公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

基本が全て

2007-11-06 17:31:49 | 競馬

昨年の今頃あたりから競技そのものも廃止に追い込まれつつあったばんえい競馬(ばんば)が予想以上の盛況ぶりだとか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000073-san-spo

まず客が競馬場へと来てくれていることが一番の要因。前年対比1.8倍というのは相当な数字。すると次第に売り上げもついてくるようになった。

これまで、ばんばといえばコアな客に支えられているだけだった。ばんばに一度のめりこんでしまえば競馬はつまらなくなる、、といったファンに支えられてきたわけだが、次第にそうした客層が少なくなり、また4市事務組合の事なかれ主義のため、施設改善さえ行われず、加えてPRはもちろん、馬券を売ろうという姿勢さえ見えなかった。

ばんばのレースは少なくとも1日4~5レース買わないと面白くない、というか、それくらい買わせるだけの「面白さ」がある。それと買い方といえば5~6頭のボックス買いをして、1フォーカスの金額はできるだけ抑えるというやり方をすれば、過去に3回ほど現地にて経験したが、あまり損はしなかった。ちなみに専門紙は馬とブックが発売されているが、両方買ったほうが無難。2紙の見解が異なることが多いから。ただ慣れてくれば、どちらかというと馬だけでいいかも。

ま、最初はただ見ているだけでも面白いもので、特にゴール前で「馬が止まってしまう」なんていう経験は他の公営競技では見られないもの。したがって他だったら、

「あ~。もうだめだ!」

となるケースでもばんばだったら一転するケースもよくある。

それと馬と一緒に「走る」ということができるというのも面白いねぇ。特に第一障害へ向けての攻防については、はっきりいって人間のほうも全速力でダッシュしないことには「追いつけない」。

別に馬券を別に買わずとも、また馬券を買っても1日楽しめるばんばなだけに、PRの仕方は色々あるはずで、とりあえずは観光スポットとしての役割に目をつけた形で今年度は飛躍的に業績を伸ばしたが、より客に面白くばんばを楽しんでもらうためには、こうしたあたりもPRしたほうがいい。

ところでホッカイドウ競馬再生についても意見が求められているようなので、おって私見を述べていくこととする。

コメント (3)
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