ひどい内容だな

NHKマイルカップの回顧については後で書く。

その前に、レース内容がひどい、というか、人気どころは、レッドスパーダ以外は「やる気」を問われるようなもの。ま、アイアンルックは不利を受けたようだが・・・

逃げるゲットフルマークスの「番手」につけたジョーカプチーノが優勝。2着が3番手のレッドスパーダだったが、大欅を通過した時点では、ゲットとジョーとの間隔は約6～7馬身差。さらにジョーとレッドとの間隔は、約10馬身ほどあった。そして、レッドが「第三先行」みたいな形となって、後続が続くという展開。

このアンバランスな展開だと、いくら東京の直線に坂があり、かつ長いといっても、「豪脚」と呼べるような脚でもない限り、突っ込めそうにはない、と考えるのが普通ではないか。

その上、上位着順に来た馬は大概前々にいた。

昭和40年代あたりまでだったら、場内騒然→事件の可能性さえあったレース内容。ま、NHKマイルカップといえば、まだ14回しか開催されていないというのに、ビックリするような万馬券が飛び出すケースも少なくないが、今回のようなレース内容が続くと、客は暴動こそ起こさないものの、黙って逃げていくことになると思うよ。