公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

おう!日本選手権組み合わせ決定や!

2012-10-02 19:19:20 | スポーツ
大師匠ツイッター

本日の午後、日本選手権の組み合わせが決まります。都市対抗以上にブログで盛り上げて下さい!

(追記)

おう!決まったわ!(PDFファイル)(by 大師匠)

おっ!11/11(日)は準々決勝4試合やるな。

『おう!ド腐れ!全部見るんやぞ!』

えっ?滅茶苦茶しんどいな・・・

コメント (1)
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10月2日の優勝戦・重賞結果

2012-10-02 16:50:50 | 各日の公営競技
・競艇

多摩川 間嶋仁志 2121331

・オートレース

船橋 中村雅人 1111

・地方競馬重賞

金沢 白山大賞典(JpnIII) ニホンピロアワーズ

ニホンピロアワーズが圧勝。地元・金沢の強豪、ナムラダイキチが4馬身差の2着。

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続 「地方紙」の野田内閣改造への論調

2012-10-02 15:41:24 | 政治経済問題
野田改造内閣 難局越えるには非力だ(10月2日)<北海道新聞>

野田佳彦第3次改造内閣がきのう発足した。

 政権発足後わずか1年1カ月で3回目の内閣改造である。副総理、外相、防衛相、官房長官などは留任させた。新閣僚には民主党代表選や国会対策での論功行賞が目立つ。首相は「近いうちに」衆院解散・総選挙を行うと言い、衆院議員の任期も残り1年を切った。民主党政権最後の内閣となるかもしれない。なのに新たな布陣には難局を乗り越えようという危機感が感じられない。内政、外交とも重要課題がめじろ押しだ。与野党の政治力を結集できる体制を構築しなければならない。首相は記者会見で「内外に山積する課題を克服するチーム力を発揮したい」と意欲を語った。だが適材適所の人事とは言い難い。

 補正予算や新年度予算編成を控えた財務相に城島光力前国対委員長、環境相兼原発事故担当相に長浜博行前官房副長官を充てた。2人は新ポストの政策に明るいとは言えない。城島氏や前原誠司国家戦略相、樽床伸二総務相は民主党幹部として消費税増税法案成立に努力した。旧民社党系の田中慶秋法務相、小平忠正国家公安委員長は代表選で野田氏をいち早く支持した。三井辨雄厚生労働相、中塚一宏金融担当相は小沢一郎元代表から離れ、党に残った。こうした功績を理由に入閣させるのではあまりに内向きだ。一方で代表選での対立候補の入閣はなかった。周りを「身内」で固めて党内融和が進むのか疑問である。

 田中真紀子文部科学相は次期衆院選対策や中国とのパイプづくりが狙いとされる。だが小泉純一郎内閣の外相として資質を問われた。起用は民主党の人材不足の表れでもある。留任閣僚の仕事ぶりも国民の期待からは遠い。岡田克也副総理が担当する社会保障制度改革は、最低保障年金創設のめどが立たない。枝野幸男経済産業相の下では「原発ゼロ」政策の骨抜きが進む。

 首相は尖閣諸島国有化に対する中国の反発が「想定を超えた」と語り外交下手を露呈した。玄葉光一郎外相はその首相を補い切れていない。森本敏防衛相は米軍基地問題で政府と沖縄県の溝を埋められずにいる。新内閣は難局を切り開いていく迫力に欠けると言わざるを得ない。自民党は安倍晋三総裁と石破茂幹事長による新体制が対決姿勢を強める。野党が不信感を抱く輿石東幹事長を先頭に、衆院選挙制度改革などを処理できるか予断を許さない。

 「近いうちに解散」の約束を果たさなければならない。新内閣ができることは限られる。首相は政策の優先順位を明確にし、重要課題を少しでも前に進めなければならない。



果たして、適材適所に大臣を配置したのか?という話だな。


内閣改造 選挙布陣、難題対応に疑問(福井新聞)

野田佳彦首相が昨年9月、首相に就任以降、約1年で4回目の組閣だ。4~5カ月の間隔で実施している。その都度「適材適所」「最強の内閣」と強調しながら、不適切な人材登用で改造に追い込まれてきた。今回も各所に疑問な布陣が露出。統治能力と統率力が問われる第3次改造内閣である。次期衆院解散・総選挙を意識し、政権浮揚を図る狙いもあるのだろう。だが政権党として山積する懸案を解決し、早期解散を図ることが野田政権に課せられた最大の責務だ。党首会談を早急に開き、行き詰まり打開の道を探るべきである。顔ぶれは18人中10人が交代。大幅改造だが、岡田克也副総理、前原誠司国家戦略担当相、枝野幸男経済産業相、玄葉光一郎外相らおなじみの実力者が要職を占めているのは、民主党の人材不足の裏返しといえる。

 野田首相と代表選を戦った3人は一人も入閣せず、出馬要請を受けながら見送り、野田支持に回った田中真紀子氏が起用されたのはいかにも論功行賞。党内融和が図れるか疑問だ。初入閣の城島光力財務相、樽床伸二総務相、田中慶秋法務相、小平忠正国家公安委員長、三井辨雄厚生労働相は国会対策委員長や幹事長代行など党の要職を歴任。国会対策を重視した結果だろうが、いずれも「入閣待望組」であり、順送り、たらい回しの側面は拭えない。

 田中真紀子文部科学相は奇異に映る。多分に次期衆院選向けの「発信力」と選挙戦での「破壊力」を期待したのかもしれないが、小泉政権で外相を務め、更迭された経緯がある。文教関係は安倍晋三自民党新総裁も重視する重要な分野。高速増殖炉もんじゅの取り扱いもある。適材か、危うさが残る。野田首相は改造の目的を「内外の諸課題に対処するため」として「内閣機能の強化」を掲げた。外交・防衛の2閣僚を留任させたのは当然としても、福島原発事故対策の最前線にいる環境相兼原発担当相を代えたのはなぜか。若手の細野豪志氏を選挙用の顔として党政調会長に充てたとすれば、内閣機能強化に逆行し、地元軽視も甚だしい。

 拉致問題の前進へ北朝鮮との協議が注目される拉致担当相はまたも交代だ。難題にはじっくり腰を据えた対応と人的つながりが不可欠で、「猫の目内閣」では展望が開けない。組閣の日、米軍新型輸送機MV22オスプレイが沖縄普天間飛行場に配備された。「世界一危険」とされる飛行場へ墜落事故やトラブルが相次ぐ新型機配備に対し、県民は強く反対している。政府は米側に追従し「運用の安全性は十分確認された」と宣言し、沖縄の声を無視した。

 現場感覚に疎い政権が繰り返す拙速な対応である。藤村修官房長官は「丁寧に説明する。これに尽きる」と言いながら、打開策を持ち合わせていない。野田首相は「本土への訓練移転を進め、全国でも負担を分かち合っていくよう努力したい」と述べた。これでは「危険」をばらまくようなものだ。政策課題解決能力の欠如、改造しても政治の劣化は止まらない。



拉致問題をたらいまわしにするな、という点に触れられているのが特徴か。

コメント (4)
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「地方紙」の野田内閣改造への論調

2012-10-02 15:25:44 | 政治経済問題
野田第3次改造内閣発足 政治を再び「民」の手に(東京新聞)

野田第三次改造内閣が発足した。マニフェストに違反し、民意から離れた野田政権継続の是非を衆院選で問い、政治を再び「民(たみ)」の手に取り戻したい。昨年九月に就任した野田佳彦首相にとって、発足時の組閣と内閣改造合わせて四回目の閣僚・民主党役員人事だ。今回は半数近い八閣僚が留任とはいえ、約一年で四回の人事は、政権の迷走ぶりを象徴しているようでもある。首相は記者会見で、閣僚・党役員人事について「山積する内外の諸課題に対処するため、政府・与党の連携を深め、内閣機能を強化する」のが狙いと説明した。

◆人事、1年で4回に

 内外の諸課題に的確に対応し、国民の生活を豊かにするための政策実現に向けて、政府と与党が連携して政権運営、政策遂行に努めるのは当然である。前原誠司政調会長を国家戦略担当相に、樽床伸二幹事長代行を総務相に、城島光力国対委員長を財務相に起用する一方、安住淳財務相を幹事長代行に、細野豪志原発担当相を政調会長に就ける「たすき掛け人事」を行ったのも、政府と党の一体感を高め、政策遂行の原動力にする狙いからだろう。野田氏の党代表としての任期はあと三年間あるが、衆院議員、つまり首相としては長くても来年八月までだ。その限られた間、自らが思い描く政策実現のために、できるだけ長く首相の座にいたいと思う気持ちは分からないでもない。首相が年内にもロシアを訪問することで合意したり、来年度予算編成に意欲を示すのは、そうした思いの表れに違いない。しかし、首相には忘れてもらっては困ることがある。それは、二〇〇九年衆院選の民主党マニフェストに反する消費税増税を強行した野田内閣には、もはや政権の正統性がないという現実だ。

◆国民の思いと乖離

 マニフェストは国民との契約である。社会保障を抜本改革し、その財源は消費税でなく、税金の無駄遣いをなくして創り出すと民主党は訴え、国民は政権を託した。代議制民主主義である以上、国会での議論や状況の変化に応じ、公約がそのまま実現しない場合もあり得ることは理解する。とはいえ、税金という議会制度の成り立ちにもかかわる根幹部分の公約を変えるのなら、国民にその是非を問うのが筋だ。消費税増税以外でも、野田内閣の政策は、国民の思いと乖離(かいり)していると感じざるを得ない。例えば原発政策。政府の討論型世論調査でも三〇年までの原発稼働ゼロを求める国民が半数近くと圧倒的なのに、それを最大で十年間も猶予する甘い目標を定め、それすら閣議決定しなかった。首相が「一時的な感情でなく、原発に依存しない社会を目指す国民の強い覚悟を、政府も受け止める」と言っていたのは、またもや食言だったのか。きのう、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場への配備が始まった米海兵隊の垂直離着陸機MV22オスプレイの問題も同様だ。墜落事故が相次ぎ、安全性が確立されたとは言い難い。報道各社の世論調査で日本への配備反対論が多数を占めても、首相は形ばかりの事故原因調査で「安全性は十分確認できた」と結論付ける。内外多難な時期に衆院解散による政治空白は避けるべきだとの声もあるが、国民から遊離した政権が続くことこそ、政治空白だ。ただ、野田民主党から安倍晋三新総裁の自民党に再び政権が移っても、政治がよくなる確証はまだ得られていないというのが国民の率直な思いではないか。巨額の財政赤字や、ずさんな原子力行政、官僚主導政治、沖縄県民の過重な米軍基地負担など、民主党政権が苦慮しているほとんどが自民党政権の「負の遺産」だ。自民党が現実的な解決策を欠いたまま政権復帰しても、同じことの繰り返しだ。政権が代わるだけでよりよい政策が実現するというのは幻想にすぎない。これは前回衆院選の教訓でもある。正統性を失った首相はただちに衆院解散に踏み切るべきだが、最高裁が衆院「一票の格差」を違憲状態と指摘したことは無視し得ない。与野党は党利党略を超え、格差是正を優先させる必要がある。

◆政策の徹底議論を

 格差是正の法律が成立しても小選挙区の区割りに三カ月、新選挙区の周知期間に一カ月は必要とされる。つまり衆院選は当分先だ。ならばその間、各党は国民の中に分け入って声を聞き、政策を徹底的に議論し、衆院選マニフェストとして磨き上げたらどうか。有権者は政策を吟味し、次期衆院選で政権を委ねるに足る政党・議員を選ぶ。そうした地道な作業が、政治を再び「民」の手に取り戻す第一歩になる。



東京新聞は以前より一貫して「原点回帰」を主張しているな。


野田改造内閣 難局を乗り切れるか(信濃毎日新聞)

野田佳彦首相が3度目の内閣改造に踏み切った。「近いうち」の解散・総選挙を求めて攻勢を強める野党に対抗し、閣僚の布陣を変え、政権の基盤を強化する狙いがある。内政・外交の課題は一段と難しさを増している。閣僚を入れ替えたとしても、難局を乗り越えるのは容易ではない。むしろ、なぜいま内閣改造なのか、との疑問が募る。政権運営の苦しさがにじみ出た人事である。目玉は田中真紀子氏を文部科学相に、前政調会長の前原誠司氏を国家戦略担当相に起用したことだ。人気や話題性のある両氏を閣僚に据えることで、内閣の発信力を高めたいのだろう。田中氏には小泉純一郎政権下、外交業務を混乱させたとの理由で外相を更迭された過去がある。田中氏にも言い分はあるだろうが、リスクの伴う人事といえる。前原氏も歯切れの良さが持ち味だが、集団的自衛権の行使を容認するなど前のめりの発言が目立つ。国家戦略担当相は、要のポストである。“独走”は大きな失点になりかねない。内閣の意思統一を丁寧に図る必要がある。社会保障と税の一体改革や領土問題などについて、首相は継続性を重視し、副総理、官房長官、防衛相、外相などを留任させた。

 一方で環境相兼原発事故担当相を務めた細野豪志氏を政調会長にした。代わった長浜博行氏が福島県の被災者らと信頼関係を築き、軌道に乗せるまでには新たな時間を要する。これでは肝心の福島再生や原発事故処理に懸ける首相の意欲が問われかねない。首相は記者会見で、公債発行特例法案の処理、一体改革の遂行、「1票の格差」是正と定数削減を緊急課題に挙げた。震災復興、原発事故との闘い、外交・安全保障上の課題にも言及し、「決断する政治を一歩でも二歩でも前に進めていく」と決意を述べている。取り組むべき課題ははっきりしているが、前途は多難だ。自民党の安倍晋三総裁と公明党の山口那津男代表は、年内解散を求めていくことで一致している。首相が先送りの姿勢を見せれば、公債法案などをめぐり攻防が激化する恐れがある。内閣改造を行っても、事態が好転する保証はない。尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化は深刻なレベルに突入している。政府・与党だけでなく、野党のパイプも活用した外交努力が欠かせない。不毛な対立で時間を浪費するゆとりはないはずだ。野田政権の正念場である。



こちらは一貫して野田政権前途多難、だな。

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ガールズグランプリ出場選手出揃う

2012-10-02 10:19:26 | 競輪
中村由香利V!ガールズGP出場/京王閣(日刊スポーツ)

ガールズGP出場権をかけた一戦は、地元の中村由香里(31=東京)が3度目の優勝を飾った。最終2角3番手絶好から痛烈まくり。初代女王をかけたGPは同じ京王閣で12月28日に開催される。今シリーズまでの平均競走得点7位までが当確ライン。中村はランク3位をゲットした。1位中川諒子から6位タイの小林莉子と荒牧聖未までが候補選手で選考委員会を経て、今月下旬に正式発表される。


確か、1位中川、2位加瀬、3位中村、4位中山、5位増茂、6位小林と荒牧、だったかな。

(追記)

ガールズGP中川諒子、加瀬加奈子ら当確(日刊スポーツ)

ガールズGP出場権を懸けた京王閣ガールズケイリン決勝が1日に行われ、地元の中村由香里(31=東京)が通算3度目の優勝を飾った。初代女王の座を争うガールズGPは、同じ舞台で12月28日に開催される。今シリーズまでの平均競走得点7位までが当確ライン(6位は同率)。中村はランク3位をゲットした。中村以外の順位は、1位・中川諒子(28=新潟)2位・加瀬加奈子(32=新潟)4位・中山麗敏(30=神奈川)5位・増茂るるこ(20=東京)6位・小林莉子(19=東京)荒牧聖未(22=栃木)。以上7人が候補選手で、選考委員会を経て今月下旬に正式発表される。
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岩上ツイッター

2012-10-02 08:37:32 | 政治経済問題
も「長い」!

けど、「面白い」。

岩上安身ツイッターより

歴史から学ばない者は、歴史に報復される。日本人は近現代史を学校で学ぶことがほとんどない。これは、よく知られた事実だ。しかし、日本人に最も影響を与えている国である米国の歴史を、ほとんど学んでいないことは、自覚していない。米国史を知っていると思い込んでいるだけである。

「すべての人は平等に創られている。すべての人は創造主によって、一定の譲ることのできない権利を与えられている。これらの権利のなかには、生命、自由、幸福の追求の権利が含まれている」と、トーマス・ジェファーソンは独立宣言の前文で高らかに宣言した。その一ヶ月後……。

……ジェファーソンは、独立宣言の一ヶ月後、私信の中でこう書いている。「インディアンが戦争を開始したのは遺憾だ。(中略)こんな卑劣な奴等の力を早く弱めるには、奴等の国の中心部まで戦いを推し進めるしかない。いや、そこでやめるつもりはない。……

……断固としてこう言ってやろう。お前らの家族がわが植民地から引き揚げるのは勝手だが、覚えておくがよい。決して二度と、もとの居留地に帰れないばかりか、一人でもこの地に残っているかぎり、われわれは断じて最後まで追いつめて戦うであろう、と」。

…以上は、小倉英敬氏が、「侵略の合州国史」の中で、富田虎男氏著「アメリカ・インディアンの歴史」から引用しているくだりである。小倉氏は、こう記す。「略奪者であった者たちが、正義は自分たちにあるかのように、そして犠牲者が戦争を仕掛けたかのように事実を歪曲する詭弁を弄した……

…アメリカ合州国は、このような偽善と詭弁の上に、先住民の犠牲の上に建設された。(中略)このようにアメリカ独立革命は、一面ではイギリスの重商主義的な抑圧に対する植民地人の独立と自由のための戦いであったが、一方で、その独立と自由の基礎となる土地の支配権を確立するため、……

…そこに居住する先住民の領土を侵し、独立と自由を奪う征服戦争であった。独立宣言の中で謳われた「すべての人」とはヨーロッパ系の住民のみをさし、先住民は黒人奴隷とともにこれには含まれていなかった」。…

このような先住民に対する「浄化(虐殺)」と「排除」の徹底を通じて、広大な土地を力づくで奪い、我がものとしたら最後、所有権の正当化を厚かましくも主張し、その結果、建国されたのが米国なのであり、その残酷さと強欲さと厚顔さは、それ以降も改まることなく、現代まで継続している。

先住民に対して、言いがかりをつけては攻撃を仕掛けてきた歴史は、今日のイラク戦争開戦の口実となんら変わらない。また、遺伝子組み換え技術を用いて、自然界の農作物の種子をいじり、それを理由に特許や知的財産権を主張して我がものとする手口も、土地の占有と本質的には同じである。

土地はかつて富を生み出すほぼ唯一のソースだった。土地の支配に血道を上げたのは、土地が農業生産のための基盤だったからであり、工業化以降は地下資源を確保するためでもあった。土地が「私的所有」し尽くされた今日、フロンティアは生物資源等に移りつつある。武器は知的財産権である。

TPPやACTAなどへの警戒を怠るわけにはいかないのは、それらによって知的財産権の保護強化がはかられ、預かり知らぬうちに、生物資源などが片っ端から囲い込まれてしまう恐れがあるからだ。「モンサントの不自然な食べ物」のマリー監督は、それを侵略戦争と呼んではばからなかった。

現代の侵略戦争は、情報の分野でも闘われるのだ。侵略戦争と聞くと、恐ろし気である。が、問題は戦争そのものではない。どんな苛烈な戦闘もいつかは終わる。問題はその後の支配と搾取である。

日本人は「戦後」を、豊かさの歩みとして経験してきた。が、これが冷戦の副産物だったことは、十二分には理解されていない。冷戦の終焉とともに、帝国たる米国は、従属国に寛容さを示す必要がなくなった。中断・休止していた搾取のプロセスが再開されたことに、我々は気づかなくてはならない。

だが、この自覚は困難なものになるだろう。劣位にあることの自覚は、自尊心が高すぎる場合、痛みと苦しみを伴う。また、強大な帝国と対峙する恐怖は、時に、帝国への一体化という幻想へ押しやる動因として働く。「怖い」からこそ、「.離れる」のではなく、さらに「くっつく」。共依存の深化。

アメリカ合衆国そのものと、全面的に同一化できないことは、誰でも理解していることだ。冗談としてならともかく、日本は米国の51番目の州になりえない。米国が日本人に合衆国大統領と連邦議会の選挙権を平等に与えるということはあり得ないと、少し考えればわかることだ。

同一化の対象は、<帝国>の原理である。米国そのものにはなれないし、米国にとって代わる覇権国にもなれない(80年代のバブル期には、パックスアメリカーナの次はパックスジャポニカだ、日本が世界の覇権国になるのだ、などという夜郎自大な説を唱える評論家もいたが)。

しかし、極東に地域を限定してのミニ帝国にならなり得るのではないか。こう気づいて俄然張り切りだす人士は少なくない。米国の中の帝国の原理に同一化し、かつ米国とは対峙しない。自らが外国の軍隊に占領されている現実も忘れ、自身の中に眠る、内なる帝国の甘美な幻想に耽ることができる。

むろんそれは、リアリティーを著しく欠いた帝国ごっこにしかなり得ない。日本が、領土問題で逆上した挙句、隣国と戦争を始めたとして、それはかつての、資源獲得のための領土拡張戦争でもなく、市場獲得を狙った権益確保のための戦争でもない。コドモじみた喧嘩がせいぜい、何の益にもならない。

どんな戦争であれ、目的があり、利害得失の計算もあるものだ。目的も、損得勘定も、見定めぬまま突っ走るのであれば、街場のチンピラの喧嘩とさして変らない。益にも役にも立たないどころか、その喧嘩は、徹底的に利用し尽くされ、高い代償を支払わされるだろう。



自民党の「極右議員」、民主党(みんなの党や維新にもいたな)の「超タカ派議員」は自覚してるか?

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民主党「転向」の理由

2012-10-02 08:18:32 | 政治経済問題
人からコンクリートへ 民主党が転向した理由とは?

長文なので、上記リンク先を参照してください。

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デインドリーム、馬伝染性貧血感染か?

2012-10-02 06:22:59 | 競馬
Patrick Barbe, spokesman for Danedream's part-owner Teruya Yoshida, tells the Racing Post she could be prevented from contesting the Arc...

..a horse at the same training centre in Cologne, but stabled well away from Danedream, tests positive for EIA, also known as swamp fever...

..German authorities meeting to discuss whether to impose travel ban on horses stabled in and around Cologne racecourse. Barbe tells RP...

(上記3つとも、レーシングポスト)


太字の、tests positive for EIA とは、馬伝染性貧血(Equine Infectious Anemia)に陽性反応がみられた、ということ。

こうなると、デインドリームは出走はもちろん、競走馬としても終焉を迎えることになってしまうが・・・

(追記)

もっとも、上記の文面だと、ケルンのトレセンで発生した事例とはいえ、デインドリームは隔離されていた、という話だが。

(追記)

吉田直哉(ケンタッキー州WF社主)のツイッター

ケルン(ドイツ)で伝染病発生。欧州内衛生条件によりデインドリームは輸送が禁止され、凱旋門賞には出走できないとフランスギャロから発表。同様の理由で昨冬に繁殖牝馬を同国へ輸出した際、繋養先の選択で随分悩んだ。ERV等の罹患報告があると発生場所への移出入が一切禁止されるからである。

吉田直哉(ケンタッキー州WF社主)のツイッター

来週のケルン開催は中止。陽性例が増えた場合は検疫期間延長の場合も。この病気は安楽死処分も認められる深刻なもの。日本の農水省の判断によっては、凱旋門賞後の日本馬の帰国やJC出走予定馬のスケジュールにも影響が出る可能性がある。米国への輸送についても同様で、波紋が広がらないことを願う。

(追記)

Danedream Arc bid in doubt after outbreak(レーシングポスト)

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