今週号の週刊競馬ブックの一筆啓上は石川ワタル氏だが、もし日本で海外主要レースの馬券が買えたら、超ウルトラC級の革命的意味を持つと述べている。そして、「第三次競馬ブーム」も夢でないと・・・
一筆啓上によると、香港では今年からブリーダーズカップの発売に踏み切るそう。そして日本も、早く法改正して海外の馬券を買えるようにできないものかと・・・
確かに最近は、日本調教馬の海外への遠征はすっかり通常化している様相も見られ、とりわけ昨年といえば、凱旋門賞、キングジョージという欧州2大レースに日本調教馬が優勝候補の一頭として挙げられたが、もし両方とも日本で買えたらなぁ、と思うファンは少なくなかったはず。
さらに、香港の国際レースあたりだと、日本でもおなじみの外国馬が登場することも少なくない。
ま、第三次競馬ブームがそのことによって発生するかどうかは疑問だが、少なくとも、馬券の選択肢が増えるという点から考えると、せめて日本調教馬が出走予定の海外主要レースは売ってほしい気もする。
それと今はネットであらゆる国の競馬情報が即時に見れる。そして、Bettingコーナーもある。
日本だとインターネットで馬券を購入しようと思えば銀行の口座開設が必要だが、例えばイギリスのブックメーカーだとクレジットカード決済ができるのが当たり前だし、現在、日本国内においてはインターネット上でさえ海外競馬の馬券を購入するのは違法となっているが、これだけの情報グローバル化時代において、単純に違法とするだけでは自らの首を絞めているだけという見方もできなくはない。
確かに法改正を行うには色々な障壁もあるだろうが、何といっても競馬はグローバルギャンブル。近い将来、海外競馬馬券発売解禁を実現せねばならない日がやってくるものと思われる。