公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

ダービーグランプリ、ダート交流重賞グレード返上

2007-12-26 16:50:23 | 競馬

地方競馬情報サイトでは20日付のリリースだが、例年9月に開催されているダービーグランプリが来年度より交流重賞のグレードそのものを返上することになった。

http://www.keiba.go.jp/dirtrace/dirt_info_071220.html

しかも今後のダービーグランプリの実施そのものも、現在のところ未定という。但し岩手の他の3つの交流重賞は来年度も行われる予定。

今年は馬インフルエンザの影響でJpn1としてのレースができなくなってしまったが、それ以前にも中央競馬の土日祝3日間開催のあおりを受ける形で、とりわけ関西地区ではここ数年、JRAの各競馬場・ウインズはもちろん、園田までもが中央に食われることを恐れて場外発売すらしていなかった。

しかしながら、ダート格付け委員会が発足した際、実は現3歳重賞競走としては、このダービーグランプリこそがG1(当時)にもっとも相応しいレースだという評価を受けていた。対してスーパーダートダービー(後にスーパーチャンピオンシップと名称が変わり、2001年を最後に廃止)は新設ということもあってG2の扱いに止まり、この決定に対して大井競馬が激怒したのは有名な話(1999年にジャパンダートダービーを新設して、G1と認めさせる)。

過去にスイフトセイダイ、イシノサンデー、レギュラーメンバー、ゴールドアリュール、ユートピア、カネヒキリなどが勝った名レースも、来年は存続さえも危ういとは。

それはまた、ある意味、日本競馬界の危機的な流れを示唆しているようにも感じる。

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ドリームパスポート転厩へ

2007-12-26 16:12:58 | 競馬

どうやら、オーナーと調教師との間に考え方の相違があったとして、ドリームパスポートが、現栗東・松田博資厩舎から、美浦の稲葉隆一へ転厩する見通し。

http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2007/12/26/02.html

一番の要因は、松田厩舎に所属する、今年、JRAでは勝ち鞍ゼロの高田潤を有馬記念で騎乗させたことにあるみたい。

しばし調教師とオーナーが対立して転厩するケースはあるが、最近では比較的珍しい。

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