公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

こっちは悠々?

2006-09-09 00:02:12 | 競馬

いよいよ、10月1日に凱旋門賞を迎えるが、今年の欧州勢、どうも異変?

10日、G2のフォア賞がロンシャンで行われるが、そこで現在1番人気のハリケーンランと2番人気のシロッコが真っ向対決となるはずなのだが、<ハリケーンランのオッズが最低の50対1。ブックメーカーはハリケーンランは出走しないと見ているのかも。>ちなみに、シロッコはイーブンと断然人気。ハリケーンをサンクルー大賞で破ったプライドがそれに続いている(現在はハリケーンランがシロッコに続く)。

http://horses.sportinglife.com/Racecards/0,12495,210115,00.html

また、同じく10日、G2の3歳重賞、ニエユ賞も行われるが、仏ダービー馬のダルジは出走せず、にわかに人気を上げているレイルリンクや英ダービー2着のドラゴンダンサーらが出走するが、全馬9対2という人気(当初は)でどの馬が勝ってもおかしくない情勢。

http://horses.sportinglife.com/Racecards/0,12495,210117,00.html

さらに、9日、レパーズタウン競馬場でアイリッシュチャンピオンステークスが行われるが、ウイジャボードが1番人気。だが、ウイジャボード陣営はここを最大の目標としており、凱旋門賞への関心は薄い様子。凱旋門賞を回避し、BCへ行く可能性も高い。2番人気は愛ダービー覇者のディラントーマスだが、英インターナショナルSでの敗戦で評価を下げている。

http://horses.sportinglife.com/Racecards/0,12495,209867,00.html

また、英・愛・ヨークのオークスを勝ったアレクサンドローヴァは凱旋門賞出走の意思がなく、目標はBCフィリー&メアターフのよう。そして、英ダービー馬のサーパーシーは果たして凱旋門賞に間に合うのか、といった様相なんだとか。

というわけで、欧州勢は混沌とした様子。対して、ディープインパクトは入念な乗り込みを行っている。7日にはフランスに滞在中の武豊がまたがったとか。

池江調教師は凱旋門賞前の前哨戦は一切使わないと明言し、凱旋門賞まではとにかく乗り込みに専念するが、当然、相手の動向も気になるところ。

だが、ハリケーンランは相当キングジョージでの劇走が応えているみたいだし、3歳馬にこれといって大物はいないみたい。強いて言えば牝馬のアレクサンドローヴァだったが、出走しないようだし。

ま、勝つためのお膳立ては揃ったみたい。今回はNHK総合が生放送を行うことが決定したし、深夜ながらも、パブリックビューイングが何箇所かで行われる予定。深夜の「大熱狂シーン」が展開されるのか?

しかし、欧州G1で、それも凱旋門賞ってそんな「甘い」レースか?でも勝てるチャンスはエルコンドルパサーのとき以上にはありそう。

(追記)

これを書いた後、ハリケーンランのオッズが一気に下がって5対4までに。

出走しないだろうと高をくくっていたブックメーカーが一気にオッズを引き下げた模様。


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