続的かつ修正動作の無い危険な騎乗であると認められたため』

とのこと。

まさに妥当な判定。こんな言い方は悪いが、池添は無茶してでも内に切れ込もうという意図がアリアリと覗えた。たまたま、安藤、後藤の両騎手が危険回避の軌道修正を行えたからいいようなものの、あのムリな切れ込み方では、他馬に多大な影響を及ぼすことは必定だったのでは。

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器物損壊で逮捕

2008-05-25 07:09:23 | 競艇

酔っ払って3台の車のドアを蹴り倒したという競艇選手が器物損壊容疑で逮捕される。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20080524107.html

しかも車で逃走、ということになれば、飲酒運転でもひっかかるな。

 

 

 


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金返せ!

2008-05-24 18:52:46 | 競輪

プロスポーツや、電話投票会員情報誌・ウイニングランを読んで検討されていたファンの皆様、その情報は全く役に立ちません。

コンドル日記TOOL4 5月21日号

大垣記念は目標90億との事でも、いきなり暗雲が立ち込めました。それは色々な都合で渡辺晴智・荒井崇博のS・S班、競輪祭Vの井上昌己、全プロ1000TTの覇者稲垣裕之の大スターを含み、何と20人の変更。おまけに前検日に追加の田中雅史が熱発、走る積りの松岡慶彦までが病気欠場。これでは番組もてんやわんやで、大変だったのでは。それでも迅速に番組は発表され、仲々の出来栄え、長はきっと優秀な方かと。


恐れ多くも記念開催だぞ。何で当初の斡旋予定よりも20人も変更があるのか?それも直前になって。

数人の入れ替わり程度ならまだしも、これだけの変更が生じること事態異常。しかも、特別競輪の直前記念開催のときには決まってこういった大量欠場が発生する。そして、その欠場理由というものは意味不明なものがほとんどだし。

どうせなら、川崎や平塚といった、優勝賞金が高い場の記念をG1の開催前後に持ってきたらどう?それでも欠場する選手がやっぱりいるかも。

ま、なるほど、やはりトップクラスの選手は斡旋が多すぎて支障をきたしているのか。だったら別にこんなことをやっても構わないだろ。

G2の東西王座戦やサマーナイト、共同通信社杯を廃止。記念は3日間制のツイントーナメント。G1も全日本選抜を廃止して3日間制のワールドグランプリに代え、SSシリーズ、SSカップも廃止にする他、グランプリの出場権枠に世界選手権のケイリン、スプリント優勝者(五輪年は各大会のケイリン優勝者)も入れる(ということは、外国人選手は最大で3名出場できる可能性あり)ってことにしたら?

とにかく、競輪選手に危機感を煽らせる方策を講じないことには、奴らに舐められっぱなしの状態が今後も続くことだろう。

(追記)

寛仁親王牌は自転車競技色が強い特別競輪(G1)だから、出場選手として、世界選手権のスプリント、ケイリン、チームスプリント、1kmタイムトライアルの優勝者に優先出場権を与え、競技ルールはUCI準拠にしたらどうか。

そうしたほうが寛仁さまもお喜びになるだろう!?ということは、外国人出場枠はさらに広がる可能性があるな・・・

それと、グランプリはスジで決まった試しがほとんどないレースだから、これもUCI準拠でできるはず。むしろそうしたほうが、競馬などのファンも入り込めやすいかも。

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5月24日の大量落車

2008-05-24 18:05:36 | 競輪

大垣記念3レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=44&KBI=20080524&RNO=3

5名(8、4、1、3、7)落車。

http://202.210.152.59/ogaki/inbc/meta/BB080524_03.asx

最終1センター、8がバランスを崩して転倒するや、4、1が乗り上げ。またこの落車を避けようとした3、7が、フェンスすれすれの地点で落車した。

向日町10レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=54&KBI=20080524&RNO=10

3名(1、3、8)落車、1名(6)車体故障。

http://202.210.152.59/mukomachi/inbc/meta/BB080524_10.asx

最終2センター、1が6の後輪をひっかけてまず転倒。これに3、8が乗り上げ。6は車体故障していた。


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6日間レースの定番ソング

2008-05-24 11:50:05 | スポーツ

バレーボールの世界予選を見ていたところ、フジテレビもTBSも、Hey!Say!JUMP!の歌と関係ないからか?(しかも、CMでカットされるシーンも目立つ)、目だってこの曲を取り上げていなかったが、作戦タイムの間中、小さいながらも、耳慣れた歌が聞こえてきた。

♪Stand Up !Stand Up !For the champions!For the champions!

Stand Up !Stand Up !For the champions!For the champions!Stand Up !♪

http://uk.youtube.com/watch?v=yEp1EOQFtk8

Right Said Fredとかいう歌手が歌っているらしいが、ロッテルダム6日間レースを毎年見ていたら、丁度レースが終わったあとに流れてきた歌がこれだった。

実にノリがいいし、くちずさみやすい。クイーンのWe Are The Championsは名曲だが、歌いにくい。しかも絶叫型だし。そう考えるとうまく選曲しているなぁ、と感心したもの。

ところが、バレーでもこの曲が使われていることにビックリ。聞けば最近、世界予選に限らず、国内リーグやワールドカップでも使われているそうな。

でも、チャンピオンのために祝福を求める内容の詩だから、作戦タイム時に使用するというのは実はピントが外れている。と考えると、レースが小刻みに行われ、その都度、「チャンピオン」が決まる6日間レースや、各種トラックレースこそ、この曲が合っているといえるのかも。

各種公営競技も、これを導入したら?あっ、2年前にロッテルダム6日間レースに出場し、4日目だったか?ケイリンで1勝を挙げた北津留翼は、まさにこの曲に乗って祝福を受けたな。


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値上げラッシュと自給率

2008-05-24 08:56:32 | 政治経済問題

つい数年前までが懐かしい。その頃は逆に値下げラッシュだったのに・・・

毎日新聞より

食料品、日用品の値上げラッシュを受け、スーパーなど小売店の特売品が激減している。マヨネーズ、ビールなどの目玉商品のチラシへの登場回数が減り、品薄のバターの掲載はゼロになった。再値上げ商品が相次いでおり、ほとんどの品目で特売価格そのものも上昇。物価押し上げ圧力は強まるばかりだ。

 マーケティング会社「チラシレポート」(東京都中央区)が06年1月~08年4月、全国約1万2000店を対象に、食品や生活雑貨50品目について、特売品の平均価格とチラシへの掲載回数を調べた。

 マヨネーズ首位のキユーピーは昨年6月、マヨネーズ(500グラム)を約10%値上げした。特売価格は06年12月の最安値(157円)より20%超高い190円前後に上昇、掲載回数は一時、ピーク時の約7割に減った。アサヒビールのスーパードライ(6缶パック)は今年2月、1062円だった。しかし、値上げ翌月の4月、1102円をつけ、この2年余りで初めて1100円を突破。掲載回数も値上げ後は前年実績を下回っている。ティッシュペーパー首位の大王製紙の「エリエール」(180枚、5箱)は今年2月、特売価格が300円と、この2年余りの最高値をつけ、掲載回数はピーク時の3分の1に激減した。

 品不足が続くバターはチラシから姿を消した。森永乳業の「北海道バター」は2月から3カ月連続で掲載なし。明治乳業の「十勝バター」も4月は掲載ゼロだった。

 特売品の値下げ相当額は、シェア拡大を期待するメーカーが協賛金などの形で負担することが多い。だが、原材料高に悩まされるメーカーが、協賛金の負担に難色を示していることも特売品の激減につながっている。一連の値上げが浸透した4月前後からは、掲載回数の増えた商品もあるが、特売価格は高止まりしたまま。4月の特売価格が過去の最安値以下だった品目は、ミネラルウオーターと整髪料だけだった。

 さらに、製紙大手は6月からティッシュの出荷価格を20~30%、味の素は7月からマヨネーズを5~14%それぞれ再値上げする。キユーピーも23日、マヨネーズを8月から2~14%再値上げし、家庭用(500グラム)を367円から405円にすると発表。特売品は今後も減り続けそうで、チラシレポートの沢田英社長は「メーカーに余裕がなくなっている。売れ筋の安い商品で客寄せする量販店の商法は転機を迎えている」と指摘する。【後藤逸郎】

 ◇ネット利用で生活防衛の消費者も

 特売価格の上昇とチラシ掲載回数の激減を受け、インターネットを利用した生活防衛に動く消費者も現れた。

 東京都杉並区の主婦が近所のスーパーの特売品の価格を掲載しているウェブサイト「GoGo(ゴーゴー)・スーパー!」(西村祐里子主宰者、http://members3.jcom.home.ne.jp/taichi329/)の閲覧者は、値上げが相次いだ今年初めから、従来より3割増えた。

 食べ盛りの息子の食費を抑えたいとの思いから、約2年前に知人とサイトの運営を始めた。現在は10店近くのスーパーの特売価格を掲載している。商品ごとの過去の底値も記録しているところが評判を呼び、閲覧者からは「他の店も載せてほしい」との要望が相次いでいる。西村さんは「ほとんどの商品で特売価格の底値が更新されなくなった。価格は同じでも減量された『実質値上げ』も多い」と、複雑な心境で分析する。

 また、コンテンツ配信の「ナビット」は、有料サイト「毎日特売」の価格比較情報をヤフーや楽天、ケーブルテレビなどに提供。値上げラッシュを追い風に、アクセス数を増やしている。【後藤逸郎】


カップラーメンなんて、PB(プライベート商品)を除けば、特売でも100円越えといった事例ばかり。100円以上しているのに特売だとはとてもいえない。今年に入ってからはあまり買ってないね。スパゲッティも、去年の今頃までは毎週特売していたから、その都度買っておいたけど、今やそれもできなくなった。

最近では、卵の特売さえも怪しくなってきている。大半を輸入に依存している餌の高騰が続き、生産界が大幅値上げを強く要望していることから、今年一杯で、Lサイズ1パック98円とかいった形は姿を消すのかも。

反面、魚は意外と安いものが少なくない。丸アジは1匹100円程度で売っているケースも少なくないし、サンマも年中売っているが、今でも小ぶりなものは80円あたりで売っているところを見かける。これは魚の消費量が減っていることによるもの。丸アジは逆に一時期、「高級魚」といった言われ方までされるほど高騰したものだが、ウロコを取らねばならないわずらわしさが嫌われているのかもしれない。

近くに、ハタハタが毎週のように安く売られているスーパーがある。ハタハタって、秋田のイメージが強く、大阪には縁がないと思われたが、実は水揚げ量は、浜坂港のほうが多いんだとか。てんぷらとかして食べている。そこはカレイも安い。とはいっても、小ぶりなものが多いんだが、5枚で150円程度ならば十分の値段だろう。

政府が先日、春はカツオのタタキ、夏はスルメイカ、秋はサンマを食べる回数を増やせば、食糧自給率は4%上がるというような話をしていたが、これらは今、一応国産でまかなわれ、また比較的価格も安定している。コメも今は価格が安定しているようだし。

また、大豆も、水炊きにしたものは国産品として出回るようになった。食料物価高騰のあおりを受けているのは、そのほとんどを輸入に頼っているもの。とはいっても、インスタントコーヒーあたりは結構安売りしているケースも少なくない。ということは、食生活の偏りに問題があるのかもしれないな。

ごはん、焼き魚、お浸し、という、かつての日本の食卓の定番メニューでいけば、ほとんどが国産。但し、みそ汁はそうはいかない。みそ汁の原料である大豆はほとんどが輸入。また、お浸しや焼き魚ではしょうゆを使うけど、これも原料は大豆。

ということは、大豆だけでも、今からでも国産比率を上げていけば、確かに上記の定番メニューであれば、かなりの割合で純国産化できる。

パンなし、パスタなし、肉なし、卵なしの食卓を築けていけば、そこそこに国産品を味わえる。また、今ならば国産食材は比較的価格も安定しているということを考えると、昔の食卓に戻す契機といえるのかもしれない。


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1頭陽性

2008-05-23 22:51:50 | 競馬

23日、栗東で一頭、馬インフルエンザの陽性反応出る。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=28475&category=A

その一頭とは、マルヨフェニックス

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20080523051.html


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5月23日の大量落車

2008-05-23 19:12:51 | 競輪

松戸7レース

http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=31&KBI=20080523&RNO=7

1名(2)失格、4名(1、3、4、2)落車、1名(6)車体故障。

http://www.matsudokeirin.jp/liveondemand/meta/matsudo20080523-07_509K.asx

正攻法の9の番手を巡って3と2が競り合いを演じていたが、最終1センターで2が3をゴリゴリ押圧したところ、先にバランスを崩して自ら転倒。これに3、1、4が乗り上げ、6が車体故障。


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ホリプロが競艇大応援

2008-05-23 04:12:59 | 競艇

現在、競艇のイメージキャラクターを務め、モーターボートを片手に持つイメージ写真が面白い、和田アキ子を編集長に、ホリプロ所属タレント6名が、在京スポーツ紙6名とタッグを組んで、「Sports Kyotei 6(SK6)」を結成したとか。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/flash/KFullFlash20080522095.html

そういえば和田は、「峰竜太」に向かっていって、

「おい、その名前、何か親しみ感じるわ!」

といって、峰にベアーハッグ?しに行き、峰が苦しそうに?

「やめてくださ~い!」

というCMがあったけど、和田が編集長を務めるというそのユニットについては、競艇を盛り上げるというよりも?和田の存在をもってして、競艇に対してビシッと一本スジを入れる、といった意味合いのほうが大きいかも?

いや、そうであればいいんだけど。まぁ、競艇も調べていくうちに、大量フライング、大量事故レースがよく発生しているからなぁ。

そういった事例があったときこそ、和田編集長がビシッと締めて、

「お前らのせいでカネがパーになったやろ!どないするんじゃい!」

といって吼えてほしいもの。

また、選手側も和田編集長に対して今から戦々恐々?

 

 

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資本主義の限界

2008-05-22 21:10:57 | 政治経済問題

18日放送されたサンデープロジェクトにおいて、日本共産党の志位和夫委員長が出演。なぜ出演したかというと、元日本共産党員の小林多喜二が書いた「蟹工船」が爆発的な売れ行きを示していることにかんがみ、資本主義のゆがみが色々な面で出てきているのではないかという意味合いがあったから。

ま、共産党といえばマルクス主義を貫く政治手法は変わっていないが、志位委員長は、今、世界経済を混乱に陥れているサブプライムローン問題や、劣悪を越えた悪質な労働問題(名ばかり管理職、日雇い派遣労働など)、さらには環境問題までも、マルクス、エンゲルスの本を引用しながら解説していた。

ま、結論からいうと、共産党の十八番の主張ともいうべき、

「大企業、大資産家(大資本家)からカネを取れ!」

というところに帰着したわけだが、それにしても、マルクス先生がこうした資本主義の横暴とも取れる事例を100年以上も前から予見したというのは、今思えば驚き。

『信用制度が、過度投機の主要な梃子(てこ)として現れる。

信用制度は、一方では・・・他人の労働の搾取による至富(ちふ)を、もっとも純粋かつ巨大な賭博とペテンの制度にまで発展させる』

(カール・マルクス 「資本論」より)

ということは、労働者によってもたらされた資本を、それを労働者に対して有効に使うどころか、自らの私服を肥やすために最も手っ取り早い方策である、信用制度、つまり株などの相場に入れ込み、それを拡大することによって多くの富を得ようとしているということを言いたいのだろうと思われる。

もっとも、各種資格試験において、マルクス経済学が出題されることはないに等しい。それどころか、経済学者の多くは、マル経は経済学にあらず、「宗教」であると論じている。上述の話についていえば、科学的な根拠を示せ、といわれれば、はっきりいって説明は不可能であろう。説明不可能なものを客観的な立場で見なければならない各種資格試験にて導入できるわけがない。したがって、国家I種試験においても、経済学の範疇というのは近代経済学に限定されている。

しかしながら、資本主義に都合が悪い事例が出てくると、なぜかマルクス先生が論じた話が生きてくるように思われる。日雇い派遣労働や名ばかり管理職など、企業側の都合のいいように取り扱われている労働問題についても、資本論では次のように論じている。

『「大洪水よ、わが亡きあとに来たれ!」

これがすべての資本のスローガンである。それゆえ資本は、社会によって強制されるのでなければ、労働者の健康と寿命に対し、なんらの顧慮も払わない。』

この話について志位委員長は、今の、特に大企業(共産党が指す大企業の定義とは、概ね資本金10億円以上の企業)の大半が、自分たちが経営している間だけ儲ければいいわけだから、極端な話、利益が出るのであれば労働者を粗末に扱っても構わないというように論じた。そして、今や数多出てくる労働問題については、自分が経営から降りたときに起こってくれればいい、といわんばかりであるという形でも論じている。

ま、これに関連した話といえば、バブル期における、金融、不動産業界の狂乱的ともいえる乱脈経営など、まさしくそれに当てはまる話。事実、当時経営者だった人間が刑事罰で捕まった例なんてほとんどない。つまり、経済状況が変わったから仕方ない、自分たちが経営者時代にやったことは悪くない、と言わんばかり。

さらに環境問題については、エンゲルスの「自然の弁証法」からこう論じた。

『われわれ人間が自然に対して勝ち得た勝利にあまり得意になりすぎないようにしよう。そうした勝利のたびごとに、自然はわれわれに復讐するのである。』 

これについては、エンゲルス先生のおっしゃるとおりです、というしかないな。まさにその通り。そしてこのことを思うに、「神戸株式会社」と言われた神戸市の経営手法を振り返ってみることがよくある。

神戸市は、山を削ってその土砂を埋め立て、削った山には宅地造成をするなどして開発する手法を続けた。ポートアイランドがその典型例であったが、ポートアイランド誕生を記念して1981年に開催された「ポートピア」は、別に万国博覧会でないにもかかわらず、1600万人を越える入場者があったという、地方博覧会としては空前の人気を誇った。その後もポートピアランドなどの入場者は軒並み多かったし、また、「神戸」といえば、日本では屈指のブランド名を誇り、神戸に住みたいという人も少なくなく、造成した宅地はあっという間に埋まった。しかし、1995年1月17日午前5時45分に発生した大震災を境に、「神戸」の運命は大きく変わった。

「神戸株式会社」の手法は破綻。開発どころか、震災復興に手一杯で、財政は火の車を通り越している。また、ポートピアランドは閉園に追い込まれた。また、神戸から他へ移る人が急増した。神戸株式会社復活の旗印を掲げて開港した神戸空港も、地方空港扱いということで離発着回数は思ったほど伸びていないのが現状。

山を削ってその土砂を埋め立て、削った土地は宅地化する。これはまさに自然の摂理に相反するものといえよう。確かに一定の形ではそれも許されようが、神戸市はそうしたことを繰り返すことによって「商売」にしていたわけである。しかしながら、こうした商売のやり方にはやはり限界があるというもの。それを証明したのがあの大震災であろう。

志位委員長は神戸の話はしていないが、要は特に大企業が公害などを撒き散らした末に、現在の環境危機問題を誘発したと説明。

ま、別にこじつけ論という形ではなかったし、非常に分かりやすい説明だったといえる。もっとも、志位委員長の話をもって、資本主義の限界というようには必ずしも思えないが、あながち間違っていない話でもあり、非常に興味深かった。


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5月21日の波乱レース

2008-05-21 21:04:21 | 競艇

蒲郡12レース

http://cgi.kyotei.or.jp/race/kekka.php?day=20080521&jyo=07&race=12

1名(6)転覆、2名(1、3)フライング。

http://www.webkyotei.jp/rebroadcast/gamagori/new/200805210712G1%u30AA%u30FC%u30EB%u30B8%u30E3%u30D1%u30F3%u7AF9%u5CF6%u7279%u5225%u958B%u8A2D53%u5468%u5E74%u8A18%u5FF5%u7AF6%u8D70.asx

2周2マーク、6が全速ターンに失敗し、波を被って転覆。

1・+.02秒、3・+.01秒


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次は発売削減だな

2008-05-21 09:20:50 | 競輪

ま、この話は競輪に限ったことではないが。

コンドル日記TOOL4 5月20日号

宇都宮記念は日程にやられたのか、90億に達しない久し振りのショック。熊本の場外も6~7千万は通常より少なかった事を考えたら、これが全国の流れに。売上が低下した時には何時も思う事ですが、現在は昼に夜と365日間休みなく、それでも足らずサテライトに本場では、補充のオンパレード。3箇所やる所も。どうしてこんな事をやるのか、ファン一人一人の懐は一緒なのに。それに競輪は人間が体力と知能を駆使するギャンブル。並びがあって、人間特有の感情、それに駆け引きがある複雑なもの。ならば1レースに30分間はファンにも考えさせるべきでしょう。大事なお金が賭けられてる事を考えたら、1日10個レースが限度。そして狙い目を絞り、的中しやすい制度に戻すべき。もう3連単は限度であり、只流してるだけは沢山と思いませんか。


3箇所どころか、サテライト大阪なんて4箇所売るときもあるよ。競艇のボートピアに至っては4場売りが今や通例化。

ま、中央競馬も3場開催のときは今やどこへ行っても全て売っているけど、中央は土日だけ。競輪や競艇はこれが「毎日」続くわけだから、確かに、1日4箇所売ったところで、実際の数字はそんなに上がるわけがない、と考えるのがスジだろうな。

だからではないが、今月8日は開催日なしとなったけど、こうした日が月に1日あるだけでもその意味は大きいというもの。悪名高き「後期高齢者医療制度」が4月より実施され、年金からの天引きということもあり、その分老人の所得は減ってしまう。

所得が減ったら何を一番減らさざるを得なくなるかというと、ギャンブルなんて真っ先だろう。とりわけ、競輪の場合、ファンの平均年齢は70近いとまで言われている。むろん、75歳の「後期高齢者」も少なくあるまい。だとすれば、今度は発売削減が至上課題ではないのか。

というわけで、何度も言っているように、競輪は今、三点セットを実現することが何より。開催削減は徐々に進んでいる。となると次は発売削減。ま、発売削減が一段落すれば、あとは何を言わんか。

選手連は今後も危機感を持ってレースに挑むように。

コメント (6)
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