公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

インフルエンザ禍

2007-08-16 16:01:07 | 競馬

東西トレセンで馬インフルエンザにかかった馬がいる疑いがあるとして今週の開催が危ぶまれていたJRAだが、予定通り開催されることになった。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=22329&category=A

しかし、本日旭川で出走予定のJRA所属馬は全て出走除外。したがって各レースのメンバーはこうなった。

8レース、リゲル特別。6頭出走取り消し。出走予定馬は7頭。

http://race.netkeiba.com/?pid=race_nar&id=c200734081608

11レース、ブリーダーズゴールドカップ。4頭出走取り消し。出走予定馬は8頭。

http://race.netkeiba.com/?pid=race_nar&id=c200734081611&mode=shutuba

というわけで、本日の旭川競馬の8・11レースについては大幅にメンバーが変更することになった。

ちなみに馬インフルエンザは馬同士における感染が発生する可能性はあるが、人には感染しないとのこと。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=22326&category=A

コメント (2)
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脱官僚色

2007-08-16 09:38:58 | 競馬

9月1日より、JRA理事長に土川健之氏が就任するが、1968年に日本中央競馬会に入会したという「生え抜き」。理事長としては史上初となる生え抜きとなる。

http://www.netkeiba.com/news/?pid=news_view&no=22304&category=A

1966年より当ポストは農林水産省の歴代事務次官経験者が就いてきたが、官僚の天下りに対する批判があらゆる方面において強まる中、JRAもついに屈した形となった。

JRAはパートワン国になったとはいえ、中身はまだまだ旧態依然。グレード競走に外国馬が出走する機会はいまだ極めて少ないし、国際競走においては、今や香港やUAEにも見劣りする有様だ。

これまでは単純に売上げだけに執着すればよかったが、これからは競走、番組体系といった中身が一層重要視される。したがってこれらの点に早い段階から着手せねば、パートワンとしての地位は維持できまい。

一応、参与会議の諮問においては、JRAはほとんど従来の形を変える必要がないと判断された。しかしファミリー企業間の随意契約比率が高く、開催経費がかかりすぎているという話は前々から絶えない。

一説によると、年間売り上げが2兆5千億円を下回るようなことがあれば赤字転落も囁かれているようだが、そもそも年間で兆を売り上げる業界などごくわずかしかないことを考えると、今から経営体質を変えていく必要性があると考えられる。

JRAの体質改善へ向けての着手はすぐにでも行ってもらいたいものである。


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