公営競技はどこへ行く

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分かっちゃいるけどやめられない?

2007-05-25 15:36:30 | 競馬

毎日新聞より

◇「手続き上、違法性ない」--運営監視委員会

 岩手競馬の経営悪化の背景を検証するために設置された第三者機関「県競馬組合事業運営監視委員会」の第2回会合が22日に開かれ、同組合の高額な美術品購入などの事実が明らかになった。しかし同委員会では「手続き上の違法性はない」としてこれ以上の追及はしない方針だ。
 同委員会は経営悪化や累積債務拡大に至った経過を検証し、今後の運営に生かそうと設立された第三者の監視機関。増田寛也前知事は、競馬組合議会のチェック機能に疑問を投げかけていた。
 同日の会合では、96年の盛岡競馬場(オーロパーク)の建設について、県側が土木造成工事費や周辺道路の整備費が膨らみ建設費が237億円から410億円に膨らんだ経緯を説明した。
 委員からは「当初、オーロパークがある盛岡市新庄上八木田地区は(中心部から離れた山の上にあり)遠すぎるとの意見があったはずだ」と指摘があり、別の委員からも「売り上げが落ちたのに、建設費を増額するのは疑問だ」との声が上がった。
 しかし当時の判断については、「最終的に議会で議決しているので手続き的に違法性はない」と責任追及には至らなかった。
 また組合が79~95年度に美術品53作品約4億400万円を購入していた事実も明かされたが、判断の妥当性について「手続きに違法な点はみられない」(委員長の八木橋伸之弁護士)とするにとどまった。
 委員会は検証結果を元に今後の岩手競馬のあり方も検討する予定。しかし、「危機的な状況なので、制度や商品面で新しいことをする必要がある」と話すにとどまり、具体策は示されなかった。
 公約で「(競馬問題については)失敗を繰り返さないよう徹底した検証を行う」と約束した組合管理者・達増拓也知事の今後の取り組みが注目される。【念佛明奈】


何考えているんだろう?

とはいっても、岩手競馬が「膨張路線」をしてきた頃の話なので、今更追求云々をする必要もないだろうが、競馬廃止推進派にとっては「垂涎の話」といえるのかも。

もっとも、岩手県競馬組合がいかに杜撰な運営方式を行ってきたか、このあともどんどんこういった話がでてきそう。


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