NHKマイルカップで二度に亘って斜行させてしまった吉田豊に、開催日8日間の騎乗停止処分が下された。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2009/05/11/04.html
実質1ヶ月間の騎乗停止処分は史上初のことらしい。
JRAでは、昨年のオークスの例があったことにつき、騎乗停止期間の緩和処置を取ったばかりだが、さすがに、2度の斜行は許しがたい!ということから、1ヶ月間の騎乗停止としたようだ。
しかしながら、騎乗停止期間については、今や開催1日間だけ、といったケースもあるようだが、それだと少々ぬるいのでは。
これは現行ルールになってからの話では?
その昔、まだ降着ルールがなかった頃は落馬させた場合の馬に対する失格措置と共に騎手に対しての騎乗停止期間が開催日8日(実質1ヶ月)だったと記憶しておりますが・・・。
要は今回のケースは、2件の斜行による(1件について開催日4日)合算での騎乗停止が実質1ヶ月なだけの事で、特別驚く事はありません。
>今や開催1日間だけ
リンク先にも記載されていますが、1日だけというのは馬の癖や発走直後に躓いたりとかの「偶発的な」事項が主な原因の場合に適用されますので、騎乗停止処分全体から見ると結構少ない方ではないでしょうか?
以前は騎乗停止が翌日から適用だったんで、土曜日にやってしまうと、日曜日は乗り替わりになってましたね。
そういえば、1982年の5月、京都に初観戦に行った時のことですが、(メインがスワンS)準メインの「地方競馬騎手招待」で田島良保(現調教師)が失格になって、次のスワンSを自主的に騎乗辞退して岩元市三(現調教師)に乗り替わったことがあったことを記憶してます。(ドンテスコシチー?)当時はそういうことが許されたのですね。記憶違いがあるかもしれませんが、当時の優駿のバックナンバーとか専門紙(関西は当時一部200円で、関東より安かった)が直ぐに見つからないので、裏が取れないです。
もっとも、おっしゃるとおりかつては、土曜日に騎乗停止対象となった騎手は、日曜日には乗れませんでした。だから競馬ブックの騎手欄をよく、赤鉛筆で直した思い出があります。