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産経新聞のNHKマイルカップ展望

2013-04-30 09:33:12 | 競馬
NHKマイルC 実績馬の巻き返しに期待し高配当狙え



産経新聞 4月29日(月)20時49分配信

春の3歳マイル王決定戦であるNHKマイルC(GI、東京競馬場、フルゲート18頭)が5月5日に開催される。4月21日の最終登録には牡・牝馬27頭がエントリーしたが、ここ3年で1番人気が3連勝する“鉄板レース”になっている。ただし、2009年には単勝10番人気のジョーカプチーノが1着に入線し、3連単は238万1660円。07年には17番人気のピンクカメオ(牝馬)が1着に来て、3連単は実に979万9870円というとんでもない高配当の馬券が飛び出している。

 今年の登録馬を眺めると、そこまで高配当の馬券が飛び出すかどうか。まず目に付くのが、前走のニュージーランドT(GII、芝1600メートル、中山)の勝ち馬エーシントップだ。道中3~4番手と前方でレースを進めたものの、終始、外めを回らされる厳しい展開になった。だが、ゴール前でレッドアリオンとの競り合いに力負けすることなく粘り込んだ勝ちは内容が濃かった。2走前のシンザン記念ではハナを切っての展開も、最後の直線で35秒0の切れる脚を使って追撃してきたヘミングウェイをクビ差しのいでみせた。しかも【5・0・0・1】の全成績のうち、左回りは【2・0・0・0】と相性がいい。

 前走でJRAの重賞レースをステップにした馬は過去10年で【10・10・6・108】と、1、2着の連対に絡んでいる。さらに、前走の重賞で3着以内に入った馬は過去10年で【8・6・1・34】と連対率は28・6%に及ぶ。エーシントップは3走前のGI朝日杯で勝ち馬から0秒7差の8着に敗れているが、過去10年で3着以内に入った馬はGIで8着以内となった経験がある。

 都合の良いデータばかり並べたが、ひとまずはエーシントップの軸をデータからも裏付けられる格好となる。

 ただ、エーシントップを軸に推しては、一攫千金の機会を逸しようというものだ。思い切った選択が必要だ。

 昨年、15番人気で3着に来たクラレント。前走の弥生賞は11番人気で勝ち馬から0秒8差の12着。2走前の朝日杯は2番人気で0秒7差の7着、3走前の東スポ杯は2番人気の13着と惨敗が続くが、人気は弥生賞になって落ちたものの、それまで人気を持続。4番人気だったデイリー杯2歳Sは2番目に速い上がりで2着に0秒1差をつけて勝っている。09年1着のジョーカプチーノも前走ニュージーランドTを3番人気で0秒3差の3着、2走前のファルコンSは4番人気で勝っており、3走前の萌黄賞(3歳500万下)を4番人気で2着に0秒3差で1着に来ている。07年のピンクカメオも前走・桜花賞は8番人気で14着に負けたが、2走前の菜の花賞は3番人気で1着、3走前の阪神JFは8番人気で8着も、その前の混合戦くるみ賞(2歳500万下)では1番人気で勝っており、人気の低い駄馬という訳ではない。

 これに合致しそうなのが、前走・ニュージーランドTを1番人気で9着のゴットフリート、前走・京成杯で1番人気の10着フラムドグロワール、前走・ニュージーランドTで4番人気の7着マイネルホウオウだ。

 ゴットフリートは2走前の共同通信杯を2番人気で勝ち馬に0秒2差の2着、3走前の朝日杯を3番人気で0秒4差の3着、4走前のきんもくせい特別(2歳500万下)は5番人気で1着に来ている。

 フラムドグロワールは前走の京成杯を1番人気で勝ち馬から1秒0差の10着、2走前の朝日杯は5番人気で0秒5差の4着、3走前のいちょうS(オープン)を2番人気で1着、4走前の芙蓉S(オープン)を2番人気で0秒2差の2着。マイネルホウオウは前走・ニュージーランドTを4番人気で0秒5差の7着、2走前のスプリングSでは皐月賞勝ち馬ロゴタイプに11番人気で0秒3差の3着と善戦。3走前のジュニアC(オープン)を1番人気で1着、ひいらぎ賞(2歳500万下)を1番人気で1着と勝っている。

 エーシントップの馬券に、近走で結果を残せず人気が下がると見られる以上の3頭を絡めれば、配当も期待できるのではないか。実績馬の巻き返しに期待だ。

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